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「いわき時空散走フェスティバル2024春」開催!

「いわき時空散走」は、「時空を超えた地域の物語を紡ぎながら、自転車で走っていきたい」をコンセプトに、いわき市内各所にてマップの作成やツアーの実施を行っています。

2024年5月の「いわき時空散走フェスティバル2024春」では、これまで作成してきた3つのコースに、「平編」「赤井・平窪編」の2つのコースを加え、5つのコースのツアー・マップのお披露目を実施いたします。

皆様のご参加、お待ちしております!



|エリア紹介|

5/2(木)大野・玉山エリア

「忍夜恋曲者!滝夜叉姫ゆかりの地を求めて
~玉山鉄道跡からいわき最大の前方後円墳・玉山古墳へ~」

金・銀・銅などを産出する鉱山地帯、玉山エリア。そこにいわき市最大の玉山古墳が作られています。そんな玉山には将門の娘・滝夜叉姫が隠れ住んだという不思議な伝説もあります。また八茎鉱山は戦国時代に常陸太田城主・佐竹氏が開発して江戸時代は磐城平藩が経営しましたが、明治時代に入ると近代的な鉱山経営が開始。磐城セメントの工場も作られ、集落も一大発展を遂げました。トロッコが入った道をなぞりながら、大野・玉山を目指します。

【日時】2024年5月2日(木)10時~15時
【集合・解散】ワンダーファーム
※当初は四ツ倉駅としていましたが、ワンダーファームに集合となりました。
【備考】こちらのツアーは途中昼食休憩をはさみます。また、昼食は持参の上ご参加ください。

【サポーター】
松本恵美子(まつもと・えみこ)

いわき生まれのいわき育ち。自称「い」わきの中の蛙。1981年より地元のアマチュア劇団「劇団いわき小劇場」にて活動。2015年より土地とそこに生きる人々の物語を演劇にする集団「劇団ごきげんよう」に参加。これまでにいわき市内各所を巡りながら作品を上演。母校の大野中学校の閉校にあたり最後の卒業生と『坂を登れば』という作品を制作したことを機に、閉じていく土地について考えるようになる。2023年より「いわき時空散走」に関わるようになり、ゆったりと景色と人に触れながら、ディープな地元の発見を楽しんでいる。地元「大野・玉山」エリアの、サポーターを務める。

5/3(金)植田・佐糠・金山エリア

「勿来発電所の集合煙突を仰ぎ見ながら
~植田宿、佐糠薬師堂を経て安寿と厨子王伝説の金山をゆく~」

植田は鮫川の水運と浜街道の要地で、江戸時代には磐城平藩の宿場町として発展しました。隣の佐糠は人口325人の半農半漁の小さな集落でしたが、戦後、勿来発電所の誘致で一気に近代化が進みます。金山は明治44年(1911)、小浜町愛宕神社の古文書を整理した神官・鳥居玄明が『鏡ヶ丘由来紀』を刊行し、その中で「安寿と厨子王伝説の地」として紹介されました。個性豊かな3つの集落を駆け抜けます。

【日時】2024年5月3日(金)9時~13時
【集合・解散】植田駅
【備考】こちらのツアーは終了後、希望される方との昼食を、中華「大雅(たいが)」にて予定しています。

【サポーター】
正木里奈(まさき・りな)

1996年福島県いわき市佐糠生まれ・佐糠育ち。大学で国際コミュニケーションや日本語教育を学び、留学先のハワイでも多様な文化や歴史、社会問題に触れる。卒業後は環境問題に取り組む化粧品メーカー「LUSHジャパン」で働くように。退職を機に故郷であるいわき市にUターン。地元の歴史や物語に興味が湧くようになり、「いわき時空散走プロジェクト」に参加。地元である、植田・佐糠・金山エリアの「いわき時空散走サポーター」を務める。

【満員御礼!】5/4(土)小川郷エリア

「何事かを為せ!小川郷に生まれたる者たち
~ライス・キング、櫛田民蔵・ふき夫妻、草野心平ゆかりの地をゆく」

磐城平藩・内藤家を揺るがした元文三年一揆(1737)の主導者のひとりが柴原の吉田長治兵衛でした。長治兵衛に呼応して2万人もの大群衆が平藩に押し寄せたといいます。長治兵衛が刑死した後、内藤家は延岡に国替されますが、長冶兵衛の故郷・小川郷界隈は幕府直轄の天領となりました。その天領・小川郷から近代以降、多くの偉人たちが輩出されます。小川郷・いわきを飛び終え、日本・世界にまで活躍の場を広げた小川郷の偉人たちのゆかりの地を巡ります。

【日時】2024年5月4日(土)13時~16時30分
【集合・解散】小川郷駅

【サポーター】
櫛田啓子(くしだ・けいこ)

小川郷の偉人のうちの一人、櫛田民蔵の親戚(弟の孫)にあたる。民蔵の妻で女権活動家として活躍した櫛田フキとも不思議な縁で繋がっている。短大を卒業後は保育の道一本を突き進み、いわきに帰郷後は「さくらさくらんぼ」の保育をいわきで初めて導入し広めた後、現在は櫛田民蔵の生家にて「芽吹きの原保育園」を営んでいる。人間形成の土台づくりとして、大事な乳幼児期に自然豊かな環境のもの、リズム遊びと自然体験を通して、身体づくりを大事にしている保育を続けている。

【満員御礼!】5/5(日)赤井・平窪エリア

夏井川から霊峰・閼伽井嶽薬師を望む
~赤井凱旋門から鬼馬童子、からし坊主、龍燈伝説の地へ~

いわきを代表する聖山、閼伽井嶽。赤井とは、じつは赤い大猪のことで、その退治伝説などもありますが、なによりも有名なのは龍燈伝説でしょう。龍宮城に住む乙姫が難産で苦しんだ際に閼伽井嶽薬師が救済し、そのお礼に夜になると、いわき七浜に龍燈が現れて夏井川を遡上し、閼伽井嶽薬師を参拝したといいます。閼伽井嶽薬師のお膝元、夏井川流域の赤井・平窪エリアを巡ります。

【日時】2024年5月5日(日)10時~15時
【集合・解散】赤井駅
【備考】こちらのツアーは昼食休憩をはさみます。昼食は、「華正樓」もしくは「木木」で予定しています。

【サポーター】
大森由美子(おおもり・ゆみこ)

大森由美子。白河市出身。1989年高校教師としていわき市に赴任。縁あって赤井に住むことになり25年以上が経過。しかし、まだまだ赤井は未知の世界。地元ネタを探りつつ自転車と歩きで赤井周辺を紹介したいという思いがありプロジェクトに参加。2019年から女性3人組バンド「明星」で活動中。ライブでは誰もが聞いたことのある昭和歌謡を演奏している。

【満員御礼!】5/6(月・祝)平エリア

天下の名城・磐城平城から城下町・平を巡る
~磐高、磐女の青春の舞台から歌人・田部君子ゆかりの地まで~

徳川家康は伏見城の戦い(関ヶ原の戦いの前哨戦)で壮絶な戦死を遂げた鳥居元忠を褒め称え、慶長7年(1602)、息子の鳥居忠政に磐城10万石を与えます。忠政は伊達氏への威圧、防衛として12年もの歳月をかけて磐城平城を築城すると幕府に高く評価され、山形20万石に栄転しました。壕の形が龍の文字に似ていた事から別名「龍ヶ城」と呼ばれ、独眼竜政宗を牽制した磐城平城と、その城下町を巡ります。

【日時】2024年5月6日(月・祝)13時~16時30分
【集合・解散】いわき駅

【サポーター】
北林由布子(きたばやし・ゆうこ)

いわき市平駅前商店街生まれ。高校卒業後上京。帰郷するたび寂しくなっていく商店街を面白くしたいと飲食店の開業を決意。2004年にUターンし、イタリアンカフェダイニング「La Stanza(スタンツァ)」を開業。2011年3月東日本大震災・原発事故を経験後、地元生産者さんとの連携をスタートし、食イベなど開催。地産オンリーのイタリアンを目指す。街では商店街の同世代と「三町目ジャンボリー」というマルシェイベントを企画運営。2018年1月「いわき駅前にゲストハウスをつくりたい」というプロジェクトをFacebookで立ち上げ、2019年10月自社ビル1,2階リノベ工事開始。2020年4月コロナ禍に「GuestHouse & Lounge FARO iwaki」開業。FAROのラウンジでは、各種ワークショップやライブ配信など企画運営している。

渡邉瞳子(わたなべ・とうこ)

いわき市平生まれ。大学卒業後、いわき市社会福祉協議会にて地域福祉に従事。2019年、障害福祉とまちづくり活動に取り組むNPO法人ソーシャルデザインワークスに入職。障害福祉事業所「ソーシャルスクエア上荒川店」にて障害のある方の自立や就労の支援を行っている。事業所内に利用者さんの作品を展示したところ作品を見に来た方と交流が生まれたことをきっかけに、地域の方を巻き込んで「みんなでつくる美術館プロジェクト」を立ち上げる。2023年12月に「ART BASE しかく」をオープン。いわきの歴史や文化に興味があり、大学ではいわき学を学んだ。もっと地域のことが知りたいと思い、時空散走プロジェクトに参加。

|申し込み案内|

【定員】
各回5名程度

【参加料金】
大人:2,000円、高校生以下:1,000円

【自転車レンタル料金】
自転車:500円
※クロスバイク、電動自転車、子ども用自転車などをご準備いたします。

【保険について】
レクリエーション保険に加入いたします。

【お申し込み】
以下のグーグルフォームからお申し込みください。

または、「①氏名、②メールアドレス、③参加日程、④レンタル自転車の希望について」を記載のうえ、メール(a-terazawa@jpcfweb.com)にてご連絡ください。メールが難しい場合は、お電話でご連絡ください。

【締め切り】
4月26日(金)23時59分まで

【雨天の場合】
雨天の場合は中止といたします。イベント前日の17時までに判断し、決行について連絡いたします。

【お問い合わせ】
いわき自転車文化発信・交流拠点ノレル?
コーディネーター 寺澤亜彩加
mail:a-terazawa@jpcfweb.com
tel:090-9898-1553


|特別企画|

「いわき時空散走マップを囲んで語る会」

いわき時空散走フェスティバル最終日の夜、いわき駅前の「La Stanza(スタンツァ)」さんにて、制作中のマップを見ながら、いわき時空散走プロジェクトについて語る会を開催。ビュッフェ形式のお料理付きで参加可能です!ぜひこちらもフェスティバルと合わせてご参加ください。

【イベント概要】
日時:5月6日(月)19時~21時(開場18時30分)
場所:La Stanza
(福島県いわき市平字三町目8-2 やまとビル3階)
料金:ビュッフェ形式のお食事付きで3,000円(ドリンク代別)
定員:20名

【お申し込み】
以下のグーグルフォームからお申し込みください。

または、「①氏名、②メールアドレス」を記載のうえ、メール(a-terazawa@jpcfweb.com)にてご連絡ください。メールが難しい場合は、お電話でご連絡ください。

【締め切り】
4月26日(金)23時59分まで

【お問い合わせ】
いわき自転車文化発信・交流拠点ノレル?
コーディネーター 寺澤亜彩加
mail:a-terazawa@jpcfweb.com
tel:090-9898-1553


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