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片手しか空いてないけどテープを切り出したい。

原型を作っているとそんな時がある。いやまあ、ごっついテープディスペンサーがあれば、テープをぐっと引っ張って、バリっと切ってやればいい話ではあるんですが。テープディスペンサーって物凄く重いものじゃないと動いたりします。それに、ずーっとそこに置いておけるような作業スペースがあればいいんですが、机の上に出しっぱなしなのは邪魔だったり。

んで、このテープカッター。グレーのトリガー部分を引くとテープが送り出されて、ロゴの左にかすかに見えているところを引っ張ると刃が降りてきて切れる、というドラパス社の「おもしろテープカッター」という商品です。今中に入れているのはタミヤのマスキングテープ。今のところセロハンテープと同じように使えています。

もともとは両面テープ用だったとか、医療用としても販売されたとか、そういう話もあって。他の名前で3M社とかスコッチ社が販売してたりしたみたいなんですが、もう売ってない。2〜3年前はまだ買えたんですけどね。

テープディスペンサーとして、切り口がギザギザにならない、とか片手で貼れる!ってのは色々あるんですけどね。基本的に粘着面を貼るところに押し付けてびーっと引っ張る、ってのが今はメジャーな方法みたいで、テープ単体をそのまま空中に送り出せる、って機能を持ってるのは割と少ないです。片手で貼れる!ってディスペンサーには、想定された使い方以外をすれば送り出せるものもあるんですけど、まあ、想定外の使い方になるんで、うっかりすると切り落としちゃったりとか、刃がむき出しになったりするんで危なかったり。

心臓部の部品を作ってるメーカーが廃業しちゃったとかで、もう作れないって話なんですけど、どっかが引き取って再開してくれないかなー。すごく便利なんだけど。

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