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「勝つ」よりも「負けない」闘い

 けっこうな割合で、カジュアルに神社へ足を運んでいる。
 
神様へ願い事をするというよりは、報告といった意味合いが強く、単純に現状への感謝や心を静かにするといった目的で足を運ぶことが多い。
 
その中でも比較的多く通っているのが「生國魂神社(いくたまさん)」だ。
もとはCOPYのメンバーでありexcubeのオーナー、アオノが早朝ジョギングのおり頻繁に行っているのに感化され、僕もちょうど谷町筋を自転車で通る機会が多く、その道すがらに存在することもあり、同じく足繁く通うようになった。

(神社にまつわる由来系の話はここでは本筋ではないので割愛します)

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 本堂合わせて8つのお堂があるのだが、僕は本堂へあえていかず、入って右手の鳥居をくぐった先にある4ヶ所のお堂のみで毎回手を合わせる。
 
まずは商売の神様が祀られている「鞴(ふいご)神社」→芸能の神様が祀られている「浄瑠璃(じょうるり)神社」→家内安全の神様が祀られている「家造祖(やつくりみおや)神社」→そして最後の勝運の神様が祀られている「城方向八幡宮(きたむきはちばんぐう)」といったルーティン。
 
冒頭で述べたとおり、お願いは一切せず、毎回お礼と「こうしていきます」の報告のみだが、勝運の神社「城方向八幡宮(きたむきはちばんぐう)」に限っては、唯一 "お願い" めいたことを伝えている。

 
 僕が毎回伝えている願いは「勝つよりも、負けない状態を維持させてください」といったこと。
 
いくら寄り切られても土俵から降りない状態、バッターボックスに立つ機会をできるだけ多く設けさせてくださいといったことである。"先進的なアンテナと普遍的なアンテナをバランスよく維持させてください" といった感じで。
 
もちろん勝つに越したことはないし、称賛を浴びたい気持ちもないことはない。承認欲求もそれなりにあるので、名声を得られるなら得たいし自分の力も認められたい。

ただ、勝ちの味は甘いが、一瞬である。さらには追われる恐怖もある。何より勝負という時点で、そこに「他者との闘い」がある前提がほとんどだ。そういうのはあんまり好きじゃないし、心も折れやすくなったり短命になるのが自分でもわかる。
 
追い続けるのは「他人」じゃなくて常に「自分」でいたい。それを定期的に見つめ返すために、僕はこれからも生國魂さんはじめ、神社にはフラットに通い続けるだろう。
 
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我が城 COPY HOUSE、本日は定休日です。
開催中の「レコード市」も、営業日ベースでいうと今週土日のラスト二日。
お買い逃しなく!

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楽しいパーティーです。ぜひぜひ駆けつけてくださいね。

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