フリーランスはリーマンショックをどう生き延びたか
2008年、アメリカのサブプライム問題に端を発するリーマンショックが起きました。当時、僕は結婚したての30歳。フリーランスのライターをやっていました。
主な仕事は「広告記事の執筆」で、その商材がいかに素晴らしいものであるかを言葉で伝えるのがその役目。ギャランティーもそこそこに、生活は比較的安定していました。
そんな中、世界を揺るがす経済事件が勃発。
当初は対岸の火事でした。海を隔てたはるか彼方のウォール街でどんな事態が起ころうと、島国でひっそり暮らす一介のフリーライター