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ハイモジモジのこと

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フリーライターが立ち上げた、メーカー兼デザイン事務所のことをすこし。
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#電車

今日からきみも「貼り鉄」に

今日からきみも「貼り鉄」に

何かに夢中になれるひとはすごい。

マニアやヲタクと呼ばれる熱狂的な方々がある分野を掘り下げ、脇目も振らず夢中になってる姿はどこかうらやましい。特定の何かにハマれないタイプの人間にとって、熱意をそそぎこめる対象がある時点で尊敬の念を覚える。

たとえば身近にいるのは、鉄道に心酔してるひと。

「乗り鉄」「撮り鉄」といった「○○鉄」の名で細分化されたジャンルが多数ある中で、その方は「模型鉄」なのだけ

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「受賞しました」は誰のため?

「受賞しました」は誰のため?

世の中にはいろんな賞があります。

ノーベル賞や芥川賞など多くの人に知られる賞がある一方で、その業界でしか知られていない「知る人ぞ知る賞」もたくさんあります。

そして個人も法人も、何かの賞を受賞したときはSNSやウェブサイトで「○○賞を受賞しました」とアナウンスするのが一般的だと思います。

しかし冷静に考えてみれば、いったい何のための報告なのでしょう。誰に、何を伝えようとしているのでしょう。

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親がデザインした「井の頭線」を子供はいくつになったら理解するか

親がデザインした「井の頭線」を子供はいくつになったら理解するか

親の仕事を、子供は何歳くらいから理解するのでしょう。

自分の経験でいえば、就職活動をするときに初めてサラリーマンの父に「普段どんな仕事してるの?」と訊いてから。それまではあまりピンとはきていませんでした。

その点、わが子はまだ小学生ながら「自営業の子」なので、ある程度イメージができているはずです。

デザイナーである「ママ」がデザインした自社商品が家にたくさんありますし、「パパとママ」が店に立

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