非日常

通所する作業所、朝の送迎車内。
スマートフォンのメモ帳を開く。
片方だけ挿したイヤホンから好みの音楽を流す訳ではなく、時々無音。
座りっぱなしで到着までは目を閉じていてもいいし、通り過ぎる街の様子に目を向けてもいい。
たまにSNSのチェックを入れるけれど、今月は通信容量も残り少なく、どこかWi-Fi環境の下でそれらをまとめる。

今日という時間を早めるのは、帰宅後に外出予定が組まれると読んでいて、そのために日課とすべきあれこれを崩した。
日数並べて積み上がった物を優先的に、まだまだ日が浅ければ、いずれの再開と置いておく。

楽から始めよ。

何気なく、積み本を読み始めたり、note書写に手をつけてみたり。そうしてほぼ一週間がたつ。
楽だから、楽しめるから、軽くスタートが切られる。
たとえ半端に投げられたとしても、また浅いところからやり直しを試みたらいい。

楽から始めよ。

これがいつ終わるかは、まだまだ決めきれない。
どうせ次の何かを新しく求めるだろうし。