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『カンゾー先生』という映画を見ました(*^^*)

 昨日、仕事中を終えて帰ろうとして、玄関で靴を履こうとしたら、なぜか左足首が内側に曲がったまま、たたきに足を着地させてしまい、グギっとなってしまいました(>_<)
 その時は一瞬、イタいと思ったのですが、それほどでもなく、何事もなかったように車を運転して、家に帰りました。

 ところが、夜になって椅子に座ってタブレットを見ていると、左にくるぶしがジンジンと痛くなってきました。
 立ち上がると激痛で、痛みに耐えながら片足を引きずってトイレに行ったりしなければならず、「これは困ったな」と思いましたが、夜だから医者にも行けず、行けたとしても車の運転が出来ないし……
 応急処置をインターネットで検索しました。
 だいたい書いてある事は、①とにかく安静にする ②患部を氷のうなどで冷やす ③患部を包帯やバンドで固定する ④足を高い位置にする でした。

 という事で、ソファーに横になって、クッションの上に足を乗せ、氷のうでくるぶしを冷やしながら、映画を観ることにしました\(^o^)/(包帯やバンドはありませんでした)

 観た映画は『カンゾー先生』です。ちょっと古い映画を観たくなったので……
 先日、インターネットで何かを検索していたら、たまたま『カンゾー先生』が出て来て、「そういえば、昔、そんな名前の映画あったけど、見たことなかったな」と思ってから気になっていました。
 Amazon Fire TV Stickを挿してあるテレビで、スターチャンネルの『7日間無料体験』で見ました。


『カンゾー先生』は1998年の角川映画で、監督は今村昌平さん、坂口安吾さんの原作です。カンヌ国際映画祭特別招待作品でもありました。

 ストーリーは、終戦間際の岡山県で、患者を肝臓炎とばかり診断していることから「カンゾー先生」と呼ばれる医者と、彼を取り巻く人々の話を描いた映画です。
 主演の医者は柄本明さん、看護婦は麻生久美子さん、料理屋の女将は松坂慶子さんが演じています。

 松坂慶子さんは昔から好きです。子供の頃、「世の中にこんなに綺麗な人がいるんだ!」と驚いた記憶があります。
 顔も好きだけど、色気のある声と話し方が優雅で特に好きです。憧れます。やっぱりこの映画の中の彼女もとっても素敵でした。

 肝臓炎を撲滅したいあまり暴走してしまうカンゾー先生も、仕方なく淫売してしまう看護婦のソノ子も、世良公則演じるモルヒネ中毒の外科医も、松坂慶子演じる色っぽい女将さんもそれぞれが独特の愛すべきキャラクターでした。
 戦時中の映画だけど暗くなくて、ストーリーも世界観も素敵で、バックに流れる山下洋輔さんのジャズの音楽もとても良かったです。

 最後の方に、瀬戸内海に浮かぶ船の上で、麻生久美子さん演じる看護婦のソノ子が柄本明さん演じる医者の赤城にほぼ全裸の状態で抱き付く場面が可愛くて特に好きです。


 ちょっと昔の映画を見たいという方にオススメです。
(但し、最後に広島の空の上に浮かぶキノコ雲が出てくるので、そういうのは見たくないという方にはおすすめできませんが……)


 肝心の左足のくるぶしの方はどうなったかというと……
 患部を冷やして安静にしていたのが良かったのか、一晩寝て起きたら、すっかり良くなっていました\(^o^)/
 でも、まだ安静にしていた方が良いと思いますし、幸い、今日と明日は仕事がお休みなので、しばらくのんびりします。

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