三食作りません宣言

4/7に地域限定で発令された緊急事態宣言は、今日になって対象地域が全国に拡大された。この先の見えないまま長引くばかりの外出自粛生活で、在宅勤務や休校・休園で延々と自宅で過ごす家族の食事作りにいい加減うんざりしている人もいるだろう。
何しろ、子ども達が家にずっといる夏休みだって、８月に入る頃にはもう新学期が待ち遠しくなるのに、今は夫まで毎日朝から晩まで家にいるのだ。しかもみんな食べる時間がバラバラで、下手すると作って食べ（させ）て片付けて・・・を一日中繰り返す羽目になる。

でも、よく考えたらみんな一日中家にいるのだから、当然誰もが普段より運動不足のはずで、当然普段同様に三食しっかり食べていてはあっという間に摂取カロリー過多になるはずだ。
いかん、このままではコロナ太りまっしぐらだ！と思った私は、早速家族に「三食作りません宣言」をした。

その代わり、夕飯のおかずを多めに作り、残った分は作り置きとして冷蔵庫に保存しておくことにした。あと、気が向いた時にパンやデザートも作り、これまたいつでも食べられるようにしておく。
これで朝・昼の日中は各自が自分のお腹と相談しながら食べたいものを勝手に食べ、かつ使った食器も各自で片付ける（ここ大事）ことにした。
結果、家族の肥満防止にもなり私のストレスも軽減され、とてもよい。

さらによいことは、本格的に料理をする機会が一日一回になると、それを手間というより楽しみに思える心の余裕ができるのだった。
もともと料理が嫌いなわけではないので、あ、あの食材も使っちゃおう、あれも残ってたな・・なんてやってるうちに、気がつくと普段より２〜３品も皿数が増えていたりして、勢い夕食のテーブルが賑やかになる。
日中は適宜勝手に食べる分、一日の最後ぐらいは皆でテーブルを囲んで食事を楽しもうというわけで、単調な自粛生活のメリハリにもなっている。

ちなみにこれは昨日の夕食。メニューは上から時計回りに、
・人参と椎茸たっぷりの切り干し大根煮
・ニラ玉
・赤魚の西京漬け
・もやしとハムのナムル
・きゅうりと竹輪の白和え
・ほうれん草の胡麻和え
・新玉ねぎとみょうがのキムチ和え
これにご飯と白菜のお味噌汁、だった。
メインが洋食の時はもうちょっと食卓の色合いが華やかになるが、まあだいたい毎日こんなものだ。基本的に、我が家は野菜ばっかり食べている。

このコロナ騒ぎで食材、特に生鮮品が手に入りづらくなるのではないかと心配していたが、今のところ２つの生協と近所のスーパーを駆使して大きな不自由なく手に入っている。
こんな時でもしっかりお野菜を届けてくれる農家の皆さんには感謝しかない。毎日感謝しつつ、きっちり使い切って美味しく頂いている。