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永き音楽の旅、3話目

2/10に「夏の香り」の配信が開始されて10日程、リアクションは殆どない。
これまでの自分の音楽足跡を残す為に始めたわけですから、結果に関しては納得ですが、知ってもらうことも考えていかないとなぁとは感じています。
今ならTik tokか?Instagramか?ちょっと考えるか。


さて本日は自身の音楽遍歴を辿る話の第3話目。
2話目ではFUZZギターとの出会いなんかを話したので、今日はその後の音楽探訪のお話。

ギターを始めた1990年前後は、洋楽バンド系ではハードロックやヘビメタなんかが流行っていた印象がある。
高校生の為、お金などなかったので、私の情報収集は専らラジオで伊藤政則さんの番組やらFENをよく流して、聞いていた。
テレビではTVKのミュートマをよく観て、興味もったものをレンタルCD屋(まだレコードもレンタルしていた)で探していた。
あとは音楽雑誌やギター雑誌(ギター・マガジン、ヤングギター)を立ち読みして、ギタリストのインタビュー記事を読み、知識を得ていた。

すると気付く。
雑誌を読んでいると、多くのアーティストが影響を受けたもので、三大ギタリスト(Eric Clapton、Jeff Beck、Jimmy Page)とか、Led Zeppelin、Deep Purple、Jimi Hendrixという単語がよく載っている。

この人達のギターを覚えれば、当時好きだったスラッシュとかジェイク・E・リーとかジョン・サイクスに成れるかも?そんな淡い想いを抱きつつ、聴く音楽を70年代ロック中心に変えていった。

そんな中、秋葉原の石丸電気CD館で、目星をつけていた何枚かのアルバムの中から2枚の輸入盤、Led Zeppelin「Led ZeppelinⅠ」とJimi Hendrix「Radio One」を購入した。予算の関係があるので選びに選んで初めて自分で購入したCDだった。当時、国内盤は3,000円弱で、輸入盤は1,500円前後だった気がするので、財布的には有難かった。

思い出の2枚

自宅に帰り、ワクワクしながらCDコンポに盤をのせる。
トレーをガチャっと閉め、再生ボタンを押すこの瞬間がいまでも心躍る。
先ずはLed Zeppelin。
Good Times Bad Timesのイントロ「ダーダっ」が部屋に響く。
その瞬間、血が逆流するんじゃないかと思うくらい、身体が震え、なんじゃ、こりゃ~!と言葉に出ていた。

かっちょええ~!

ギターも格好良いけど、ドラムが格好良い!
当時、バスドラの3連符なんて、初めて聴いたと記憶している。いままで聴いていたドラムと明らかに違うリズム、そしてCDからでも分かるバンド全体の圧力。これがバンドってものか…そう感じたのを今も覚えている。
この瞬間、Led Zeppelinというバンドは私が追い求める対象になり、特にドラムやりてぇ、ジョン・ボーナムになりたい!となった。
おい、ギターはどうした?

話は少し逸れるが、その後ドラムやりたい欲が高まりすぎて、知り合いからドラムを借りて、家に置くようになるのだが、防音部屋なんて無いし、置き場所が2階の和室だったので、ミュートをするための毛布をいくら詰め込んでも、バスドラを一発右足ズドンと踏むだけで、1階にいる親のみならず、隣近所まで音が響いちゃって、ちょっとした騒ぎになっちゃった。
これではドラムの練習なんて、家では無理だということになり、ドラムは別の友人宅へと移すことになった。あぁ、悲しき現実。
ただドラムとの縁は何年か後に深まることになる。これは、また別のお話。

さて話は購入したもう1枚のCD、Jimi Hendrixの話に戻ろう。
ジャケットの写真からしてインパクト大!
そして、音にこれまたビックリ!FUZZの効いた轟音があれば、ボリュームを絞ったTONEでのリズミックなカッティングもあるはで、そのギターのバリエーションに痺れた。

ジミに関しては後々ギターを歯で弾いているとか、アームをグニョグニョさせているとかを知るのだが、エレキギターの可能性を広げたという意味で、その貢献度はホント大きい。まるでウェポンだもん。

特に好きだったのは、Drivin South。珍しくインストだけど、リズミカルだし、メロディは跳ねているし、ギターの音色が絶妙。
あとはKilling Floorのカッティングが格好良いなと。

そんなこんなで、この2枚を聴きまくって、耳コピをしながら、エレキギターを覚えていきましたとさ。Deep Purpleも聴いたし、例外なくSmoke on the WaterとかBurnもコピーしてるけど、断然Led ZeppelinとJimi Hendrixでした。

長くなりました。
この後、Johnny,Louis,& CharやPink Cloudを通じて、Charさんを知るわけですが、今回はここまで。

有難うございました。

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