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【50代の大学生日記 第43話】続・近頃の私

 『芸は一流、人気は二流、ギャラは三流、恵まれない天才 上岡龍太郎です!』
 私はこのフレーズが好きなんですけど、上岡さんが亡くなったと報じる記事やテレビでこの名言があまり紹介されていないのが残念な今日この頃。
 いろんなことで疲れて、ウチへ帰って酒を飲むと、パソコン画面を見ながら寝落ちするぐらいに眠くなり、やらなあかんことは早起きしてやろ~っと、早い時間から寝たのに、結局バイトに行く直前まで爆睡して、それでも眠くて、次の日もやっぱり酒に酔って寝るという、ある意味健康的な毎日を過ごしています。けど…

卒業制作やらなあかんやん!!

前回、添削されて返送されてきたと言っていた卒業制作の小説について、先日、先生2人と対面で個別指導される集いがあったのですが、
「もうストーリーはできてるし、次回提出のときは最後まで書いてみたら。それをベースにブラッシュアップしたほうがいいでしょう」と言われ、まあ出来がいいと言われているようなものなので、「はい!そうします!!」と、明るく返事して帰ってきたのですが、よく考えると・・・・・・
次回提出は7月6日締切なので、1日1000字ペースで書かなあかんや~ん!!! その後あまり筆が進んでません。書き始めてもグダグダです。6月はバイトも学校も病院行きなどの予定も全然ない完全休日が何日かあるし、せいぜい頑張ろう。と思っていたのに冒頭に書いたようなありさまで、困った状況です。
 そもそもなんで私がこんなに疲れているのかと言いますと、バイト先の倉庫の引っ越しがあり、しばらく58歳にはきついレベルの肉体労働が続き、それが終わったかと思うと、この時季は学校予算の都合なのか公立高校への納品が多く、半紙6000枚入りの箱(20kg超)や墨液2L瓶6本入りの箱や、篆刻用の印材(1本や10本なら軽いもんですが、段ボールに印材がぎっしりと詰まっていると、これすなわち段ボール箱の大きさの石の塊を持っているのと同じことで、腰が抜けるぐらい重いのだ)を書道教室へ納品するのですが、困ったことに公立高校にはエレベーターがなく、さらに書道教室はなぜか3階とか4階にあることが多く・・・・・・
自分の体重だけでも重さに耐えかね、通勤では必ずエスカレーターを使っている私が、重い荷物を担いで書道教室まで何往復もするわけですから、そりゃヘロヘロになりますよ。今週は月火水と3日連続で公立高校へ納品し、これまでにも増して、「帰って寝て起きて仕事に行くだけの生活」になってしまってました。ありがたいことに木曜と金曜は久々の連休だし、小説の執筆を頑張ろう。何なら、昭和の大作家先生みたいに、イナカの温泉宿で缶詰にされて、サザエさんのノリスケのような編集者から「先生!頼みますよ~」と取り立てられるようなこともしたかったのですが、月曜の納品で半紙箱を4階まで上げ終わったときに、
「あぁ、もう身体がもたん! 木曜日は有馬温泉か箕面温泉にでも行って、のんびり湯治でもせんと、疲れがとれへん!」
と思い、休みの予定が温泉保養に決まってしまいました。
というわけで、昨日の木曜日は、早起きして有馬温泉へ湯治に行ってきました。

いや、あんた、いつ卒業制作やるねん!

有馬温泉 金の湯

朝から阪急電車と路線バスを乗り継ぎ有馬に到着。おお、朝から温泉街を埋め尽くす韓国の団体さん! でも、共同浴場は金の湯、銀の湯ともほぼ貸切で、のんびりできましたよ。

有馬温泉 銀の湯

 ゆっくりと温泉のハシゴをして、美味しい蕎麦を食べて、
「ああ~、ほんまに全身の疲れが取れたわ~。ああ楽になった」
と思ったのですが、

昼食のすだち蕎麦&かき揚げ&巻きずしセット

 その後、神戸へ行き、昼間から飲み歩き、喜楽館で寄席演芸を楽しんで、ウチへ帰り着く頃には、「ああっ、足が重い。それに眠い」とヘロヘロになり、結局、宵のうちから爆睡してしましました。そして、今日金曜日はウチから一歩も出ることなくグダグダの執筆。
う~ん、私は期限までに卒業制作のまともな作品を作れるのでしょうか?
次回をお楽しみに。

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