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穢れを払ったらえらいことが・・・・・・【嵯峨野ぐらし47】

 嵯峨野ぐらし26などで、前にも書いたことがありますが、京都では6月30日は「夏越の祓(なごしのはらえ)」と呼ばれる特別な日です。この時季になると神社に登場する「茅の輪(ちのわ)」をくぐって、今年前半の穢れを落とし、「人形(ひとがた)」と呼ばれる人の形をした紙に息を吹きかけて穢れを移し、それを川に流したり燃やしたりして穢れなき自分に戻って、新たな気持ちで今年の後半を生きようという節目の日です。

茅の輪


 京都では、この日に「水無月(みなづき)」と呼ばれる和菓子を食べて邪気を払う風習があります。茅の輪は日本全国にあるらしいですが、水無月を食べるのは京都独特の習慣のようです。水無月は外郎(ういろう)の上に小豆が乗った和菓子で、その昔やんごとなき人たちがこの時季に暑気を払うために、山奥に穴を掘って作られた「氷室」に冬から保管していた氷片を引っ張り出してきて食していたのにちなみ、写真のような氷片を模した三角形をしています。

水無月


 一昨年は6月30日のうちに穢れを払わなければと、バイト帰りにご近所の車折神社へ参詣したのですが、すでに茅の輪は撤収されており、思いを果たせず。昨年も何が忙しかったのか覚えてないけど参詣する機会がなく、今年こそはお参りしておかねばと、一昨年より1日早く、6月29日の夜に車折神社へ参詣してきました。
 すると、なんということでしょう! 今年前半ラストにして、これまで渋滞していた運気が一気に開く出来事が起こりました!
 最近、好調モードのボートレースで、今日も桐生競艇のナイターレースのネット投票で6Rと7Rを連続で当てて、「今日のとこはこれぐらいにしといたろか!」と、買い物に行って「水無月」を買い、帰りに車折神社で茅の輪をくぐってお参りをして、うちへ帰って来て水無月を食べたのですが、そのとき「あぁ、今日は桐生競艇は準優勝戦だったなぁ。まだ買えるかな?」と、準優11Rの出走表を見ると・・・・・
(ここからは、わかる人にしかわからない専門性の高い用語が頻出します。つまらなく思った方、すみません)
 1号艇は展示タイムが爆速だし、2号艇は2コースの連対率がめっちゃ高い2コース巧者だし、まあ1着2着は1-2か2-1で決まりだな。あとは3着が読めないから流して買っておけば、まあカタいだろう。でもカタいレースほど、意外な展開で大穴になる可能性高いし、少しは穴も狙っておきたい。あるとすれば5号艇がまくりに出て1号艇と共倒れになるか、1号艇が出遅れて2号艇にジカまくりされるといったケースだろうから、234のボックスを買っておけばいいか。でも2か3の頭はあっても4が頭になる絵は描けないし、4の頭は買うのをやめておくか・・・・・・、いやでも今日は調子いいし、ここで4が来たら泣くに泣けないから、100円200円をケチらずに買っておくか~。と、けっこう広めに買ったのですが・・・・・・
 フタを開けてみると、4号艇のまくりが炸裂! したけど爆速の1号艇も残してもつれてという展開になり、1号艇が2マークで2,3号艇に差されてと、自分の予想とは全然違うレース展開でしたが、結局4-3-2というさっきまで買うのを迷っていた舟券が当たってしまいました! 払い戻しは83,080円! まさかの8万舟(100円が8万円に化ける超大穴)でした。
「まさかの勝ちはあっても、まさかの負けはない」 まさかの勝ちというのもあるもんですなぁ。個人的には10年ほど前に1度だけ10万舟を取ったことがあるので、今回は自分史上2位の大当たりです。

8万舟 見事的中

 早速、穢れを落とした効果が出たぜ。でもこのお金をそのままボートにつぎ込んだらすぐに溶けてしまうし、何かいい使いみちはないものか? と思ったら、忘れないように机の上に置いてある、フリーターにとってめっちゃインパクトの大きい支出である「国民健康保険税納付書」(10回払いのうち1回めは明後日が納付期限)が目に入り、8万円あれば半年分払えるじゃん。思い切って1年分納付しておこうぜ! と早速コンビニで今日の稼ぎをおろして、1年分まとめ払いしてきました。

国保税一括払い

 この調子で今年の後半もいい感じで過ごせるでしょうか? 今日で今年の運を全部使い果たしていないことを祈ります。ではまた。

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