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『舞妓さんちのまかないさん』(23)小山愛子

きよとすーちゃんのお話はちょっと休憩で、市のおかあさんと百子さん姉さんの仕込み時代。
きよさんの料理シーンがないのは寂しいけど、先代のまかないさんの元気な姿が描かれていて、(男衆のお兄さんのちょっと若いころも…)うれしい。
次回はおかあさんと百子さん姉さんの、お店出しのあれこれになるのかな。

それはそれですごく楽しみだけど、いつものきよさんがまかないをしている日常がちょっと恋しい。きよさん、すごいな。
きよさんは淡々と台所仕事をしているだけで、(読者も含めて)置屋の日常を支えている。
ああいう境地には還暦間近になっても至れていない。お恥ずかしいかぎりです。


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