見出し画像

Preplyで生徒募集再開:サブスクリプションは大不評


Preplyでの生徒募集を1年半ぶりくらいに再開しました。1年以上プロフィールを隠していると何か弊害があるのか、そして、Facebookのフォーラムで評判が最悪なサブスクリプションモデルについて知りたかったので、プロフィールを公開をしてみました。


1年プロフィールを隠しても食いつきはかわらず

1年以上プロフィールを隠していたので、予約が入らないかもと心配していましたが、大丈夫でした。レッスン完了数が3000件を超え、さらにレビューも多いせいか、早速トライアルレッスンが2件入り、手ごたえもなかなかでした。

サブスクリプションは学習者にも不評

ただ、やはりサブスクリプションは学習者にとっても使いにくいようです。Preplyでは、サブスクリプションが去年試験的に一部の新規生徒に導入され、数か月前から全面導入となりました。トライアルレッスンを受けた2人ともから、「ノラさんとのレッスンを継続するつもりだけどサブスクリプションが意味不明、使い方がわからない」というメッセージが来ました。

サブスクリプションとは

現在、新規にPreplyに登録する学習者は、トライアルレッスンでいい先生を見つけたら、週に何回レッスンを受けるか決める必要があります(週1回コースから週5回コースまであります)。そして、例えば週に1回コースを選択すると、毎月自動的に4回分のレッスン料が引き落とされます。
サブスクリプションは毎月(28日毎)更新され、期限までに予約しなかった分のレッスン料はPreplyがすべて回収します(実施されなかったレッスンは1円も講師側に入りません)。
つまり、今月は暇だから週に3回、月に12回受けたいけど、来月は旅行するから2回しか受けられないというような生徒に柔軟に対応することは基本的にできません
Preply側の言い分は、「定期的に同じペースでレッスンを受けた方が結果が出やすく、学習者にとってメリットとなるから」ということです。

画像3

*サブスクリプション導入前からPreplyを利用している学習者は、引き続き5回、10回などのパッケージが購入でき、使用期限は半年ぐらいです。

学習者に無駄金を使わせないために

いちおうサブスクリプションを一時的に止めたり、回数を調整する方法は主に3つあります。

一時停止:一つは、Pause(一時停止)です。Payment MethodからManage your subscriptionというページに行き、”Pause”を選択すると次の日から28日のカウントが止まります。
キャンセル:また、サブスクリプションのキャンセルという選択肢もあり、それを選択すると次のサイクルの更新はされません。
詳しくはこちら
回数変更:次の月のレッスンの回数を減らしたい(増やしたい)場合はChange(レッスン回数変更)という選択肢もあります。

長期旅行等の場合は、いずれかを使うことになるわけですが、もちろん、学習者はそんな機能の存在を知らないので大混乱です。

また、”Pause”に関しては、現在予約済みのレッスンを全て受けてからでないと選択できません。つまり、次の月に旅行に行く予定があるからと言って、前もって一時停止は選択できません。旅行直前までレッスンを受けて、旅行前最後のレッスンを受け終わった瞬間に”Pause”の設定をします。なんて面倒くさいのでしょう。

画像2

油断していると、気づいたら受けてもいないレッスン料が毎月引き落とされていたという事態が起こります。

生徒に絶対に伝えること:28日はレッスン受講期限ではなく予約期限

レッスン料が期限切れになることを阻止するうえで、一番大切なのは28日はレッスンの受講期限ではなく、レッスンの予約の期限だと学習者に徹底周知することです。例えば、明日期限切れになるレッスンが3時間余っていたとして、「ああ、今日と明日で3時間レッスンを受けないと無駄金になる!」と心配する必要はありません。次の週でも来月でもとりあえず予約しておけば、レッスン時間が消えることはないのです。

気づいていない学習者は応急処置として、講師側がとりあえず次の月の適当な時間に予約を入れてあげて、未受講レッスンが消えるのを防ぐしかないと思います。そして、事情を生徒に説明して都合のい日付に変更してもらうということもできますが、生徒との信頼関係がないと、「勝手にレッスンを予約されて、先生にお金を取られそうになった」と思われる危険もあります。

早速問題発生:恐怖のメッセージ

1人はすぐに継続の意思表示をしてくれたのですが、6月は集中的に週5ペースで受けたい、7月、8月は旅行に行くので週に2回受けたいというご希望でした。比較的他の生徒から人気がない時間をご希望だったので、「対応可能です」と答えたのですが、さっそくトライアル終了後に「今月あと10時間追加したいんだけどどうすればいい?」と質問がきました。

ヘルプデスクに問い合わせたところ、案の定「生徒にPreplyのヘルプデスクに連絡するように言ってください」とのお返事。生徒にそのように伝えましたが、「ヘルプデスクから返事が来ない」「サブスクリプションのルールが理解できない」といろいろ言われ、結局私がいろいろ調べてチャットで回答し、ヘルプデスクに生徒に連絡するように伝え、結構体力と気力を消耗して、数日後に何とか追加できたようです。

そして、昨日恐怖のメッセージがPreplyから届きました。

この生徒はあと1週間で16時間のレッスンを予約しないといけないそうです。何時間のサブスクリプションを購入したのでしょうか・・・。急いで生徒に連絡をとって「一時停止」もしくは「未来の日付にとりあえず予約」するように伝えましたが、「ありがとう。確認するね」と返事がきてかれこれ24時間経ちました。不安です。このまま16時間(800ドル分のレッスン料)が無駄になったら当然、不満が出るでしょうし、その不満がPreplyだけでなく私にぶつけられる可能性があるので、あと数日待って対応されなかったら、わたしが勝手に未来の日付に予約を入れるしかありません。

画像1

サブスクリプションのせいで消えた生徒

もう一人は、「毎月同じペースで受けられないからサブスクリプションは無理。ノラさんと直接契約できますか」とのお問い合わせがあったので、一応「サブスクリプションは一時停止や、キャンセルの機能があります。直接契約は受け付けていません」とお返事をして、一時停止やキャンセル方法を説明したPreplyののリンクも送りましたが、音沙汰なしになってしまいました。本気で学習する気がありそうな方だったので残念です。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?