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他と差を付ける解説系動画リサーチ方法

解説系・知識系の動画において、リサーチは必須です。
ですが正直、情報として見た場合に差異のない同じ内容の動画が星の数ほどあります。

これはパクリという問題ではなく、運営者のリサーチに問題があると考えています。
中にはYouTube内で企画テーマを抽出して、パクリとも呼べなくはない動画もあると思います。
しかし、実際にはリサーチ方法に問題があります。

どんな問題があるのか?
それはリサーチした人が基本的に同じ情報に辿り着き、同じ情報を元に動画を制作するからです。

今年話題になったずんだもんですが、ずんだもん×国際問題(日本賛美)などのテーマは既出の物が殆どです。
情報内容としては、どの動画もほぼ同じ深度の物ばかりです。

ひとつ例を挙げます。
保守系の情報が好き、又は仕事で取り扱っている人であれば誰もが知っている「インドネシア高速鉄道」の件です。

情報としては基本的に以下の内容です
・日本と中国の入札競争
・価格面で中国優位
・日本が実施した現地調査内容が中国に漏洩
・中国が受注
・ジョコ大統領と中国指導部の関係
・工事の遅れや費用の増加等

大枠ではこんな感じです。
事実ベースであれば基本的に情報に大きな差はありません。

他にも近年日本国内で話題になっている熊による被害
こちらもYouTube内では
・三毛別事件
・福岡大学ワンゲル部ヒグマ事件
・沼田幌新ヒグマ事件
が大半でです。

どの動画の質がどうであるという話ではなく、情報内容としてはどれも大差がありません。
理由は先程書いた様にリサーチをした別々の人間が、ほぼ同じ情報に辿り着きそれぞれが動画を制作するからです。
テーマによってはリサーチしても動画にできるだけの情報がない場合もあります。

ずんだもんやゆっくり解説、または素材映像やナレーション等の「見せ方」の工夫も大切ですが、情報そのもので差別化が出来ればYouTubeアルゴリズム上で明確なメリットがあります。
このメリットは後述します。

今回の記事では、他の動画と差を付ける具体的なリサーチ方法を紹介します。


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