ノラネコ

映像業界でひよっこですが働いています。 本や映画など出会ってよかったものや日常で思った…

ノラネコ

映像業界でひよっこですが働いています。 本や映画など出会ってよかったものや日常で思ったことについて書こうと思っています。

最近の記事

選択的夫婦別氏制度について思うこと

選挙もあり何かと話題の選択的夫婦別氏制度。僕はまだ結婚なんて考えたこともないし、生まれてからずっと同じ姓なのでこの問題に対しては正直ピンときていない。ただ姓というものは一つのアイデンティティで多くの人にとって大切というか当然のものであり、それは僕にとっても同じである。そのため、この問題は僕にとっても大切な問題だと思う。 まず今は同氏でなければいけないため、結婚した場合今の姓を捨てなければならない(表現は的確ではないかもしれない)確かに、そこになんとなく思い出を捨てるとか両親

    • おすすめ漫画「アオアシ」

      自分のことばかり書いても何もならないと思ったので、今日は僕が好きな漫画について書こうと思う。誰かと比較したわけではないが、そこそこの量の漫画を読んでいると思うので、今回だけに限らずどんどんやっていこうと思っている。 このアオアシという漫画はサッカー漫画だ。この漫画の特徴は、2つある。 1つはU-18(高校生)のクラブユースを舞台にした作品であること。サッカーに詳しくない人はユースと言われてもピンと来ないと思う。ユースとはプロチームの育成チームである。集められたプロの卵たちが

      • 38歳

        人間の本来の寿命は、38年だと聞いたことがある。それが本当かどうかは分からないが、自分自身の人生を考える上で役に立っている。 僕の人生の目標の一つに自由に生きるというものがある。そして僕にとっての自由は、自分を縛る鎖を自分で選ぶということだ。この鎖は仕事やそれに伴う責任、お金を稼ぐ上で発生するものたちだと考えている。要は仕事を自分で選んでやっていきたいということである。相当わがままな理想だが、割と真面目にそう思っている。そしてそれを38歳までに実現したいのである。 38歳

        • ラインやメールが苦手

          私はちょうどラインとメールが切り替わる時に学生時代を過ごしていた。そのため周りはラインもメールも使いこなしている。一方で私はラインを全くもって使いこなせていない。というのもラインやメールを通じての会話がものすごく難しく感じるのだ。自分が頭の中に思い描いていることを話すには文字数が少なすぎる。毎回ニュアンスまできちんと伝わっているか不安で仕方がないのだ。 私の尊敬する人に森博嗣という作家(元々は教授)がいる。その人はエッセイの中で物事を考えるとき映像が流れると書いていた。私も

        選択的夫婦別氏制度について思うこと

          今回の選挙でよく聞く消費税について思うこと

          本日10月31日は衆議院議員選挙の投票日である。まだ行っていない選挙権を持つ人はぜひ行ってほしいと思う。投票しないのもまた権利の行使と言えそうだが。 投票するために、党首討論などを見ているとやたらと消費税というワードが出てくる。据え置き対減税という構図である。据え置き派はこの状況を変える必要ない、財源として大切だということだろう。減税派は消費税が国民の生活を苦しめているものだ。特にコロナで痛手を負った人たちを。というような意見だと感じた。 しかし消費税ってそんなに私たちに

          今回の選挙でよく聞く消費税について思うこと

          人権侵害?

          今日、投票に行ってきた。正確には投票所に行っただけで投票はしていない。 それはなぜか。よく分からなかったが、なんかダメだったらしい。簡単に言えば、私自身が不在者投票というものを理解していなかったために投票できなかったのである。 私は仕事のために引っ越した。しかし選挙は以前の住所のところで投票するらしいのだ。転出届は出しているので、なんでそうなっているのか未だに理解していないが、多分別で届け出なければいけないのだろう。というわけで私は不在者投票という制度を利用しなければならな

          人権侵害?

          三日坊主を肯定したい

          私は三日坊主が嫌いではない。私自身よくしてしまうが、あまり気にしていない。 三日坊主や飽き性は否定的な意味で使われることがほとんどだと思う。でもそもそも最初の一歩目を踏み出している時点ですごいことじゃないですか。そこの一歩目が一番エネルギーを使うのだから、つまらなかったりハマらなかったりしたら辞めてしまうのは当然のことだと思う。確かに勿体ないが経験値が一つ増えた時点で偉いのだ。 私はこれからも三日坊主になると思うが、とりあえずやってみるということは大切にしたい。

          三日坊主を肯定したい

          勉強法という”まやかし”

          今日は勉強法というものについて書いていこうと思う。 過去に勉強法に関するnoteを書いておいてなんだが、世の中に蔓延っている勉強法というものは全てまやかしだと思っている。 なぜなら勉強法というものは個人で確立しなければならないものだからだ。別にこれは特段難しい話でもなく、自分で考えながら勉強した方がいいんじゃない?というただそれだけのことである。 私には大した学があるわけでもないので偉そうなことは当然言えない。しかし一応大学までの教育課程をそれなりにやった人間として今の中高生

          勉強法という”まやかし”

          決意表明

          今日からほぼ毎日noteを投稿しようと思う。 当面の目標としては100日で100本。 今回はたくさん書くことが目標なので、クオリティは低いし(いつもだが…)分量もとても少ないと思う。 職業柄、1日家にいないこともあるので毎日ではなく100本という形にした。 これで日常を切り取る力と構成力がつくといいなと思う次第である。

          疲れて寒くて辛い

          2日間ぶっ通しで働いて帰宅。 疲れた体を引きずりながら部屋に入り荷物を下ろすと、体は軽くなったはずなのに疲れが重さとなってのしかかってくる。仕事をやり切った解放感は微塵も感じられず、何も考えられないまま椅子に座った。 しばらくボーっと座っていたが、このまま寝るのはまずいと思い立ち上がる。 私は外に出たらお風呂に入りたい性分なので、とりあえず脱衣所という名の廊下で服を脱ぎシャワーを浴びた。 風呂やシャワーはとても面倒だが、一度入るととても気持ちの良いものである。体の汚れと共に

          疲れて寒くて辛い

          私の業

          私は言動が原因で時々人を傷つける。 最近、アルバイトをしている時にすごく仕事が遅い人がいた。私にとって正直仕事のスピードなどどうでもよかったのだが、正社員がその人がすごく遅いと何度も私に言う。だから後日その話になった時につい冗談で言ってしまった。 「人はああやって窓際族になってしまうのかもしれないですね。自分はそうならないために頑張ろうと思います。」と。 その正社員の方はすごく笑っていた。私もその時は笑ってくれてよかったと思っていた。 でもその場にいたまた違うアルバイト

          青くて痛くて脆い 住野よる著(※後半ネタバレあり)

          ようやく読みました。 めちゃくちゃ面白いです! 今回も住野よるワールド全開という感じで読み応え抜群でした。やっぱり中々他では味わえない感覚になりますね。 人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学1年の春、僕は秋好寿乃と出会った。周囲から浮いていて、けれど誰よりもまっすぐだった彼女。その理想と情熱にふれて、僕たちは二人で秘密結社「モアイ」をつくった。ーーーそれから3年、あの時将来の夢を語り合った秋好はもういない。そして、僕の心には彼女のついた嘘がトゲのように刺さって

          青くて痛くて脆い 住野よる著(※後半ネタバレあり)

          忌まわしき大学受験について振り返る

          突然ですが、私は今月で名古屋大学を卒業します。 特にこれといって何かしたわけではないので少し後悔はありますが、おかげである意味自分の生き方のようなものが分かった気がします。 なぜ卒業のタイミングで大学受験について書こうと思ったかというと、受験という私の中の一つの成功体験を捨てることで前を向きたかったから。あと割とまだ覚えているので書き残したら見返したときにこんなこと思っていたなと振り返ることができるかもしれないと思ったからです。 (矛盾しているような気もしますが…) それは

          忌まわしき大学受験について振り返る

          半年でE判定からA判定まで上げて旧帝大に合格した勉強方法(思考・前編)

          共通テストも終わって、大変な時期の受験生が多いと思います。 その方たちは、残りの一か月、とてつもなく長く感じると思いますが、応援しています。 そしてこのnoteは、あと一年か、と少し受験を意識し始めた高校2年生に私が当時を思い出しつつ、良かったと思うことを共有したいと思います。 まずは、思考編。 私が心がけていたことから紹介していきます。 各教科の具体的な勉強方法については後日書きます。 1.私の自己紹介 私は旧帝大(と書いている時点で東大・京大ではないです笑)の文系の

          半年でE判定からA判定まで上げて旧帝大に合格した勉強方法(思考・前編)

          今年出会えてよかったもの4選

          もう2020年も最後の日ですね ギリギリになってしまいましたが今年中にしか書けないものを 書いておこうと思います。 「ナナメの夕暮れ」 これはオードリー若林さんのエッセイですね。 去年の今ぐらいにオードリーブームが自分に来まして、 その流れで買った本です。 出版された順番に買ったので今年に入って買いました。 この本は、若林さん自身が感じてきた葛藤や疑問たちに一度答えを出したものです。 この中には私も感じたことのあるものから社会人にならないとわからないのかもなと思うようなも

          今年出会えてよかったもの4選

          本の読み方 平野啓一郎

           本の読み方って、気にしたことありますか? 私は、あまりありませんでした。本は読む方だとは思いますが、なんとなく読み進めていただけで特に何も意識していません。 おそらく今、この文章を読んでくださってるということは、少なからず本に興味がある人なんだと思います。 そんな皆さんの中にも、本の読み方なんて考えたことないよって方や 本は速読するべきって方は多いと思います。 この本はそんな人たちにおすすめします。 簡単に内容をまとめると、 「スローリーディングを実践してもっと本を

          本の読み方 平野啓一郎