マガジンのカバー画像

季節いろいろ

40
行事のこと、二十四節氣のこと、季節の過ごし方など お届けします。
運営しているクリエイター

2021年1月の記事一覧

明日(1/17)からは「消化器を労わろう週間」

明日 1/17から、冬の土用が始まる。 「土用」とは、『雑節』と言う日本独自に考えられたこよみのひとつ。 期間は「四立(しりゅう/立春・立夏・立秋・立冬)」の前の約18日間。 「土用」に入る日を「土用の入り」、「土用」の明ける節分を「土用の明け」という。 そう、節分とは「四立の前日」で年4回あるもの。 「立春」が新年の始まりとされていた頃、立春前日の節分はいわば大晦日。 年4回の節分の内、立春前日の節分が大事にされていた事から、行事として定着もし生き残った感じだろうか…。

七草粥の日と言うけれど…

1月7日…七草粥を食べると言うが 鎌倉時代までは七草の煮物(羹)であったそうな。 「ななくさがゆ」は七種粥として、小正月に食べていたそうな。 七種粥は、小正月(正月十五日)に小豆粥を食べていた風習が変化したものだとか… (私は確認してませんが、史料にあるそうです) まぁ1月7日に粥を食べるというのは、私的にはオススメ!なので、どんな粥でも良いから召し上がっていただきたい。 年末年始、忙しかったり、ご馳走様を食べたり、食べ過ぎ飲み過ぎしたり、夜更かししたり…と不摂生していたの

あけましておめでとさんです

え?「寒中見舞い」じゃないのかって? まだ松の内だし「あけましておめでとう」でも良いでしょ。 まぁ「寒中見舞い」の方が、どんな方へもできる挨拶だけどね。 まだ松の内だからって事で、ご容赦を… 「寒中見舞い」は、寒の内二十四節氣の小寒(しょうかん)から大寒(だいかん)の間に出す時候の挨拶。 今年(2021年)だと、1月5日から立春前日(つまり節分)の2月2日までだよ。 喪中だったり、年賀状を出し損なったり…って時に、寒中見舞いで近況報告すると年明けの交流が出来て良いよね〜。