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2022年版VTuberネットプリント年賀状一覧表を作成して

紺野のら次郎

皆様、いつもお疲れ様です。
2021年に引き続き、VTuberネットプリント年賀状一覧表を作成させて頂きました、紺野のら次郎と申します。
今年も私が作成したリストをご活用頂き、ありがとうございます。

この記事では、今回のリストを作成するに当たって、見えてきた数字、気になったこと、気づいたこと、今後の予定、その他諸々を総括したいと思います。
ご興味のある方は、読み進めて頂ければと思います。
よろしくお願い致します。

2022年VTuberネットプリント年賀状総枚数と昨年との比較

さて、まずは数字から見ていこうと思います。
見出しにもある通り、今年は一体何枚のVTuberの年賀状が観測されたのか？
また、昨年と比較してどうなったのか？の部分をまとめていきたいと思います。

昨年はセブンイレブンのネットプリント(富士フイルムビジネスイノベーション株式会社)を利用したVTuber年賀状のみをリストにまとめていましたが、今年はそれに加えて、ファミリーマートやローソン、ポプラ等のコンビニで利用できるネットワークプリントサービス(シャープマーケティングジャパン株式会社)を活用したVTuber年賀状もリストにまとめさせて頂きましたので、結果的に言えば、昨年よりも大幅増しています。

最初にセブンイレブンのネットプリント。
観測できたのは、なんと487件。
あと少しで500の大台に突入するレベルでした。
ちなみに、昨年の観測数は、378件。
セブンイレブンだけで109件も増えています。

次に、ファミマ、ローソン、ポプラ等のコンビニで利用できるネットワークプリントサービス。
観測できたのは、225件。
昨年は観測対象ではなかったので、純粋にプラス225件増えたと考えていいでしょう。

両者の観測枚数を足すと、その数は712件にも及びます。
これは、2021年に私が観測した378件よりも334件多く、倍率で見ると1.88倍増加しています。
ほぼ2倍です。
観測対象が広がったとはいえ、個人的には予想を遥かに超える数字でした。
当初の予想では、全体で500件程度はいくかな、と考察していた私でしたが、色々な意味で期待を裏切ってくれました。
VTuber年賀状文化の浸透拡大や、VTuberの母数の増加等も件数の増加に寄与していると考えると非常に喜ばしいところですが、観測サイドから言わせて頂くと、今年の作業量が膨大に増えたため、悲鳴を上げながらリストをまとめ上げる結果となってしまい、正直少し泣きました。

昨年(2021年)のときは、初めてリストの作成に関与したこともあり、取り掛かる日付が遅く、1月2日から1月10日までの9日間、観測を行っていましたが、今年(2022年)は余裕を持ってのフライングスタート、12月31日から1月14日までの15日間、観測し続けました。

結果的に言えば、これはかなり功を奏しました。
これだけの枚数をカウントするんです。
特に、VTuberの皆様が各自のツイートからネットプリント年賀状の予約番号を公開するタイミングで、最も多く集中するのは、1月1日から1月3日までの3日間、いわゆる三が日(さんがにち)のため、ここのピークに合わせられたのは、とても大きかったと思います。
私の観測が早ければ早いほど、リストに早く掲載され、印刷期限までにコンビニに出向いてプリントしてくれる方も、その分多くなりますからね。

私が何枚印刷したかとその内訳

VTuberネットプリント年賀状の総枚数に関しては、とにかく多かったんだな、と皆さんに把握して頂いたところで、では、今年私が何枚印刷したか、その内訳を発表したいと思います。

はがきサイズ　78枚
L版(フォト)　68枚
シールタイプ　2枚
A4サイズ　1枚

合計149枚、印刷してきました。
多いと思うか、少ないと思うかは皆さんの感覚にも拠(よ)ると思いますが、これでもかなり厳選して印刷したつもりです。
とにかく魅力的な年賀状がたくさんありました。
印刷代さえ気にならなければ、すべてのVTuberの年賀状を手元に置いておきたいところなのですが、たかが1枚数十円でも、塵も積もれば数千円、下手をすると諭吉さんが1人お財布からバイバイしてしまうので、苦渋の決断でしたが、どこかで線引きをしなければなりませんでした。

もし、この記事を読んで頂いている方の中で、私の印刷枚数を超えて印刷したよ、という方がいれば、ぜひ教えて頂きたいです。
来年はアンケートでも取ってみたいですね。

さらに今年は、昨年できなかった印刷報告をしてみました。
印刷してはい終わり、ではなく、印刷報告用ハッシュタグも併用し、印刷をしたこと、年賀状を我が家にお迎えできたことをきちんとVTuber本人に届くようにツイートした結果、たくさんのVTuberさんから感謝のリプが届きました。
せっかくなので、その一部をこちらに掲載させて頂きます。
(以下のツイートの掲示は、それぞれ事前にご本人様のご了承を頂いております。)

喜んで頂けて、私も本当に嬉しかったです。
ありがとうございます。

リスト作成における今年の反省点と改善点

VTuberネットプリント年賀状一覧表の作成は2回目ということもあり、今回は「リストの見易(みやす)さ」を意識して作成を行いました。

具体的には、印刷期限不明案件の解消、印刷期限順のリストアップ、所属グループの明示、の3点です。

まず、印刷期限不明案件の解消ですが、私がリストに記載する印刷期限というのは、必ずVTuberご本人のツイートを参照しています。
逆を言えば、本人のツイートに印刷期限が告知されていなければ、参照できず、空白のままになり、印刷期限がわからないままリストに掲載し続けることになるわけです。

昨年は、印刷期限不明の年賀状が51件ありました。378件中51件なので、およそ13.5％に及ぶ年賀状の印刷期限がわからなかったわけです。
期限がわからないと、いつまでに印刷すればいいかわからず、コンビニに出向くタイミングがわからなくなりますよね？
下手をすると、あと数日は大丈夫かな、と思って寝かせておいて、いざコンビニに行ってプリンターを操作するとエラーが出てしまって印刷できなかった、なんてことにもなりかねません。

なので、ツイートに印刷期限の告知がなく、印刷期限不明となってしまう恐れのある年賀状に関しては、私のほうからVTuberご本人にコンタクトを取り、しっかりと印刷期限を確認した上でリストに掲載させて頂きました。
そのため、今年2022年のリストの印刷期限不明案件は712件中わずか6件、およそ0.8%にまで抑えることができました。
そのぶん、確認のやり取りに時間が掛かり、作業量が増えてしまいましたが、ここはよくできた部分だと思っています。

次に、印刷期限順のリストアップ。
昨年は、ひたすら観測順にリストに掲載していったため、非常に見辛く、ごちゃごちゃとした一覧になってしまっていたと思います。
今年2022年は、その反省点を活かし、印刷期限順に並び替えながらリストアップしていったため、ほぼその通りの掲載をすることができました。

ただし、ここが今年一番の反省点でした。
観測順のリストアップではなくなってしまったため、どの年賀状がどのタイミングでリストに上がってきたのかの区別がまったく付かなくなってしまったのです。
誰か新しくリストに掲載されたかな、と数時間置いてチェックしに来てくださっても、以前のリストと比較して、一体誰が更新されたのか、区別する術がなくなってしまいました。
この点は、本当に申し訳なく感じているところです。
来年2023年に向けて、この辺りは改善をしていく所存です。
どうするのが最も効果的か、まだ具体的に思い付いてはいないため、1年後までの課題にしようと思います。
何か良いアイデアがある方は、ぜひDMにてご教授頂ければと思います。

最後に、所属グループの明示。
これは、昨年リストを利用して頂いた方からのリクエストがあったため、リストの中に新しく項目として付け加えさせて頂きました。
いわゆる「箱」というものです。
にじさんじ、あにまーれ、シュガーリリックなどが有名どころですね。
所属グループを明示することで、箱でVTuberを探すことができるようになりました。

しかし、この試みにも問題点がありました。
グループに所属しているVTuberの見分け方、においてです。
大抵は、Twitterのプロフィールを確認すると、そこに所属グループ名が記載してあります。
けれど、自由記載のそのプロフィールの文章の中から、所属グループ名を探すのが困難だったわけです。
プロフィールの文章のどの辺りで所属グループに触れているか、そもそもがプロフィールに記載されていない、記載されていても略称で正式名称がすぐにわからない、もしくは記載されているが見落としてしまう、所属グループ名ではなくて事務所名だった、などなど。
様々なケースがありました。

この点については、かなりブレが出てしまう項目のため、来年も継続するかどうかは悩みどころとなっています。

あなたはVTuber？それとも…？

リスト作成における細かい部分で気になること、についても触れていきたいと思います。

私が作成しているのは、VTuberネットプリント年賀状一覧表です。
そう、VTuberに特化したリストなんです。
ただし、ここでひとつ、引っ掛かることが生まれてしまいます。
ネットプリント年賀状を発行しているその人物が、VTuberなのか、そうではないのか、という点についてです。

VTuberの定義をわざわざここで語ることはしませんし、できるとも思えませんが、リスト掲載に当たり、ちょくちょく悩むことがありました。

皆さんも一緒に考えてみてください。
皆さんがリスト作成者だとして、VTuberとしてどこまでリストに掲載しようと思いますか？

  1. 「私は、VTuberです。」

  2. 「私は、Vライバーです。」

  3. 「私は、Vの者です。」

  4. 「私は、Vです。」

  5. 「私は、VTuber準備中です。」

…けっこう悩みませんか？
明確に「VTuberです」と名乗っている方は、紛れもなくVTuberです。
けれど、Vライバー、Vの者、Vと名乗っている方の中には、私はVTuberとして活動しているわけではありません、という方も一定数存在するかも知れません。
VTuberというバーチャル(架空)の存在として活動されている方もいれば、アバター感覚で2次元の身体を借りて本人として活動されている方もいることでしょう。
その人本人のアイデンティティにも関わることなので、個人的には無神経な取り扱い方はしたくないな、と私は感じました。
かと言って、これに関して1人1人にDMを送り、律儀に確認していくのはとても骨の折れる作業なので、現実的ではありませんでした。

ではどうしたかというと、私なりの個人的な仮の定義を設けることによって、この問題をクリアしようと考えました。

それは、Twitter名、Twitterプロフィール、直近のツイートの文章、使用しているハッシュタグ、YouTubeにアップロードされている動画のタイトルや動画内容のいずれかどこかにひとつでも「VTuber」という単語があれば、VTuberとみなす、というものです。

○○○○@VTuber、#おはようVTuber、#おやすみVTuber、【自己紹介/VTuber】など、本人の意思でVTuberという単語を使用して活動した形跡が少しでもあれば、私はその人物をVTuberと捉え、リストに掲載することにしました。
あくまでも個人的な仮の定義のため、誤って掲載してしまった、または、誤って掲載できなかった、というケースはゼロではないと思います。
ただ、この定義付けによって、リストに掲載するか否かの判断は迷わずに行えただろうと思っています。

ちなみに、VTuber準備中の方は、今後の華々しいデビュー、ご活躍を期待するという意味合いでも、今回はVTuberとして扱い、リスト掲載させて頂きました。
皆さんのデビューを楽しみにお待ちしています。

待って！その印刷期限短すぎませんか？

もうひとつ。
ネットプリントサービスを利用するに当たって、一部のVTuberの方にお願いがあります。
特に、セブンイレブンのネットプリントを利用されている方の中には、ネットプリントの印刷期限が非常に短く設定されている方がいらっしゃいます。
セブンイレブンのネットプリントにおいては、ユーザー登録をするかどうかによって印刷期限が大幅に変わる、という現象があります。

ユーザー登録をせずにファイル登録をした場合、印刷有効期限は、プリント予約日＋1日です。
ユーザー登録を行った上でファイル登録をした場合、印刷有効期限は、プリント予約日＋7日です。

つまり、後者は最大8日間に渡って印刷できますが、前者は最大でも2日間しか印刷できるタイミングがないわけです。
こうなると、私がどんなに急いで観測をしてリストアップしたとしても、リストに上がった時点で、期限は残りわずかしかありません。
これを解消するには、セブンイレブンの場合はしっかりとユーザー登録を行った上でファイルを登録するか、期限が切れたタイミングを見計らってファイルの再登録をするしかありません。
けれど、ファイルの再登録をした場合、残念なことに予約番号が新しく発行され、以前のものとはまったく異なってしまうため、VTuber本人は再周知を行わなければならず、私も再びリストに掲載する作業を行わなければなりません。
これでは誰も得をしませんよね。
ですので、セブンイレブンのネットプリントを利用するVTuberの皆様においては、可能な限り、ユーザー登録を行って頂きたいのです。

もしくは、セブンイレブンではなく、ファミリーマートやローソン、ポプラ等のコンビニで利用できるネットワークプリントサービスのほうをご利用されることをお勧めします。
こちらでしたら、会員登録なしで8日間の印刷有効期限が付与されます。
しかも、会員登録を行うと、最大で30日間の印刷有効期限が与えられるため、非常に余裕をもって皆さんに印刷を促すことができます。

バレンタインデーとクリスマス

年に一度、皆さんとお目にかかる私ですが、今回思ったのが、ネットプリントは何もお正月に年賀状を送るためだけに利用されている、というわけではない、ということです。
そう、お正月には及ばないと思いますが、バレンタインデーやクリスマスといったイベントのタイミングでもネットプリントを利用するVTuberの方はいらっしゃるのです。
ここに関しては、私も食指を動かしたいところではあるのですが、如何(いかん)せん、私の日常に負荷が掛かり過ぎてしまうため、リストアップ作業ができるかは不透明です。
あまり期待はせず、リストが上がったらラッキーくらいに思って頂ければと思います。

最後に

実は私も以前、短い間でしたが、VTuberとして活動していた経緯があります。
結局ほとんど活動できずに引退してしまいましたが、今回のように、どんな形であっても、VTuber文化の繁栄と発展のために関われる、貢献できるというのは喜ばしいことだと思います。
VTuberの皆様には、1人でも多く、1日でも長く、VTuberとして活動してほしい。
そのVTuberを、周囲のファンの方は精一杯応援して頂きたい。
私がこのように自分でできる範囲で関わっているように、誰にでも、何かしらできることがあります。
願わくば、来年も1枚でも多くの年賀状と、VTuberに関わるすべての方々に、幸福と笑顔が飛び交うことを祈って。

ご一読ありがとうございました。

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