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テキサンがよく使う言葉と、ファシズム(ワクチン義務化)と闘う北米のトラックドライバーと。

Let No One Judge You.

誰もあなたのことを批判しないから、お好きにどうぞ。

私は独身時代、スパのために仕事を頑張ってる!くらいスパが大好きでした。コロナ・パンデミックが起こってから、ずっと、行くのを辞めていたのですが、昨年のクリスマス休暇に宿泊した施設にスパもあったことから、とうとう解禁。スパには”ホット・タブ”があると書いてありましたので、念のため、水着を持ってスパに行きました。

海外の国によっては、”裸で(公共の)お風呂に入る”ということに抵抗がある方が多く、水着をきてジャグジーに入るルールになっているところもあります。ただ、やっぱり水着をきて湯に浸かっても、リラックスはできませんので、できたら水着は着たくありません・・・。
最初にスタッフの方が施設内を案内してくれる際に、他のゲスト様子を見て考えようと思っていたのですが、そういう時に限って、誰もいません。ただ、そこにたどり着くまでの会話で、彼女は私が日本人だということを知っていて、さらに、「日本文化をちょっとだけ知っている」と言われていたので、思い切って尋ねてみました。
「日本のこと知っているっていうから聞いちゃうけど、この”ホット・タブ”って、水着着用なのかな?」。すると、彼女は「どちらでも!うちはヨーロッパからのゲストも多いので」(*アメリカ人:水着着用、ヨーロッパ:水着不要ということかと思います。)。
いやいや、それが一番困る答えなのよ、っと。「じゃあ、どちらの割合が多い?」と、質問を変えてみました。すると、彼女の答えは・・・。

ここでは誰もあなたのことを批判しないから、お好きにどうぞ。

実はこの言葉、テキサスではよく聞く言葉です。私はできたら、”郷に従いたい”と考えていますので、場面場面での慣習を、ついつい確認したくなります。
例えば、多くのアメリカのご家庭では、靴を履いたままですが、室内履きと思われるものを履いているご家庭もいらっしゃいます。カーペットを敷いた2階のみ靴を脱ぐというご家庭もありました。靴を履いたままなのか、脱ぐべきか?パティオはどうか?等、いろいろ気になります。そういう時には必ずと言っていいほど、笑いながらこのセリフを言われます。

尋ねれば必ずこのセリフが返ってくる・・・それがわかっていながら毎回、聞いてしまう・・・成長のない私です。

この考え方はどこから来るのか?

誰もあなたのことを批判しない”とは、あまりにも頻繁に聞きますので、調べてみました。おそらく聖書です。テキサンの9割はキリスト教徒です。テキサスの入植が始まった頃、住民になれる条件の1つが”キリスト教信者”でした。

【テキサス州民への誤解を解く】テキサンのベースにあるクリスチャニティ 

聖書の中の”コロサイ人への手紙”に、”だから、食べ物や飲み物について、あるいは、祭りや新月、安息日のことについて、誰にもあなた方を批評させてはなりません。これらは、次に来るものの影であって、本体はキリストにあるのです”と、あります。

Let No One Judge You.

私は聖書の解説が語れるほど、学んでるわけではないのですが、いろいろ見ていると、この言葉の奥にあるのは、見た目や形式に囚われて、本質を見失うなということにあるように思います。

スパに行く目的は、リラックスしたり、リフレッシュすることです。施術の前に、用意されたホットタブやサウナも、リラックスやリフレッシュをさらに深めてもらおうというもの。そう考えると、水着を着るか着ないかは、本人がリラックスしやすい方を選ぶべきで、”他人が着ているから自分も着る(もしくはその逆)”は、本質的なことではないことに囚われてしまっていたのかもしれません。

面白いことに、ホットタブ(という名前ですが、見た目は温水プール)に浸かっていると、次に入ってきた2人組は、1人は裸、1人は水着でした。

・・・わっかりました。これが”郷”であるならば、私も”郷”に従います。

北米のトラック運転手、義務化反対を表明で、オタワに集結。

義務化反対デモを小さく見せようとする政府とメディア

コロナファシズム政策の1つである、ワクチン接種義務化に立ち向かう市民の活動として今、最もホットな者が北米のトラックドライバーによる反対運動です。カナダとアメリカは、今年1月中旬より、両国の国境を越えるトラックドライバーをにワクチン接種を義務付けました。これにより、未接種を理由に、解雇されたドライバーもいるそうです。

トラックドライバーは、エッセンシャル・ワーカー(パンデミック直後に、さまざまなビジネス活動が制限された際にも、仕事の継続が政府によって認められていた、生きていくために最低限必要な仕事)です。”コロナウイルス は海外からの郵便物に付着して入ってきた”と、デマを流す国もありましたから、みんなができたら自宅にいたいと思う時にも、従来通りの仕事を続けられた方々です。特に、パンデミックを理由に、オンラインショップの利用が爆増したこともあり、大忙しだた業種の1つだと思います。

にも関わらず、”接種していない”というだけで解雇です。

下記は、その模様を伝える日本語記事ですが、この記事には2つ、不正確な事柄がそのまま垂れ流されている形になっています。

【1月29日 AFP】カナダの首都オタワに28日、新型コロナウイルスワクチンの接種義務化への抗議デモに参加するトラック運転者が続々と集まった。カナダと米国は1月中旬以降、両国の国境を越えるトラック運転手にワクチン接種を義務付けている。(中略)
ジャスティン・トルドー首相は26日、ワクチン接種の義務化を擁護し、運転手の90%はすでにワクチン接種を受けていると指摘するとともに、デモに参加するため首都に向かっているトラック運転手は「ごく少数派」で、その「受け入れ難い考え」は世論の大多数とは異なると述べた。
ワクチン義務化に抗議するトラック運転手、カナダ首都に集結

ワクチン義務化に抗議するトラック運転手、カナダ首都に集結

実際のデモの様子を写した動画を見ていて、事実とは全く異なるのが、下記の2点です。

  • デモに参加するため首都に向かっているトラック運転手は「ごく少数派」

  • 「受け入れ難い考え」は世論の大多数とは異なる

特に下記のリンク先でなくても、検索していただくと、たくさんのトラックがデモを行っている様子や、それを極寒の中にも関わらず、市民が温かく迎えている様子が伺えます。カナダのトラック運転手、ワクチン義務化に抗議してオタワに向け転進

↑こんな感じです。
先ほどのAFPの記事にも9枚の写真があり、その写真でも確認できます。この9枚の写真があるということは、少なからず、その様子を知っていたはずです。にも関わらず、本文をトルドー首相のコメントの垂れ流しで締めているのは、どういうことなのでしょうか。

このデモにはアメリカからも参加しています。オタワだけでなく、オンタリオの方に向かうトラック隊もあるようです。

記事(トルドー首相)が少数派とした根拠はおそらくその前にある”運転手の90%はすでにワクチン接種を受けている”ということだと思います。だから、影響を受ける10%が「受け入れがたい考え」を起こしたと言いたいのかと思います。

ここで重要なのが、このデモに参加した多くのトラックドライバーがワクチン接種を完了者している90%側の人であることです。しつこいようですが、ワクチンに反対しているのではなく、”義務化”に反対しているのです。

沿道でこれを迎える人は、トラックドライバーのワクチン接種義務化とは全く関係ない人々です。にも関わらず、見ただけでも震えてしまうような寒さの中、平和的に、このデモを支持しています。

トルドー首相の言葉として伝えているため、誤った情報を流しているのは、トルドー首相なのですが、ジャーナリストであるならば、なぜ、言葉の真偽を確認してから流さないのでしょうか?そもそも権力と闘うのがメディアだと思っていましたが、単に権力の広報部長としてしか機能していないのが本当に残念です。

接種完了者がワクチン義務化を反対する理由

”大多数が義務化に反対しているかどうか”
これは、反対がはっきりとした形で表明されるまでわかりませんが、かなり大きな力になっています。

カナダはオーストラリアと並び、政府が最も強権を発動している国の1つです。接種をしていないという理由だけで、かなりの人間らしい生活が制限される状況にあるようです。こういった反対運動に参加しているワクチン完了者は、すごい勢いでファシズムに突き進む政府を止めたいという思いから参加しているのだと思います。

以前、日本の記事で、アメリカの若者が接種を拒むケースが少なくないことに対し、「タトウーをしている若者がなぜ接種を拒むのか?」と、筆者が謎の疑問を持っていたことを披露していて、偏見の凄さに驚いたことがあります。お注射は痛いから打ちたくない・・・そんなくだらない理由で、打たない人が大勢いると本気で思っているのでしょうか。

なぜかワクチン未接種者や、義務化反対者を幼稚で、おバカな陰謀論者みたいな扱いをしたいと考えている人がいるようなのですが・・・。そのような方は、特に、自分は接種しているにも関わらず、義務化に反対している層の声に是非耳を傾けて欲しいと思います。

前の章で、"Let No One Judge You"(誰にもあなた<の選択>を批判させるな)をテキサスでよく聞く言葉として紹介しましたが、トラックドライバーのデモの話を聞いた時、そして、実際の様子を見た時、この言葉を思い出しました。

先ほどの推測、”このような考え方が聖書から来ているのでは?”が当たっていれば、"Let No One Judge You"が北米で広く浸透していても不思議ではありません。聖書にある言葉は、北米に住んでいればクリスチャンでない方でも、ある程度、影響を受けているということが多いのではないかと思います。それは無宗教だという日本人が神社のお賽銭を盗まなかったり、”因果応報”の考え方を日常生活の中で受け入れていたりするのと、同じではないかと思います。

コロナワクチンは未だ治験中である上に、ブレークスルー感染や、ブースター接種の高い国で感染率が高い等、有害事象以外の疑問点が出ているものです。打てば感染しない、他の予防接種のワクチンとは異なります。それゆえに個々の選択に委ねるべきですし、その選択に対して、政府が良し悪しを判断し、制裁を加えるべきではありません。

正しい敵と闘う

同じことは、ワクチン接種反対派にも同じことが言えます。ワクチン接種者を攻撃する人をまれに見かけますが、それもおかしなことだと思います。治験中のワクチンですから、良いかどうかわからないには違いないからです。
私個人は、自己流でリサーチする中で、接種しない方が良いという判断に至ったため、未接種ですが、この選択肢が正しかったどうかは、最後の最後までわからないことだと思います。接種したからこそ、感染しなかったケースや、重症化しなかったケースを否定することはできません。
もちろん、未接種だからこそ、食事や生活習慣の中で、免疫をあげられるようなことは熱心に取り組んでいるということはありますし、私や私の家族にとって、この選択肢が正解であって欲しいとは思ってはいます。

(余談になりますが)ただし、両親には強く、「日本人にブースター接種は絶対いらない」と伝えたいと思っています(伝え方を考え中・・・)。
昨年行われた2回の接種時と、今は状況が全く異なります。イスラエルやUK、ヨーロッパ各国とアフリカ諸国、そして日本のデータを比べてみると、日本人にブースター接種は要らないということが一目瞭然だと思うのです。
有害事象についても、疑惑を含め様々な問題点が指摘されています。この点を判断するに当たって、最も信頼ができるはずのFDAが、このワクチンに対して行ってきたアクションは、多くの人が懸念するところです。たくさんの犠牲者を出してしまったと言われているエイズの治療薬”AZT”を承認した時と同じようなきな臭さを指摘する人たちも少なくありません。

とは言え、打つか打たないか、それは個々の判断です。個々の人間が判断したことに対して、自分と意見が違うという理由だけで、レッテル貼りをしたり、対立するのはおかしな話だと思います。それこそ、国を内部から崩壊させようとしている人の思う壺です。
ちなみに、こう言った内部対立から敵国を崩壊に導く方法というのも、兵法で教えられている”戦わずに勝つ”戦術の1つです。闘うべき敵を間違えると、”みんなで自滅”になりかねません。

今回のトラックドライバーのデモは、そのことに気が付かせてくれるとても重要なアクションだと思います。それだけに、メディアには本来の姿を思い出していただき、しっかりと真実が伝わる形で報道していただきたいものです。

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