クラウドファンディングで目標にしてた事

「左ききのエレン」クラウドファンディング、思いつく限りの努力は全てやったつもりです。心残りは、今日予定していたトークベントが中止にせざるを得なかった事で、リアルの場でファンの方々に呼びかけるって機会が作れなかった事。

最初に打合せした時、同じ条件のクラウドファンディングの一位を聞きました。「紙の書籍化系」で確か1700万円くらいが過去最高だと。なので、それを目指そうと。正直ぼくは1000万円を越えれば本当にすごいと思ってたし、何から何まで上手くいったとしても、2000万円に届くイメージは全然湧きませんでした。「想像できない事は実現しない」とよく言いますが、あれは嘘だと思います。

数日で2000万円を越して、今度は「漫画系」で日本一を目指そうと。エレンが「本気出して本気出して、それから諦めろ」「その先があるんだよ」と言ってるが如く、どんどん目標が上振れしてゆきました。いや、実際に言ったのはあんな美少女じゃなくて、小さなおじさんなんですけど。でも、1700万円の時点でゲロ吐きそうだったのに、次の目標が「2900万円」で、つまりほとんど3000万円行かないと抜けないという事で。しかも、そのプロジェクトは「聖地に銅像を作る」ってもので、要は最初からかなりのお金がかかる、ので支援するモチベーションが高いという。ただ本を売るだけのプロジェクトが戦えるのかと。

で、3000万円を越した辺りで、もう本当に「もうええやろ」と。関西弁になってしまう程でした。これは、柳でも「OKや」と言うで。「自分、OKやーん」と笑顔で言う。でも「次のストレッチゴールは4000万円ですね」と。おいおいおいおい、もう。もうー!

ぼくは他の目標が無いか探しました。漫画系で日本一なら、もうそれ以上目指すものが無くない?なんとか見つけたのが、キャンプファイヤーさんでは無いんですが、ぼくも愛してるあのアニメ映画「この世界の片隅に」がクラファンで実現した映画である事は周知の事実ですが、あれが実に3900万円の支援額だったそうで。これはアニメカテゴリーらしいんですが、漫画原作なので、これも漫画系と捉えることも出来るはず。じゃあ、今度はそれを目指そうと。

で、4000万円を越したんですが、さすが小さなおじさんは4000万のストレッチゴールと一緒に、4500万円のストレッチゴールも同時に設定してたんですね。逃さんぞという強い意志を感じる。怠け癖のあるかっぴーを絶対に逃さんぞという。思えば、ぼくは割と「ここまでやれたんだから偉い!自分を褒めてあげよう」というハードルが低いので、マジで初日1000万円超えた時点で一回心が浄化されてしまっていました。

そして、いよいよ残り2日です。正確には明日3日23時59分です。

現在のご支援額は4238万円です。

500万円まで、あと260万円くらいか。

もう、ここまで来たら誰とも比べられないし、外に目標を持つ事も出来なくなりました。自分との戦いというか、ルーシーを実写化したいという事だけ。あの動画を、ぼくが誰よりも見たい。

もうね、ほんとnote書くくらいしか思いつかないんですよね。他に何か出来ることがあるなら、します。けど思いつかん。もうここまで来たら神頼みならぬ、読者頼りです。

頼む、ルーシー見せてくれ!一緒に見よう!

明日まで!!!!

サポートも嬉しいですが、よかったら単行本を買ってください!