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環境によいこと
昨日、「環境によい」という言葉をツイートして、そういえば…と思ったことがある。
昨今は本当は大して環境によくないのに、「環境によいこと」と思わせているものが多いよなと。そのせいで、自分は環境によいことをしていると勘違いしている人もいるように見える。
そもそも、人間の営みで「環境によいこと」ってすごく少ないと思う。砂漠化している場所に木を植えて元のような自然が戻ったら、それはおそらく環境によいことをしたと言ってもいいだろう。
そんな風に「環境によい」と言えるものってなかなか見つからないと思う。
リサイクルだってリサイクルしないよりはましなのだろうけど、パッケージは1度しか使われないものも多く、そのために生産して、パッケージを捨ててリサイクルという過程を通る。リサイクルすれば、きっとしないよりは悪影響を与えない。でもそれは環境によいというよりも、マイナスの量が減るだけだ。
同じことが、省エネ家電や太陽光発電などについても言えると思う。
人間は生きていること自体が罪というレベルで、環境に悪影響を与え続けている。
もちろん、環境負荷を減らす努力は必要だし素晴らしいと思う。でも、そういう活動だけでは免罪符にはならないし、気候変動という形で答えが出てきているのだろうなと考えたりするのだ。
この記事は別ブログに書いたものを移行したものです。
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