足助のおばさん 田舎暮らし 128

今年も確定申告の時期になりました。以前にも書きましたが、足助地域では税務署まで行かなくても市役所の支所(以前の町役場)で申告ができます。ただし、今年は日にちが削られて今日1日きりの受付です。これまでの経験から、きっと混むだろうと予測して、他の用事を後回しにして朝1番で駆けつけました。
そうしたら、なんか昔とぜんぜん違って、もらった番号票は19番。ほとんど待たされることなく医療費の控除申請を行うことができました。今日が確定申告の初日で、皆さんまだ油断していたのかもしれません。
我が家は兼業農家で、おじいさんがいた頃にはいくらか農業所得もあって、給与所得と合算してとかけっこう面倒なことをやってましたが、今は夫の給与収入のみですので面倒なことは何もありません。申告会場にもPCが6台スタンバイされてて、次々と事務処理をこなしていきます。病院の領収書も厚みが2センチ近くあるほどたくさんありますので、私が計算した紙を見ただけで、計算しなおすようなことはありません。税理士さんと思われるアドバイススタッフも待機していて、まごつくことは何もないです。
昔、実家の父が定年を間近にして、母に給与収入があると、父の年金が目減りするので、扶養家族に戻った方がいいということになり、母は長年勤めたパートの仕事を早めに退職しました。思えば私もあの頃の母の年齢に近づいてます。
私も、自分で稼ぐより夫の配偶者でいたほうが税金的には断然有利です。働いている女性から見て理不尽だという思いもわかりますが、優遇されている専業主婦自身にも割り切れない思いがあります。(2012年2月16日 記)

(元ブログ 医療費控除: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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