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足助のおばさんと介護 12

新年もはや四日。夫は通常どうり出勤していきました。私は、おととい薬を飲み忘れて、眠れぬ夜を過ごしたため、昨夜二日分の薬を飲んで、八時半まで床でうとうとしてました。
ささやかな御節ではありましたが、夫の朝食であらかた食べつくし、今日からはまた昼食と夕飯のメニューに頭を悩ますことになります。ご自身鬱病を患った経験を持つ精神科医の蟻塚先生が「主婦業がいかにストレスフルなものか」と、赤旗紙上で力説されてましたが、本当に主婦ほど報われない仕事もないと思います。うちの夫もおじいさんも、家事には一切手を出さない人で、私は息子がその悪しき伝統を絶つべくいろいろ手を尽くしているのですが、私が子どもに何かやらそうとすると、すかさずおばあさんが助け舟を出すので、上手くいきません。大体おばあさんは人に何かを任すということが苦手で、人に頼むくらいなら自分でやりたい人なんです。
さあ、お昼の仕度だ。御節はもうないぞ。レトルトカレーでもあっためようかな。(2008年1月4日  記)

(元ブログ 四日の御節: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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