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足助のおばさんと介護 5

今日はおばあさんのすぐ上の兄の3回忌です。
ウチは、おじいさんが8人兄弟、おばあさんが8人兄弟、実家の父が9人兄弟、母も9人兄弟と、親戚であふれています。この縁戚関係を把握しているのはおそらく私一人でしょう。
奇しくも今日はおばあさんの78回目の誕生日で、59の時に胃がんの手術をした時からは考えられない長命となりました。が、おばあさんの兄弟はわりと短命で、もう4人亡くなっています。それに引き換え、おじいさんの方は長姉がなくなった以外は皆存命で、皆口に出しては言いませんが「次はこうちゃん(おじいさんのこと)だぞ」と思ってます。(-A-)
で、法事には果物の籠盛が必要だと、さすがに20年も足助暮らしをしているので気付いたのですが、おばあさんは「まんじゅうでいい」と。傾向として、おじいさんの親類とは濃く、おばあさんの親類とは浅く付き合うのが、おばあさんの方針のようです。と言っても、買ってくるのは私、足助には和菓子屋さんが多く、そうした付き合いにも慣れているので、日持ちのする(ここが大事)和菓子のセットを税込み2100円で買ってきました。熨斗はなし、「お供え」の短冊を付けて。これらのことを私は足助に暮らすうちに自然に身につけてきましたが、やはり街の皆さんには古臭いしきたりだと思われるでしょうね。それでいて「お付き合い事典」なんてものが書店に並ぶのはやっぱ名古屋だからかな。(2007年3月18日 記)

(元ブログ 法事: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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