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足助のおばさん 田舎暮らし 77

カラーボックスは好きですね。これまでいくつ組み立てたかわからないほどたくさん作ってきました。ええ、自分で組み立てます。夫はあてにできません。手順も頭に入ってるし、必要なものはスパナもボンドもいっしょに梱包されてます。ホームセンターなどへ行くとワンセット1000円以下で手に入ります。
結婚した当時、最低限のものは親が支度してくれましたが、タオルの置き場所がないなと思って、方々を物色していたところ、とあるドラッグストアに手ごろなカラーボックスのちょっと高級なものを売っていました。カラーボックスを縦に二つくっつけたくらいの背高のサイズで、上半分は取り外し可能な棚板がついてて、下半分にはバスケットが3つついている、という求めていたものに限りなく近いものでした。
ただし、組み立て済み現品限り、というものだったので、マイカーに積み込むことができず購入をためらっていたところ、お店の人がアパートまで配達してくれると言ってくれました。お値段といいサービスといい大出血サービスでした。
それを足助に引っ越してきて、さらに使い続けてたんですが、本体はしっかりしているもののバスケットを支えているプラスチックのレールに次第にいたみが来て、「カラーボックスだしなー。そろそろ限界かなー。」と思ってました。
この背高カラーボックスを、私は例の「超整理法」で書類管理にも活用しており、ここが壊れたら私の情報管理が根底から破壊されてしまうので、何とか代替品を手に入れたいと思っていました。しかし、ないんです。地震への配慮からか、横に広いバリエーションはいくつか見かけたんですが、背高のタイプはありません。
そして気がつきました。ネットがあるじゃないかと。試しに「カラーボックス」で検索をかけるとあるわあるわ。カラーボックス本体だけでなく、そこにはめ込んで使う小物や便利グッズなどてんこ盛りで出てきました。
しかし、目的のものは見つかりませんでした。一つだけ、高さ180㎝で、5段に仕切られたものが見つかり、「A4」の書類が入る、という説明もついていたので購入を決めました。
ただ、先代のカラーボックスは取り外しのできる棚板を1枚外した状態で「超整理」していましたので、A4どころかB4でも入っちゃうキャパがあったんですが、新しいものは本当にA4ギリギリのサイズしかなく、封筒の上を深めに切り取って使わなければなりません。あと、バスケットは先代のものを引き継いで使ってますが、レールがないのはやはり使いにくいですね。
25年間の使用に耐えたカラーボックスには感謝の念を込めて、部屋を替えてトイレットペーパーのストック棚として、かわらず利用しています。(2009年3月5日 記)

(元ブログ カラーボックス: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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