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足助のおばさんと教育 59

気前のいいオックスフォード大学出版

実は、今のバイトに就く前、言い替えるとおじいさんが存命だった頃、夫の無意識に放った一言にひどく傷ついて、真剣に家を出ようと思ったことがあります。今になって考えると、死期の近づいた年寄りを抱え、家族がそれぞれにストレスを抱えていた頃でした。
じゃあ、家を出てどうするか。私には子どもに英語を教えることがやはり1番向いている仕事ではないかと考え、ECCジュニアの搾取率の高さを考えると、自前で教室を開くことはできないだろうか、と、心当たりのサイトを検索してみました。するとあったんです。思っていた通りの教材が。それがオックスフォード大学出版でした。
さっそくサンプルを取り寄せると、CD-ROM付きの教材が送られてきて、私は「オックスフォードキッズクラブ」に登録しました。結局、自分の教室を持つ前におじいさんが亡くなって、言ってみればみんな丸く収まりました。でも、会員登録は取り消さなかったので、今でも時々DMが届きます。先日は「あなたのクラスではオックスフォードの教材をどのように使っていますか」というアンケートが来て、答えたところ、子ども英語としては中級くらいのレベルで実際に使用できるプリント教材が送られてきました。(メールで送られて来たものをダウンロードしたわけです)。ちょうど、私が仕事をしている塾に小学6年生で「英語を習いたい」という生徒が二人いましたので、塾へ持って行ったところ教室長に大変喜ばれました。
また、2週間ほど前にもまたアンケートがあり、今度は「ピクチャーカードを進呈する」と言うので、喜んで答えたところ、本当に上質の紙でコーティングしてある120ワードほどのカードが今度は宅配便で送られて来ました。これはまだ塾では披露していないんですが、喜ばれることは間違いないです。
オックスフォード大学出版と言えば、オーストラリアで私が使っていたテキストも同社のものでした。どうやらオックスフォード大学出版は、英語教材の世界制覇を狙っているようです。
それにしても、気前のいい出版社ではあります。(2009年12月17日 記)

(元ブログ 気前のいいオックスフォード大学出版: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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