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足助のおばさんと教育 33

ストライキ

昨日は、全国の漁師さんたちが一斉に出漁を取りやめました。漁師さんたちは基本的に自営業だと思いますので、厳密な意味ではストライキには当たりませんが、事実上のストライキだとはNHKでも言ってましたので、そう呼んでかまわないと思います。
子どもの頃には、色んなところでストライキやデモ行進があって、中には過激派の暴徒的なものもあったように記憶してますが、近頃はとんとお目にかからない言葉になりましたね。一部航空関係のイカシタ皆さんがストを決行というニュースがありましたが、庶民の足にはそれほど響かなかったようです。ああ、プロ野球のストライキというのがありましたね。皆さんも記憶しておいでだと思います。その置き土産がセ・パ交流戦ですか。野球には知識がないのでこれ以上は踏み込みませんが。
私が高校3年生だった時、思えばあれ以来ストというものから遠ざかったのですが、大規模な名鉄路線のストがありました。私は、その年に名古屋市外へ引っ越して、名鉄バスを利用して高校へ通うようになったばかりだったので、なんと間の悪い、と単純に思ってました。市バス地下鉄は平常どおり運行していたので、高校側の対応は「普通に登校しなさい」というものでした。学校によっては休業になったところや、遅刻OKのところもあったのですが、我が母校は「そんな甘っちょろいことではいかん」という校風でしたので。
幸いに、当時私が住んでいた(今の実家)は、少し頑張れば市バスの来るターミナルまで行けたので、私はいつもより早く自転車で家を出て、市バスを利用して登校しました。学校に着いてみると、欠席・遅刻した生徒は皆無で、担任だった社会科の先生に、今回のストライキの意味を教えてもらったりしました。そんな校風でもあったのです。
しかし、今回のストの一因になった原油高、ヒドイと言えばヒドイですが、私が小学生だったころには「2000年には石油は枯渇する」と言われていたので、よくここまでもったな、というのも偽りのない気持ちです。もちろん、原油価格高騰が投機マネーによるものとは承知してますが。(2008年7月16日 記)

(元ブログ ストライキ: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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