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足助のおばさん 田舎暮らし 239

今朝Googleから「4年前の思い出」として、成田空港で娘を見送った日の写真が送られてきました。そうか、4年経ったのか。
デジタル化が進んで「脱はんこ」が進むそうです。娘が生まれた時、親戚や地域のみなさんから大量の「お祝い」をいただきました。その中で一人「何が欲しいか」と尋ねてくださった方があり、私が「娘の名前のハンコがほしい」と答えると、そばで聞いていたおばあさんが大慌てで否定して「着るものがいい」と訂正してしまいました。本当は着るものは一番いらなかったんですけどね。
娘が生まれる前から名まえ(ファーストネーム)の印鑑を作って、娘名義の貯金通帳を作ろうと考えていました。お祝いにもらうことはできませんでしたが、その後足助の「岩本印房」でツゲの素材の少し大きめの印鑑を作って当初の目的を果たしました。息子が生まれた時にも同様にファーストネームのハンコを作りました。
素材がツゲだったので、娘のハンコは一度落っことした時に少し欠けてしまい、大学生になった時に水牛素材で新しく作り直して、他の金融機関にはそちらを使うようになりましたが、息子の口座印はそのまま使っています。
私が学生時代、生協の理事に就任するのには実印が必要だったのですが、三文判で登録できてしまいました。その後、運転免許を取ってマイカーを買ってもらうときに、この三文判で登録したのですが、結婚してから廃車手続きをする際実印を新しく作りました。
今は、銀行用に少し立派なハンコを持っていますが、それは実印ではないです。(2021年2月13日 記)

(元ブログ はんこ: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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