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足助のおばさんと教育 49

お一人様のお昼ごはん

昨日、久しぶりに「家で」一人お昼ごはんを食べました。おばあさんがお昼にいないというのは「睦会」の日だけです。半生うどんが1食だけ残ってましたので、パレットでお惣菜のてんぷらを買ってきて、豪勢に天麩羅うどんにしてみました。葱をきざむとまな板が汚れるので、葱はなし。一味をふりかけて大きな芋天のおいしかったこと。お店で食べれば780円の代物です。
こうして一人お昼を食べるのもいつ以来かなと思ったら、おじいさんが亡くなる前はずっと一人お昼ご飯だったんですよね。あの頃は毎日お茶漬けしか食べてなかったような気がします。
おじいさんがまだ元気で、もちろんおばあさんも元気で、子どもたちが学校へ行ってた頃はお昼にも何かしらこさえてました。うどんだったりそばだったり、チャーハンだったり親子丼だったり。今は親子丼は晩のメニューになってしまいました。
そうそう、子どももいなかったんですよ。昨日は。息子はサークル活動、娘は卒業旅行の打ち合わせで出かけました。息子もサークルの合宿があって、昨日みんなのスケジュールを書き出してみたら、家族みんなで晩御飯を食べるのは明日が最後だということが判明しました。まあ、春休みが終わればまた時間差でみんなうちご飯になるんですけどね。
家族そろってご飯を食べることすら難しいなんて、昔は考えられませんでした。そう言ってる本人が塾のバイトを始めたんだから、他人のことは言えませんけど。
こうして、ひと世代が過ぎてゆくんですね。この先は子どもたちにそれぞれ家庭ができて、私は夫とおばあさんの食事を作って塾へ行くと、こういう未来が待っているわけです。(2009年9月25日 記)

(元ブログ お一人様のお昼ごはん: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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