足助のおばさんと教育　６２

入試の過去問題集

愛知県では、私立高校の受験が目前です。そのため今日は、臨時にバイトに行きます。
冬期講習でもそうでしたが、入試という目の前にある目標を持った生徒は自主的に学習しますので、教える側はかえって楽です。
ただ、国語の指導をするときにはやはり長文の問題は予め読んでおかないといけないので、授業前の準備は大変ですね。でも、これでも一応国語科の免許を持つ身ですから、文章を読むことはむしろ楽しみにしています。普通に自分で買った本や図書館で借りた本がつまらなくて「損したな」という気分になるより、試験用に集められた短文を読むのはなかなか興味深いです。
ところが、時々過去問題集で本文が著作権の問題で採録されず、問題だけが載っている学校があって戸惑います。本文を読まずに、作者の言わんとしていることがわかるわけないので、こういう場合はスルーします。
しかし、国語の試験というのは日ごろの実力が如実に出てしまう教科なので、今さらじたばたしてもしょうがないです。せいぜい故事成語を覚えるくらいのものでしょう。なので、すでに合格点がとれそうな生徒には、塾では国語をやるより数学や理科など、教えてもらわないとわからない科目をやるようにアドバイスしています。そういうことが可能なシステムですので。
自宅以外にマイルームを構えることになって、塾の仕事との両立をどうするか考えたんですが、ロケーション的に最高な場所に部屋を見つけましたので、当面は塾の仕事も続ける予定でいます。（２０１０年２月６日　記）

（元ブログ　入試の過去問題集: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)