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足助のおばさんと介護 29
ご存知の通り、我が家はおばあさん(姑)を含む5人家族です。これまで、おじいさんの悪口はさんざん書いてきましたが、おばあさんに対してはどちらかというと同情というか憐憫の気持ちで接してきました。おばあさんも若い頃はヨメだったのよね、と。
しかし、おじいさんが亡くなった今、おばあさんは権力者です。時代劇で尼御前となった殿様の母親が権力を握っているようなものです。姑は気づいているのかいないのか、私に対する物言いに配慮が欠けるようになりました。これまでは、おばあさんも、おじいさんの世話を私に頼っているという負い目があったのが、もう気にしなくてよくなったのでしょう。
今日は、私は月に1度のころも連句の例会に出かけます。晩ご飯の支度は帰ってからでも間に合うようアジの開きを用意しました。そうしておいて、いつものようにPCをあけようとしたら、「ちょっとこたつの敷物を替えとくれん」と声がかかりました。ころもの日はたいがい銀行の予定や、もちろん新婦人しんぶんを事務所へ取りに行く算段などで夜まで予定がいっぱいです。しかもこたつの近辺はおばあさんの縄張りで普段はふれることができないので、いつもおばあさんのいない時をねらって掃除機かけてるのです。私としては後のことはおばあさんやってくれよ、という気持ちでいるわけです。この忙しい日に限って何を言い出すんだ、と。
それだけでも頭にきてるのに、「どこそこの家にはいいこたつ布団があった。○○で買ったげな」。私「○○なら、うちも買った布団があるはずですよ」。姑「あれは大きすぎて使えん」(-o-。
だったら初めからそんな話をするなよ!と、今日はKUSARIをぶっちしてここへ来ました。
この記事をお読みの既婚の男性のみなさん、奥様方が姑とうまくやってるなんて思ったら、大間違いですよ。その陰には奥様の無限大の忍耐があるんです。(2008年12月16日 記)
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