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210506【Tottenham-Chelsea】連覇に王手

BARCLAYS FA Women's Super League 20/21 ?節@ The Hive Stadium
0-2(0-1. 0-1)

FA公式
チェルシーサイト

トッテナム
4-4-2
チェルシー
4-4-2

延期やら日程調整やらで消化試合にばらつきがあったWSLも、これでようやく週末の一斉開催を残すのみとなった。この試合でも力の差を見せつけ、単独首位に浮上したチェルシー。最終節で勝てば文句なし、引き分け以下でも2位のシティ次第で2季連続4度目(だっけ?)の優勝が決まる。3冠の可能性もあるのでは?

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最終節のカードの詳細が気になる人と自分用にリンクを張っておきますね。html5のいいところ?

このゲームの話を簡潔にまとめると、というか国内での試合に関して言えば、大抵の場合はチェルシーがボールを握り倒して、もっと正確に表現をするならば、攻め切って終わるので変なショートカウンターにまずならない、かつ相手側の攻めのスイッチを入れるようなパスがほとんど通らないので、青の攻撃が続いて、相手はそれを耐えつつチャンスを待つ展開。

Spencerも好セーブを連発して、スコアは拮抗したままある程度推移したのだけれど、縦への勢いを持ってボックスに進入される回数があれだけ多いと、言い方は悪いけれど時間の問題だった。

1点目はReitenのクロスもダイレクトでいいところに入ったけれど、その前のBrightの斜めの長いパスが秀逸過ぎた。状況を見て持ち運びもできるし、長い距離のパスも出せるし、イングランドではトップ、世界でも指折りのCBだとは思う。そして触り損ねたEnglandは記録員泣かせ……。

2点目はクロスの瞬間に入ったと思ったけど、Spencerがスーパーだった。プッシュされるのはどうしようもない。しいて言うならば、弾き方、弾く方向。おそらくトップレベルの男子キーパーは、あのシュートをバーの上に弾き上げる。Kerrの外にCuthbertも来ていたので、そこまで見えていて技術まであれば、防げないこともないといえる。とはいえ、ビッグセーブだったのは間違いない。点が入ったのにキーパーをほめる不思議な段落。

Cuthbertといえば、地球を蹴っちゃって足を痛めていたシーンがあったが大丈夫だろうか。Ingleを含めてイギリス代表として日本にくる可能性の高い選手だと思っているので、大事がなければよいのだが。誰が選ばれるのかを考えるのが、結構楽しみだったりする。

閑話休題。リーグ全体としては、よほどのことがなければ、上位が敗れることはなさそう。上位の実力があまりにも抜けちゃっているので、下剋上を起こしにくいのが現状かなと。で、残留争いがきわどく、ブリストル勝利だとアストンヴィラに黄色信号なのだが、ブライトン相手ならワンチャンありそうなだけに、アーセナル相手だけれど、せめて引き分けに……。

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