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東京五輪 女子サッカー代表⑤

ニュージーランド代表(Football Ferns)

なでしこジャパンやMatildasで検索するとGoogle先生はトップに結果を持ってきてくれるけれど、ニュージーランド代表の愛称「Ferns」は、まだ認知度が低いらしい。

オセアニア枠のトップとしてワールドカップも五輪も常連に入るけれども、そこで結果を残せているかというと難しい。今回もアメリカ、スウェーデン、オーストラリアというグループなので、申し訳ないけれども下馬評は低くなってしまいそう。

NWSL組や木下と同期で2018のU-17ワールドカップ(木下世代がPKで負けた大会)で3位になった2人もいるので、発展の可能性は十分にあると思う。その2人のうち1人はA代表キャップ0でメンバー入りっていう、なかなかチャレンジというか先を見据えている面もあるのかなと。

まだまだフィジカル重視の戦術感が否めないので、それを武器にするならはやりのポゼッションベースに一石を投じるくらい振り切ってみるか、でなければオンザボールの立ち位置を少しずつ取り入れていった方がいいと感じる。

ただ、共催とはいえ次回のワールドカップ開催国なので、施策次第でニュージーランド国内は結構盛り上がるのではないだろうか。そしてぜひともWEリーグへ。

ザンビア代表(Copper Queens)

検索エンジンへの認知度だとこちらの方が上。ザンビアってどこだよっていう人は、七つの海のティコを見るといい。旧ザイール川を上っていけばたどり着く。もしくは中町公祐で調べるといいよ。

https://www.faz.co.zm/2021/07/02/mwape-unveils-tokyo-bound-copper-queens-squad/

FAZ自身で運がよかったと言い切ってしまうくらい、トーナメントの巡り合わせで勝ち上がってきた感のあるチーム。不戦勝に次ぐ不戦勝とは……。こういったら失礼かもしれないが、まだまだサッカーに時間を割ける環境下でない地域もたくさんあるから、仕方のないことなのかもしれない。

FIFAランキング104位は出場国(地域)の中で最も低い。とはいえ、ワールドカップに出たことのない国が、それよりも枠の少ない五輪に出場するというのはストーリーとしては面白い。何か1つくらい爪痕を残してもらいたいと思っている。

近年の対戦

 18/06/10 国際親善試合 vsニュージーランド


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