松本清張の小説の舞台33

今日は、新潮文庫「黒の様式」からである。「黒の様式」シリーズのうち3編が収録されている。

「歯止め」の主人公は、姉を自殺で失った妹である。舞台は、銀座・京城・ドイツ・水道橋・アメリカ・代々木・山谷駅(廃止)・日本橋・長野県M市(松本?)・槍穂高連峰・S湖・名古屋・関西・神戸・八ヶ岳・新宿駅である。T大工学部教授。

「犯罪広告」の主人公は、失踪した母親の連れ子である。南紀の端の阿夫里町(架空)・B市・大阪・小田原・福原遊郭・大台ヶ原・吉野・隣の温泉町(不明)である。ウミホタル。

「微笑の儀式」の主人公は、大学教授を退官した法医学者である。舞台は、奈良・橿原神宮・郡山・ニューヨーク・筒井駅・法隆寺・中宮寺・広隆寺・東京・厚木・新潟県新発田・目白・府中・タイ・信州・杉並区馬橋・銀座・横浜・新宿・多摩川・横須賀・中津川渓谷(中津渓谷?)・上野・原町田である。笑気ガスとアーケイック・スマイル(アルカイック・スマイル)。


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