臨機応変で得ているもの

今の職場で文書をチェックをしている関係もあり、想定外で他部署の人と関わる機会がある。元来、人とかかわることがキライじゃないわたしは、皆さんとのコミュニケーションを楽しんでいる。けれども全てが順調ではない。以前も書いたけど、わたしの教育係がつまらないこだわりを持っている人なのだ。

よく観察していると教育係は相手の事情お構いなしで、時には提出文書を受け取らないと時もある。彼女の言動にイラっとしている人たちが、そこそこいることに気づいた。「そうだよね、嫌になるよね。そこまで細かい指摘しなくてもいいんじゃない。」と思わずにいられない時もある。私も呆れたり、イラっとしたりする時がもちろんある。そこでふと考えたのが「この人が言動を変えないなら、私が臨機応変に対応して少しだけみんなをフォローするのはどうかな」ということ。教育係は反面教師。私は他者からの評価を気にすることはない。業務の流れがスムースに行くこと、のみに集中することが大事だから。

考えてみてください。「これくらいいじゃんよ!」「こっちにも先方との事情があるんだよ」と言いたくなるような細かい指摘をしてきて「100%キッチリやってください!!」と言うヤツが他の部署に2人もいたら、なんか嫌になりません?私ならすっごく、そこの部署に相談に行きたくない。気が重い。だったらプロセスの「80%もしくは90%」までちゃんと出来ていたら、それで良しとしよう。わたしがフォローしてみよう。業務の全体の流れに集中する。それを少しの期間実践してみた。結果として業務の流れが以前よりスムースに進んで、つまらないこだわりで保留されているものが少なくなっている。そして今までビビっていた他の部署の人も、なんだかにこやかに私の部署に来るようになった。おまけに「イチハラさんがここまでフォローしてくれるのは申し訳ない。もっとしっかりやるよう部下にも注意しました」と仕事で関わる偉い人からメールがきてしまった。えーーー?いいんですよ!わたしは全体の流れに集中しているだけなんだから。

ある種「棚から牡丹餅」的なものを感じる。結果を期待していなかったから、そう感じているのかもしれない。「みんなわたしのフォローを有難く思って当然よ」なんて傲慢な考えだったら、「良い結果」として受けとめていないと思う。わたしが興味を持っているスピリチャル系でいう「良いエネルギー、豊かさを受け取っている」感じがする。受け取った良いエネルギーや豊かさを循環させることは大事だから。










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?