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うちのママの場合 認知症と発達障害のママの介護

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発達障害のママが認知症に。。。 戸惑い 混乱 怒り 涙 笑い 切なさ 葛藤の全部をhsp疑惑のフルタイムワーカーが綴るワンオペ記
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#幸せ

忘却は神の優しさ

昨夜は疲労を回復出来ず早めに寝た。 どんな気持ちや決意や誓いも疲労は簡単に打ち負かすパワーがある。 気がつくと肩に力が入っていて、力を抜くと何センチも肩が下がる。知らないうちの緊張が纏わり付いているようで、自覚がないことが怖い。 最近は特に私がしっかりしなくては、という気負いが増えた。 今私が寝込んだら、ママはにゃん太郎はどうなってしまうんだろう。。。と。 そういう想定やリスクや予想をするのが癖になっているが、大体は余計な心配を態々拾っている。性分は仕方無い。 あの時考

平凡で普通なとても幸せな1日

午後休で30℃にもなろうという強気な日射しな中、急いで帰った。 今日はママの運動が16時からある。 午後休なら余裕で少し寝れるかも!という期待は淡く消え、14時頃帰宅するとママは寝床で座っていた。急ぎご飯の支度する。 饂飩を茹で平たい皿に盛り、目玉焼きと山芋とろろと鰹節を乗せたら、そこへツナ缶と竹輪をトッピング。ネギと胡麻と振りかけてささっと饂飩の完成(*´▽`*) ママはペロッと食べたが、気づいたらもう15時前。にゃん太郎も暑かったか、スープを飲み干した。くぅーーっ!

もしも願い事が無くなるなら

小さい時は 早く大きくなりたかった ガラスケースに立つロングドレスの人形がホントの母親なんじゃないか、 って思ったこともある ママに怒られると 今思えばママが20代前半で私は生まれた 私のその年頃は自分に必死だった 時代も街も違うけど だからって ママが私にしたこと言ったことは 正当化して欲しくない あれは 愛情で包んだ自己愛でしか無かったから 常に、ではなかったけれど 自分が楽をするために 自分の手間が減るために 自分の得になるように そうしたから。私のためを思う

今夜の幸せの数え方

昨日帰宅して異変に気づいた その瞬間、ため息が胸からこぼれる 今度はなに? ….何なの? リビングのドアは開いていて 奇妙な格好の家人がいて 説明を出来ないその顔が嗤う 本当は 今日ね、大好物を買ってきたんだよ 疲れてたけど遠回りして だけど、 自分の気持ちしかない世界の住人のママに 私の気持ちは届かない どんなに、叫んだとしても。 ずっとそうだった 不協和音につぶされそうになると 私は今夜の幸せを数える たとえば.. 自分の家で好きな時間から眠れること 雨風を