コーリン

コーリンというキャラクターについて

SFVがはじめて真面目に取り組んだ格闘ゲームでした。

1年位続けて、ネカリでLP3500〜4000程度にいましたが、一念発起して、コーリンにキャラを変えました。

変えた結果、1500LPまで落ち込み、サブキャラとして持ちつつ、最近メインとし、3000LPまで上がってきました。

ぶっちゃけコーリンはめちゃめちゃ気に入ってます、もうネカリに戻そうという気はありません。このキャラでゴールドまで行きたいというのが今の目標です。

ここでは自分の思考の整理を主な目的として、コーリンについて書きたいと思います。


自分のキャラ選びのポイント

私は基本的に、相手に対応して固く勝ちたいタイプです。
あと地上戦の差し合いが好きです。

ゲーム展開はゆっくりのスピードで、お互いある程度考えながらじっくり指していくのが好きです。
なので、勢いと速さでガン攻めされると苦しいです。

そんな自分なので、対戦系のゲームでは、だいたい以下の点をおさえたキャラ・武器を選ぶことが多いです。


1.火力が高い

どうしても得意なプレイスタイル的に、後半に、前半に見て学習した内容を踏まえてまくるという展開になるので、瞬間火力の大きさは重視しています。また、瞬間火力が高いということが、前半攻められたときに精神的に安定する要素になっています。

2.平均以下の体力でない

これも後半にあげていくスタイルだからです。特別多い必要はありませんが、平均以下のキャラクターは選ばないようにしています。

3.デカキャラでない

デカキャラは1.2.の条件を満たす場合が多いですが、相手への対応が難しい傾向にあるデカキャラは基本使いません。

4.一通りの状況対応能力がある

どんなゲームでも、「これひとつであらゆる状況に対応できるか?」という思考で選びがちです。逆に、特化した何かがある必要もありません。


コーリンについて

1.コーリンはスピードキャラではなくパワーキャラ

はじめは、コーリンはトリッキーな動きで撹乱するキャラだと思っていました。しかし、各状況からの火力を調べたところ、ほとんどすべての状況でネカリを上回っていました。

撹乱に主に使うはずのめくりジャンプの期待値は低かったです。

上の記事でも書きましたが、この数値が示すところは、コーリンはバニティステップや2段ジャンプでピョンピョンしていくよりも、じっくり相手と右四つで組み合ったほうが強い、また、組み合うことで強いキャラだということです。

このことに気づいたとき、私は完全にコーリンに移行する決心をしました。

あと、コーリンは歩きが遅いです。このことからも、見た目以上に、コーリンが鈍足パワーキャラであるということが言えると思います。


2.コーリンの体力・スタン値

コーリンの体力・スタン値は共に1000です。


3.コーリンのサイズ

コーリンのサイズは普通です。その割にはリーチは長いと思います。


4.対応能力

コーリンの状況対応能力はかなり高いと思います。

・リーチや判定の強い攻撃
 出してくるタイミングがわかる → Vスキル当身
 出してくる具体的な技がわかる → フロストタッチ当身
 目の前でスカすことができる → 大パン差し返し
 
 基本的に、相手が打撃を出してくるならコーリンは極めて強いです。
 かりんの異様に長い大足も、ワンパターンで出してくるならわかりやすくリスクを与えることができますし、ミカの溜めドロップキックや、ナッシュのムーンなど、反応さえできれば明確に咎めることができます。

・弾
 基本的に弾はきついとされているコーリンですが、シルバーエッジやEXバニティが弾抜け性能を持っているため、ある程度の対処は可能です。

 ・弱バニ → シルバーエッジ
 ・VT2 → 見てからシルバーエッジ
 ・CA
 ・各種EXバニティ

・各種空中からの攻撃
 だいたい下の行動を示しています。
 ・キャノンストライク
 ・斬空波動
 ・アビゲイルの遠目の飛び
 ・空刃

 主に下記対処法があります。
 ・Vスキル → 遠目の対空、めくりの回避
 ・上当て身 → ジャンプ打撃、遠目の対空、めくり攻撃
 ・屈大パン → 各種ジャンプ攻撃
 ・空投げ → 空中機動変化攻撃を変化前に叩ける、めくりへの対処
 適切に出せればほぼ全ての行動に対処できると思います。

・画面端
 スト5では画面端が強いですが、コーリンには脱出しやすい方法もあります。
 ・2段ジャンプ(アイシクルスタンプ)
 ・EX大バニティ(打撃・弾無敵)
 ※逆に、Vリバーサルは移動系ですが弱いです。

・固めへの拒否手段
 コーリンは固めに対して以下の武器を持っています。

 ・3Fコパ(屈コパ)
 ・広い投げ間合い
 ・当て身

 3Fコパは、密着ならそこからフロストスパイク>各種必殺技、怪しければコパコパ>EXパラベラムなど、拒否手段だけではなく、明確なリターンを持っています。

 当て身は、中下を使い分ける必要がありますが、EXが当たれば240ダメージ+起き上がり固定の起き攻めと、試合を決めかねない絶大なリターンを誇っています。


このように、コーリンは私がキャラクターに求める要素をほぼ全て持っていると言えます。

(自分なりに考える)コーリンの長所・短所

長所
・火力が高い。特にVT2はスケートゴリラ
・しかもいろんな状況から火力を出しやすい
・地上戦での差し合いに使える技が多く、使っていて面白い
 (コーリンの地上戦については別に書こうと思います)
・基本的に堅実なキャラクターだが、一部トリッキーな動きで
 ダメージがほしいときに取りにいけるネタがある
・表裏などのネタが結構ある
・見た目よりもコンボなどが簡単
・EXパラベラムの間に、一度画面を確認して戦略を整理しやすい
・コンボはEXパラベラムにつなぐことによって火力を出すので、意外とコンボルートなどがわかりやすい
 (EXパラベラムについては別にまとめたいと思います)
・さらにEXパラベラムからの派生があるので、そこからのバリエーションもつけやすい
・EXパラベラムからのバリエーションが増えることで、パラベラムの喰らい時間、こちらは精神的に落ち着けるが、相手は落ち着かせないということができる(?)
・相手の具体的な行動に対して、大体何かしらの答えを持っている
・各種確認が比較的カンタンであり、また確認精度を上げることが、明確にダメージアップにつながる(これも主にEXパラベラムのせい)
・各種確反で火力を出しやすい(これもEXパラベラムのせい)
・そこまでテクキャラじゃないのにテクキャラに見られているせいで使っているだけである種の優越感がある(?)
・ストーリーコスが可愛い
・冷静さの中に激情を隠しきれていない感じが可愛い(?)
・大パンを当てたときの「ゴン」という音が気持ちいい(?)

短所
・足が遅い
・弾持ちが異様にガン引きしてくるので試合が長引きやすい(シルバー帯での話です)
・意外と固めが弱い
(+を継続できる固めルートが3Fで割れるものが多く、結構3Fキャラかそうでないかを意識しないといけないかも)
(他キャラ使いからしたら、ヘイルがあるのに固めが弱いとは何事だといわれるかもしれないが、コーリン単体での固め性能はそこまで高くなく、初段・2段めで崩せないなら立ち回りに戻ったほうがいいまであるのではと思っています。あと、ヘイルも全体フレームが長く、初段をガードされてしまうと反撃が確定してしまうので、意外とバンバン打てる技ではない)


以上。

また何かまとめたら書きます。


その他ネタ

・当て身
 コーリンの当て身は、出した瞬間にやられ判定が一瞬大きくなるようです。
 なので、アビゲイル・ザンギなど、相手に対して置くように飛び蹴りを出して、ヒットさせるのではなく間合いを詰めようとするデカキャラの行動に対して、無理やり自分にヒットさせて当て身成立としてしまうことができます。

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