入院治療延期

のっぽです。

前回の投稿で芽球(白血病細胞)がめっちゃ増えてきたという所まできていたので、先日から入院、骨髄検査(めっちゃ痛いけど大事なやつ)等々いろんな検査をして今日から抗がん剤治療をしていく予定でした。

しかし、骨髄検査でなかなか謎い結果が出てきました。

◆骨髄像検査:顕微鏡で見た芽球や正常な細胞の様子

 ⇒ 芽球 9.6%(通常5%以上で再発と定義)

◆フローサイトメトリー:細胞の表面タンパクを蛍光・分析して芽球の割合を分析。詳しい仕組みとかはググってもらえると色々出てくるので、理系の人は結構おもろいと思います。短くまとめられないですけど別の方法で芽球の割合を評価するみたいなイメージです。

 ⇒ 芽球 2.2% その中でも白血病細胞と思われる細胞 0.2%


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なんでこんな乖離あるの?ってなったんですが、

芽球は基本的に正常な人にもあり、顕微鏡では正常な芽球か異常な芽球かはなかなか見分けがつきません。

つまり、顕微鏡で見た約10%の芽球は正常なものが含まれている可能性が高く、はっきりと再発といえるほどの腫瘍量ではないという結論になりました。

また、再発と定義される5%以上の白血病細胞がないと保険診療的に今後必要となる検査の中で細かく腫瘍の量を測る大切な検査が出来ないとのことなので、とりあえず今回は入院治療は中止、今後は維持療法(通院治療ですね)を継続することになりました。

何とも言えない結果で終わり、明日退院する運びとなりました。

一か月の治療の予定だったから大量に本とカップ麺持ってきてたのに、、

維持療法では白血病細胞は抑えきれないのはわかっているので、じわじわ白血病細胞が増えてくるのを待ち、再発(と定義される量まで白血病細胞が増える)したところで化学療法・移植に踏み切るという方針になりました。

早期発見・早期治療と単純に進めず、何とも言えない耐えの期間を過ごすことになりました。

メンタルえぐいです。

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