脳生検受けました

お久しぶりです、投稿が滞っておりましたのっぽです。

先週の木曜日に脳生検を受けてきました。

時間はお昼の1時からだったので、それまでひたすら待機してました。

入試とかテストの時もそうだけど、こうゆうときの本番までの時間の使い方がマジでわからん。デイルームで一生そわそわしてました。

いざ手術!

手術室に入ると、中ではofficial髭男ismの「宿命」が流れながら看護師さん達数名が手術の準備をしており、患者の気持ちを落ち着かせるためだと思いますが、イメージしていた厳かさはゼロでした。

中央の手術台に乗り、バイタルを取りながら腕の点滴から麻酔を入れられると、もう一瞬でした。

10秒くらいで意識がなくなり、目覚めたころには口にわけわからん管が通ってたり、頭にずきずきした痛みが出てたりして、すべてが終わってました。

意識朦朧とした状態でタンカでそのまま移動し、頭部CTを取り、病室に向かう途中、廊下で親が待ってくれていたのですが、親から

「よく頑張ったね、辛かったね」

とねぎらいの言葉をもらったのですが、それがどこか僕が死んだときにいうセリフっぽく聞こえ、あ、死にたくないなってその時思いました。笑

CTの結果から上手く腫瘍をつまむことが出来、内出血もなく終えることが出来ました。元々手術の成功率は6.7割とゆわれていたので一安心でした。

検査結果は?

肝心の検査結果について、今日までに色んな情報が錯誤していてなかなか記事に出来なかったのですが、今日やっとそれっぽいアンサーをもらいました。

結果は、白血病細胞である可能性は否定的で、トキソプラズマ症という感染症である可能性が高いとのことでした。

このトキソプラズマとは妊婦の方なら知っている人もいるかもしれませんが、一種の寄生虫で日本人にも一定の割合で寄生しており、通常の免疫状態であれば不活性化し何も悪さをしないのに対し、抗がん剤治療等により免疫が下がっている状態であれば再活性化して脳炎や肺炎を起こしてしまうらしいです。

このトキソプラズマの有無を判定するPCRで陽性であったため、トキソプラズマ症である可能性が高いとのことでした。

マジでよかった!!!!!!!!!!

白血病細胞だったらそれ即ち再発、しかも中枢神経の再発ということになるので、かなり治療も苦労するところでした。

トキソプラズマ症もそのまま放置すれば死に至る場合もある重大な病症ですが、もう一方が悪すぎて、嬉しすぎて先生にこの話を聞いた時、これ夢ですか?って聞いちゃいました。

今後について

今後の治療の流れとしては、まずトキソプラズマ症の治療を行った後、病態が落ち着いてきたところで白血病の治療を行う流れになりそうです。

ただ、1点問題があって、トキソプラズマ症はかなり珍しい病気であり、その特効薬はあるものの日本では保険認可されていないんです。

そこで研究の一環としてその特効薬を使用できる病院が日本にいくつかあり、そちらの病院に転院するかもという話が出ています。

また、決まり次第noteで報告させてもらいます!





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