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北京ドタバタ旅行(63)

 
万里の長城


 八達嶺は明の1505年に築造されたもの。さらに北には外辺と呼ばれる壁があり、ゆえに八達嶺は内辺ともいう。ちなみに、八達という名は四方八方に通じるという意味の“四通八達"から取られている。高さ7.5メートル、上部の幅4メートル。騎馬5列、兵士が10列で進むことができる広さだという。また、城壁には銃眼も開けられている。約10メートルごとに城楼が設けられていて、ここは兵士が見張りに立ったり、詰め所として利用された。八達嶺の長城は万里の長城のなかでも最も壮麗といわれる。中華人民共和国成立後には城楼や城台の修復も行なわれ、北側の約2400メートルと南側の約1100メートルが一般に公開されることとなった。

 八達嶺というのは山の頂上まで、延々と壮大な壁があるそうですが、北京市内からですと、行けども行けども山など見えません。高速道路を約1時間半、走り続けてやっと山らしきものが見え始め、、両側が険しい山並みが連なるようになりました。そろそろ出てくる頃でしょうか?なにかUFOかお化けの出現の様に待っていますと、時折、山並みの中腹に煉瓦の長い壁が見え始めます。居庸関という砦らしいです。

居庸関

 八達嶺の南西10キロメートルところにある関所。元末から明初にかけて建造された。ここには1345年にチベット仏塔が建てられたが、現在は門しか残っていない。

北京ドタバタ旅行(64)

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