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弟の死。。。その後

弟が亡くなったと
新宿に向かうバスの中で連絡があった。

ちょうどその頃の時間、彩雲が見えて写真を撮って
なんだか涙が溢れ出てきた頃だった。

ちょうどその時間に弟は旅立ったんだね。
バスの中での涙の後、しばらく私は泣かなかった。

安置所にいる弟に会った。
私の知っている彼とは全く違う顔。
最期は血まみれだったそうで、それでもキレイにはしてもらっていた。

そこから、実家バージョンの私のスイッチが入った。
母をとっても気遣いながら、サクサクと物事を決めていった。
母の気持ちが全てを決める要素になる。
母がこうしたい!の思いをのせながら現実的なお金の話などなど噛み合わせて全てを決める。

77歳の母は夜中救急車を呼んでから、早朝弟が亡くなり色々詳細を決めている時間まで一睡もしていない。
しかも、弟の病気で振り回されていてヘトヘトだ。
普段からまともに頭が回っていないのに尚更判断力が鈍っている。
母の気持ちを1番大事にしながら、ほぼ私が決めた。

人が1人亡くなると本当に大変な事だ。
私は母とは離れて暮らしているので、いる間に出来る事はやるだけやった。

通夜も葬儀もあっという間だった。


そして。。。。。


長野に戻った。

家族の顔を見ただけで目が潤んだ。
やっぱり私の居場所はここだ。
自分が正直にいられる場所。

自分の気持ちを素直に感じて出してみようと思った



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