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厳しめのおじいちゃん 土星先生


土星は忍耐、努力、躾ける天体

土星には上記のような意味があり、どちらかというと嫌われがちな土星。  特に若いうちは楽して要領よくやりたいと思うのになかなかそうはさせてくれない部分。気になる所なのだけど、イマイチ苦手意識がぬぐえない。      うわ~苦手~とはっきり意識したり、見ないふりするんだけど、ことあるごとにひょっこり顔を出してチッ!と思ったりする部分だったりします。

土星星座12星座別 苦手なこと

星座(サイン)によって苦手と思いがちな部分は違います。(これが木星星座だったら土星とは反対に、意識せずとも上手く使っている部分と読み替えられます)

牡羊座 自分を主張する、思い通りに行動すること

牡牛座 心地よい場所に身を置く、体感する、感情的であること

双子座 軽いコミュニケーションをとる、広く浅い情報収集する、好奇心のままにおしゃべりする

蟹座 家族的な繋がりを持つ、感情で繋がる、共感する

獅子座 目立つ、堂々とする、存在感を出す、自己主張する

乙女座 細かい作業をする、分析する、几帳面であること

天秤座 調和する、人の意見を取り入れる、相手に合わせる

蠍座 一つのことを追求する、深く繋がる、

射手座 自由を追い求める、理想を持つ、高い視点を持つ

山羊座 真面目である、成果を出す、上を目指す

水瓶座 自由である、好奇心旺盛さ、奇抜さを出す

魚座 曖昧である、人の気持ちを察する、寄り添う

上記のことを苦手と思いがちです。本当はそこそこ出来るのに、です。

冷やし固める=形にする、努力後の結果

サターンリターン(=土星回帰)といって、生まれた時の星の位置に土星が戻ってくるときは試練の時と言われています。

土星の公転周期が約29年なので、だいたい30歳前後で起きるのですが、今までの生活がガラッと変わる時にやってくるからなのでしょうね。

例えば、そろそろ出世して下に教える責任のある立場になったり、結婚したり、子供が生まれたり、今までの生活とは違う立場になっていることが多いので、余計に試練と感じるのかもしれないです。ちゃんとした大人になるために一皮むかせてくれるのかもしれないですね。

努力したらすぐに実るわけではないですが、確実に自分の糧になる、自分の力で手に入れられる宝物が眠っている所なのでしょう。

年齢が土星期に入れば意外と使いやすいというか使えるようになってる

実は土星は自分がコンプレックスに感じている所で、そこそこ出来たりする部分だったりもするんです。そこそこ出来るもんだから、自分より出来る人と比べてしまいがちになっちゃうだけで。

いや、そこそこ出来てるんじゃない?と周囲が思っても、自分は出来てないと思うもんだから聞く耳持たないことも多いですね。

例えば、羽生結弦選手を見て、「クソ~、俺にだって4回転半とべるはずなんだぜ!あいつばっかりちやほやされやがって!」ってあまり思わなくないですか?だって異次元だし、普通の人には無理な技ですよね。

大谷翔平選手やイチロー選手の偉業もしかり。

自分に全くない要素なら悔しくないんです。悔しくなりようがないから。

でも、例えばちょっとしゃべりの上手い隣のクラスの人気者の男子を見て

「クソ~俺だってあれくらい喋れたら人気者なのに!あいつばっかり羨ましいぜ!」って思う時は、自分より上手くできるアイツに嫉妬しているんですよね。自分だってあれくらいできたらいいのに、というか出来たら苦労しないのに、って。

そういうあなたはそこそこ喋りが上手いはずです。ただ隣のアイツほどではない、だから嫉妬しちゃう。

やればできるじゃないかと無言で見つめてくれている存在

そうやってずっと気にして、上手になるように意外と知らず知らずに訓練してたりするので、年を取ってからそこが気にならなくなったりすることもあります。まあ、しょうがないかというあきらめも混じってくるとも言いますが。

もちろん、訓練して続けてきたら、ですよ。訓練せずに苦手だと放置していたら苦手のままです。でも、そういう時は2度目のサターンリターンで再度ガツン!とやられます。躾けられるんです、土星おじいちゃん先生に。「ほれ、出来るんじゃからちゃんとやらんかいな」、って。

年を取ってからのガツンは結構骨身に染みるので若いうちに訓練して身につけておいた方が良い気がします。58歳とか60歳になって苦手克服せえよって言われても、ですよね。え~~~~今更?マジで勘弁して欲しいってなっちゃいます。

土星によって身に着けたことは、その後の人生であなたの宝となり武器となります。それがわかっているから土星先生は厳しい目であなたを見て、実はこっそり応援してくれている存在なんじゃないかな、って思います。

まとめ

厳しさの中に真の優しさを秘めている土星先生。

若いうちは手こずる部分ですが、苦手と認めて少しずつでも努力するうちに身に着けたものはちょっとやそっとじゃ無くならないし、崩れません。      ちゃんと取り組んだことで自信にもつながります。

土星おじいちゃん先生をありがたく受け止めて付き合っていくのが賢い生き方ではないか、と思います。

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