エルデンリングDLC武器「逆手剣」の運用検証（V1.12.3対応）

エルデンリングDLCで登場した新武器、「逆手剣（※同名の武器種ではなく武器名）」についての運用検証を行う。
（※他の追加武器についてはこちら）
※エルデンリング本編およびDLCに関するネタバレを含むため、初見を重視する褪せ人は今すぐ狭間の地または影の地に帰ることをおすすめしたい。

はじめに

この武器の特徴を改めてまとめてみると
良い点
・とても軽い（重量2.0、必要筋力10、必要技量13）
・通常武器なのでエンチャントや派生が付け替えられる
（当然戦技も変えられるが、元の戦技の使い勝手が良すぎるので…）
・武器種の特性から、「両手持ち」で疑似二刀流になるので手数が出しやすくエンチャントとの相性も良い（一度に両方に掛かった感じになる）。
（本編では拳武器等にあった特性。ただし良いことばかりではない、後述）
・両手持ちが前提のような武器であるため、「生贄の斧」等の「背負っているだけで有用」な装備との相性も良い
（※「クラゲの盾」は以前のアプデで修正されたので不可）
良くない点
・軽量武器にありがちだが、単発火力や怯ませ力、強靭削りは弱め
・リーチが見た目以上に短い（構え方のせいか）

技量（技量より上質を含む）戦士での運用

非常に相性が良い。
鋭利派生は+25強化で筋D技Sになり、高い火力が得られる。
手数武器なので、有翼剣のタリスマン等を積むと火力がさらに上積みできる。
手数武器（しかも疑似二刀流）の常としてスタミナ消費が激しいので双頭亀のタリスマンを積む事も考えたい。
なお逆手剣の両手持ちは「二刀流」扱いになるため、「両手剣のタリスマン」は無効のため注意。（純技量戦士は元から相性が良くないのはさておく）
出来れば、ステ振りについては信仰などを少し積んで「聖律の剣」「血炎の刃」あたりを付けられるようにすると実効火力や汎用性が増すだろう。
（※これらはスケルトン復活阻止やら出血やらの付帯効果だけでも有用なので、信仰等は使える最低限でも構わない）

技量＋信仰型（ギンバサ）での運用

非常に相性が良い。
・鋭利派生すると+25強化で筋D技Sになる。
・両手持ちで”疑似”二刀流化する都合上、エンチャントとの相性がとても良い。
（元のATKはどちらかと言うと控えめな部類なので、エンチャントで火力が大きく上積みされる塩梅になるのも相まって）
・とても軽いため、持久に振る余裕がそれほどないこのビルドには都合が良く、なんならサブ武器としても割と余裕で積み込める
と、全く以て隙がない。
タリスマンは、技量戦士ビルドのものと同様になりそうなので略。
また、強さには関係ないがエンチャントをかけると両手の武器が輝き、素敵性能が高いのも良い。　イケメンビルドを目指す人には垂涎の一品。
このビルドでの採用武器のライバルとしては「火の騎士の大剣」あたりが挙げられるが、こちらは大剣と特大剣の中間的（武器種としては特大剣）な性質であるため、単発火力や巻き込みリーチに優れる反面手数は出しにくく、逆手剣とは割と真逆のポジションになる。　　競合というよりは持ち味の違いを活かして使い分ける関係と考えたほうが良いだろう。（但し相性のよいタリスマンは異なる）

技魔剣士での運用

非常に相性が良い。
+25強化品を冷気派生にすると筋C技B知Bとなるため、知力にもそれなりに振るのが火力が出やすい傾向がある。
（魔力派生は筋E技E知Bで、あまりこのビルドでは振るわない）
手数武器であるため、状態異常をバラ撒くには非常に都合が良く、（凍傷無効でなければ）敵がバリバリと凍る。
そこから溶岩弾で溶かして凍傷ループを狙うもよし、被ダメ上昇効果を活かすためにそのまま殴ってもよし。
とても軽いので持久に余裕がなくなりがちなこのビルドにも優しい。
タリスマンは技量戦士と同様で良いと思わる。

技量＋神秘ビルドでの運用

相性が悪いわけがない。
なにしろ手数武器なので敵がどんどん毒やら出血やらしてくれる。
毒派生や血派生でも物理火力も普通に出るので、状態異常がかからない敵をそのまま殴ってもザクザク斬っていける。（打撃以外痛くねぇ！とか言うタイプでもなければの話だが…）
タリスマンは技量戦士のものに加え、「血の君主の歓喜」のような敵が状態異常になると効果が出るタイプのものが相性が良いと思われる。

（おまけ）写し身の雫に押し付ける運用

この武器はとても有用ではあるが、脳筋ビルドでは今ひとつ振るわない。（重厚派生は＋25強化でも筋Aのみ、ステ振りにもよるが標準の方がマシなこともある）
それでは脳筋戦士にはゴミか？と思われるがそうでもない(かも知れない)。
「写し身の雫」に持たせて状態異常をバラ撒かせる嫌がらせ武器としての運用が可能。
何しろ軽いので（武器装備を一枠開ければ）、サブとして突っ込むのも楽勝。
相手によって出血派生やら冷気派生あたりを選んで付けると良いだろう。
この運用の場合のみ、タリスマンについては本体の都合優先にしておいた方が良い。（汎用性の高い双頭亀など）