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Mrs. GREEN APPLE『ゼンジン未到とヴェルトラウム~銘銘編~』7/7レポ

⚠️盛大なネタバレ祭りなので、横浜参戦される方は念のためご注意ください⚠️





7/7 ノエビアスタジアム神戸公演に参戦してきました!!!

今回のライブは、"ゼンジン未到シリーズ"になっているのですが、そもそもどういうものかと言うと
Mrs. GREEN APPLE結成後、インディーズの前から自主企画として開催されてきた
「ゼンジン未到と◯◯◯〜◯◯編〜」
の系統ラインとなります!

ちなみに第一弾は
「ゼンジン未到とコンフリクト〜前奏編〜」
と言い、
楽曲にもある『CONFLICT』はここからきていて

雑誌「ROCKIN’ON JAPAN」2015年3月号では、

大森「3曲目の"CONFLICT"は相当熱く話しましたね。僕らの初めての自主企画の名前も「ゼンジン未到とコンフリクト」って名前で、そこから取ったんですけど。自分らの中の葛藤とか戦いとか矛盾点の中で、いかに強い意志を持ってやっていくかっていうのを書いた曲で、レコーディングの時に、この曲はすべてにおいて感謝の気持ちを持ってやろうね、せーの!って録ったんですよ(笑)。深いとこまで潜っていくことってすごく辛いんだけど、僕らはそれをしましょうっていう決意を歌ってます」

と話されていることもあり、
『CONFLICT』はゼンジンシリーズでは必ずと言っていい程セトリに入ってたりします…!


そして、今回の神戸公演のセトリはこちらっ↓

CHEERS
VIP
ANTENNA
ロマンチシズム
ツキマシテハ
CONFLICT
青と夏
ライラック

点描の唄
Blizzard
インフェルノ
私は最強
Loneliness
アポロドロス
L.P
ナハトムジーク
コロンブス
Magic
Dear

(アンコール1)
Familie
lovin'
ダンスホール
愛情と矛先

(アンコール2)
我逢人
ケセラセラ

見て下さるとわかると思うのですが、今回のセトリはめちゃくちゃボリューミーです。
26曲もあります。

しかもその内、

フェーズ1:12曲
フェーズ2:14曲

と、ほぼ半分ずつになってたりします。


さて、ここからは、抜粋しつつレポしていこうと思います!
(と言いつつ、ほとんど書いちゃってます😂
目次つけてみたので、長ければ好きなとこにジャンプしてください笑笑)

※MC部分の敬称は省略させていただきます

★開演前

会場内では、風鈴の音やセミの鳴き声のBGMがずっとかかっていました。
あとこの日は撮影用のカメラも入ってました📸

★本編

☆VIP

1曲目の『CHEERS』が終わると、いつもの『VIP』前曲間演奏が流れ始めてですね
(「In the Morning Tour」の登場SEにもなってたあれです)
それだけでもうテンション爆上がりで!

この曲はやっぱりコールが楽しいですね(しみじみ)

2番サビ終わりのベースソロ、いつもはもっくんが遊びがちですけど、今回はちゃんと聴いてました笑

★MC

サポートメンバー紹介MC
今回はなっち(Ba.森夏彦さん)とダニキ(Dr.神田リョウさん)の他に、映画『ディア・ファミリー』の劇伴を担当されている兼松衆さん(Key.&Gt.)も参加されていました!

あと、

大森「えー、…森夏彦担当、森夏彦!」
森「おい、ベースでもないじゃないか」
3人「(口々に)あー…」
大森「じゃあ、ベース担当ベースです!!」
森「おい!!!」

なっちとの定番になりつつある、このやりとりが面白すぎた😂

ダニキは地元出身トークをされていました!

☆ツキマシテハ

『ツキマシテハ』は、ベースの低音がすごく響いていてめちゃくちゃカッコよかったです…!

ラスサビの「愛が麻痺っていく」では、
麻痺っていく→↗︎
と、後半1オクターブ上がるアレンジをしていました👀

☆CONFLICT

このタイミングでの『CONFLICT』は、もうただただ泣ける…

モニターに映った涼ちゃんを見たら、すっごく噛み締めながら演奏していて、その姿にもグッときたし
1番サビの「残された時間が笑えるように」を、すごい素敵な笑顔で歌ってたもっくんを見て、余計に泣いた

今回のゼンジンの中でも、特に印象に残っている楽曲。

★MC

「あつい!暑すぎる…!」と言いつつ、
「今日は男子の声がいっぱい聞こえて嬉しい」と男女別で声出しをお願いするもっくん

次の曲の前フリをしようとして

大森「夏がもう始まっただしょう?」
2人「だしょう…?笑笑」
大森「(投げやりに)始まっただしょう!笑」
若井「それでいくんだ笑」
大森「(若井の方をじっと見る)」
若井「いや、噛んだんだと思って笑」

このくだりが面白かったです笑笑

また『Atlantis』の時みたいに縦眉毛連発してました😂

☆青と夏

『青夏』は超人気曲なだけあって、会場のボルテージの上がり方がハンパなかったです!

2番サビの「夏が始まった恋に落ちた」はキーボードソロアレンジではなく、原曲通りでした…!

☆橙

『ライラック』が終わると、モニター全面に映し出される夕焼けの景色

そこから静かに始まる『橙』のイントロ

この楽曲は今回がライブ初披露でもあり、
バックボーンがめちゃくちゃ泣ける曲でもあり

雑誌「MUSICA」2023年8月号のインタビューでは、このように話されていて。

▶ミセスのアルバムには毎回、もの凄くグッと心に迫ってくるバラードが入っていますが、この"橙”もそういう類いの楽曲だと思いました。積み重ねてきた時間の愛おしさと大切さが、歌詞はもちろん、音からも聴こえてくるような楽曲だなと思ったんですが、これはどうですか。
大森「この曲ができたのは、実はフェーズ1の最後の頃で。『Attitude』のレコーディングのタイミングぐらいで作ってた曲なんですよね。で、本当はこの曲が『5』(ベストアルバム)のラストを飾るはずだったんだけど」
▶なるほど、その話は凄く納得が行く。
大森「でもやっぱり"Theater”を作ろうと思って、“橙”ではなく"Theater"がその位置に入ったという、そういう歴史がある曲で。それを今回、レコーディングしました。歌詞も変えてない。当時のことを振り返って書くのではなく、フェーズ1の時に生まれていた曲をこのタイミングで歌うっていうことに凄く意味があると思ったから」

この話を踏まえて聴くと、もうグッとくるとかじゃなくて、個人的には号泣案件なんですよね。

しかも、客席のライト(ライトスティックとかライトバンドの光)も橙色になっていて、その光景が本当に綺麗で美しくて、余計に泣けました。

2番に入ってからは、学校の教室や踏切の映像も流れていたりと、すごく温かさを感じる場面でした。

☆点描の唄

この前開催された「The Performance」では、NiziUのボーカルライン3人とデュエットで披露していましたが、ソロで歌うのはフェーズ1の「The ROOM TOUR」以来で。

『橙』からの流れということもあり、なんだか余計に5人の時を思い出してウルウルが止まらなかった

なんならめちゃくちゃ泣いた

噛み締めながら、聴き入ってました。

☆Blizzard

この辺りから外もすっかり暗くなって、放射線状に伸びるライトがものすごく綺麗でした。

『Blizzard』はもっくんが座ったり寝転がったりして歌ってるイメージが強いですが、今回は最後まで立って歌ってました!

『点描』の後だと、また少し違った風に聴こえる不思議。

涼ちゃんの「3.2.1.ジャンプ!」の煽りもあってか、ライブ映えがすごかったです…!

☆インフェルノ

シンプルに
1番サビ前、涼ちゃんの「いけるかー!」があまりにも男前すぎて惚れた。

☆Loneliness

『Loneliness』はやっぱり照明の暴れ具合が半端ない。

あと、「爆音で〜」から炎の特効がすごくて!!
縦に伸びるノーマルのやつと、Xみたいに交差して伸びてるのがあって、ステージの反対にある南スタンドだったのにめちゃくちゃ熱波が伝わってきました😂

この曲もライブ映えが凄くて、映像で見るよりも断然カッコよかったなぁ

★MC

大森「最近リリースした曲があるんですけど。
…オリンピックの曲になったりして。
テレビ朝日さんのね、ほんとにありがたいです。
でも、まだ聴き込んでない人もいると思うのよ。
ミセスの曲1.2曲しか知らないんだけど、とか、
家族彼氏彼女に無理やり連れて来られたとか笑
でもね、この曲は嘘でもいいからノってほしい!!」
藤澤「(力強く)そうですよ!」
大森「(何とも言えない表情で)…うん笑」

涼ちゃんの言葉を受けて、何とも言えない反応をするもっくんが面白かったです笑笑

☆アポロドロス

やってくれたら嬉しいなぁ、なんて思ってたけど、いざイントロが鳴るとテンション爆上がりで🔥

間奏の「oh〜」はコーラスパートだったので、ちょっと低いけど全力で声を出し笑

アウトロのキーボードソロは、涼ちゃんが音をためて弾いてたこともあり、すごくくるものがありました。

☆ナハトムジーク

『ナハトムジーク』は最低音がちゃんと低いので、今回はちょっとキーを上げてました(たぶん)

会場内やステージ両端には、暑さ対策のためミストシャワーが出ていたのですが、それがいい感じに楽曲とマッチしていて素敵でした…!

毎回『Soranji』がくると会場全体が"Soranji空間"になりますが、『ナハトムジーク』も"ナハトムジーク空間"になるよなぁ
なんて考えながら真剣に聴いてました笑

☆コロンブス

曲間の演奏的に『ダンスホール』かなぁ、なんて思ってたら、まさかの『コロンブス』で度肝を抜かれて

演出的にも縦眉毛&変顔もっくんが大量発生したり、見てる方もあまり"泣き"に入らないようにしてくれてたのかなぁ、なんてちょっと感じたり

サビの「クローズアップ」のとこで、MVと一緒の手振りをしてくれてたり、ひろぱがすっごいニコニコしながらギター弾いてたりして、結局ちゃんと泣いてしまった

ラスサビはセンターステージまで3人が出てきたのも胸熱だったし、「くたばるまで」の歌い方が荒々しくて最高だった…!

ラストちょっとだけもっくんがボイパしてたんですけど、普通にめちゃくちゃ上手くて歓声があがってました✨

☆Dear

ライブの『Dear』めっちゃくちゃ良かったです!!

多分なんですけど、今回はラスサビの裏でイントロの印象的なメロディがうっすら鳴っていて
そのアレンジがすごく素敵で感動しました。

★アンコール1

☆familie

まさかここでまだリリースされてない『familie』がくるとは!!!

しかもここでトロッコが出てきます。
それにもビックリ。

トロッコは上手涼ちゃん・下手ひろぱスタートで、
トロッコの後ろからはシャボン玉がいっぱい出てました。可愛い。

2人が客席の方を見る度に歓声&悲鳴があがっていました😂

ひろぱは最初距離が近くてちょっと照れてそうだったんですけど、後半になると結構ノリノリで反応してくれてました!

涼ちゃんは安定の太陽☀️

『familie』も全体通してすごく温かい楽曲で、会場中が優しさに包まれてました(きっと)

☆ダンスホール

アンコールに『ダンスホール』が組まれているのは今回が初だったんじゃないのかなと思うのですが、めちゃくちゃ良かったです…!

アンコールの『ダンスホール』最高です(語彙力)

2人がトロッコに乗ってるからか、いつも以上に客席に「Say!」を言うもっくんも可愛かったし、
2番サビ終わりにソロダンスを踊ってたもっくんを見て、涼ちゃんが「見てみて!」って指差してたのも涼ちゃんらしい温かさを感じました。

☆愛情と矛先

このタイミングでまさか『愛矛』がくるとは思わず、イントロが流れた瞬間爆泣きした私()

お決まりのジャンプしながら片足上げる振りを見れたのもめちゃくちゃ嬉しかったし、
ひろぱと涼ちゃんのソロの掛け合いもすごくグッときて。

変わらない3人の姿が見えたような気がして、胸熱でした。

トロッコを降りてからステージ上を爆走する2人(特に涼ちゃん)を見て、会場中が「ふふふ」ってなってる雰囲気も好きでした!笑

★アンコール2

★MC

大森「アンコールありがとうございます!
今回はスタジアムだから、いつもよりもみんなの声の圧だったりが増して、感じることができて、すごくよかったです。
今日は3万人強の人が来てくれてるみたいで。
ね、ほんとにすごいよね、3万人つよ!」
2人「つよ笑笑」
大森「こんなにも沢山の人が来てくれているけれど、それでも来れなかった人がいっぱいいるんだって。
だから今日来れなかった人にも、風にのって届くように、これからこの曲を歌いたいと思います」

☆我逢人

もっくんがいつものギターを持ってたから、まさかとは思ってたけど、いざ実際に『我逢人』がくると語彙力を失ってしまう

ラスト、「エデン」の時みたいに横並びでモニターに3人の姿が映し出されていて、涙が止まらなかったです。

★MC

大森「えー、そろそろ終わりが近づいてきました」
客席「えー!!!」
大森「めちゃくちゃやっただろ?!笑」

大森「10年前自主企画として始めたライブが、バンドの冠が変わることなく、冠の変わらないライブをスタジアムで出来ていること、本当に嬉しく思っています」

この話をしている時のもっくんに、昔のもっくんの姿が重なって見えたような気がして、なんだかすごくグッときました。

大森「涼ちゃんはどうですか?」
藤澤「今日、めちゃくちゃ楽しみにしてきました!!笑
元貴も言ってたけど、最初は本当に120人とかのライブハウスから始まって、ビラも自分たちで作ったりしてて」
大森「そうだったよね」
藤澤「今回スタジアムで出来て本当に嬉しいです!
ありがとう!!」
大森「若井どうですか?」
若井「みんな…最高だった!!
いや、だったじゃなくて、最高だよ!!!笑
(急に『BFF』1番サビ終わりの間奏みたいなギターメロディが流れ始める)
えー…ゼンジン、今日、みんな、すごい笑顔で見てくれて…
♬今日のゼンジンライブめちゃくちゃ最高だった〜♬(いい感じのメロディで歌う)」
大森「おい!お前なんだよそれ!!笑
無茶ぶりしたのになんで歌えてんだよ!!!笑笑」
若井「なんかメロディが勝手にでてきた笑」
大森「羨ましいわそれ!俺が欲しい!!笑」
若井「いやいや(真面目に謙遜する)
でも本当に楽しかったです!ありがとぉー!!!」
大森「ありがたいことに、ライブをさせてもらえたり、テレビに出させてもらったり、
(おふざけスイッチが入る)それに作詞作曲1位だし!?バンドも1位だし!?!レコード大賞獲ったし!!!紅白も出たし!!!!
(野太い声で)はへー!!!!!」
2人&客席「(爆笑)」
2人「はへーって何!笑笑」
大森「(若井に向かって)お前が変な流れにしたんだろ!!笑笑」

大森「距離が遠くなったとか感じるかもしれないけど、そんなことないから!
確かに大きい会場でやらせてもらうことが増えたけど、物理的な距離とかじゃなくて、一人ひとりに対して届けてるから。
遠くの方の人とか、俺たち豆粒だろ?!
めちゃくちゃちっちゃいだろ?!笑
でも本当は(腕を精一杯伸ばして)この距離じゃなくて、(手を鼻先までもってきて)この距離だから!!!」

大森「今日は本当にありがとうございました。
それでは、最後に聴いてください」

☆ケセラセラ

ゼンジンを締め括ったのは『ケセラセラ』
ライブで聴くと、やはり無条件に泣ける。


最後手を繋いで挨拶する時に、涼ちゃんが三つ編みジャマだったみたいでグルングルン振り回してたのが面白かったです😂


今回は2時間半の間に26曲も詰め込んでくれたから、いつもよりもMCの時間は短かったけれど、その分すごく濃く感じて。

昔から変わらず「音楽は一対一だよ」と伝え続けてくれるもっくんの言葉にジーンときました。

ひろぱと涼ちゃんも沢山のエネルギーや感情を飛ばしてくれて、トータルして本当にエネルギッシュな、生きる力を貰えるライブでした。

拙いレポですが、少しでもゼンジンパワーが伝わっていると幸いです😌


ここまで読んで下さりありがとうございました!!

それではっ👋🏻

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