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『顕著な大雨に関する情報』の発表

こんばんは、nooooon(@nooooon_met)です。


今月17日から運用開始されていた『顕著な大雨に関する情報』。


(見逃していなければですが)昨日、初めて発表されました。

顕著な大雨に関する沖縄本島地方気象情報 第1号

2021年06月29日02時49分 沖縄気象台発表

本島北部では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。

(※1)


未明の発表となっていたため『雨雲の動き』は確認しそびれましたが(寝ていたので・・・)、『今後の雨』を見たところ、赤い楕円の表示(大雨による災害発生の危険度が急激に高まっている線状降水帯の雨域)が現れていました。

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拡大して数値を見てみると、確かに、『顕著な大雨に関する情報』の発表基準のひとつである「前3時間積算降水量最大値が150mm以上」を満たしている領域が見られました。

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※3


これらの地域では、浸水や道路の陥没などの被害があったようです。


また、上空の寒気等の影響で、沖縄地方以外でも大雨となっている地域がありました。


週間天気予報のための資料を見たところ、梅雨前線は次第に北上していきそうな予想となっています。
とはいえ、梅雨前線の動向についての予想は不確実性が大きいので、『顕著な大雨に関する情報』(または『線状降水帯発生情報』?)という単語を頭に留めつつ、大雨に備え、普段から天気予報等をこまめにチェックしておきたい季節ですね。



そんな、今日このごろ


1:気象庁HPから引用(2021.6.29閲覧)→https://www.jma.go.jp/bosai/information/#area_type=offices&info_id=20210628174936_0_VPFJ50_471000&format=text&area_code=471000

2:画像は気象庁HPから→https://www.jma.go.jp/bosai/kaikotan/#zoom:7/lat:25.824617/lon:127.628174/colordepth:normal/elements:gpv&rasrf03h&slmcs

3:画像は気象庁HPから→https://www.jma.go.jp/bosai/kaikotan/#zoom:10/lat:26.463812/lon:127.768250/colordepth:normal/elements:gpv&rasrf03h&slmcs

〜2021.7.4,一部語句漏れを追記修正。〜