【ジャーナリングRPG】シンセウェーブシティ・ブルース【End】
■ 前回は?
戦闘ドール化してしまった薬局員さんに即席ワクチンを打ち込み、この場はどうにか落ち着いた。だが、映像を外から見ている奴もいるし、未だ再登場していない奴もいる。さて、落とし前をつけにいこうか?
■ 今回は?
TRPGでいう“クライマックスフェイズ”になる。とはいえ、このAパートやBパート、クライマックスという括りはオリジナルの方には存在せず、私がMixしたルールの独自解釈となる。
さて、クライマックスは4回の判定を予定+ジレンマと考えている。ダイスロールが多いな……。まぁ、いっか(おぃ
■ ダイスロールの嵐が始まる
クライマックスフェイズの舞台は、ネオン街のだいぶハズレにあるナイトクラブ。ギャングの居城になっているだけあって、賑わいがある。今回この場に登場するのは私(カント)と、遠隔からのステラ。私としては正面から堂々と行きたいが、SWPD的には踏み込む証拠がもう少し欲しいという。
A)客のフリをして入店し、店内の端末を掌握できるか試みる
B)薬局員の恋人を囮に使う
ナイトクラブは、丁度イベント日だったようで“ヴィーガン・レイヴ”と登録されていた。何のことはない、生身お断りのイベント。それなら仕事用の顔を装備すれば、私でも用意に会場の中へ入ることができる。
おっと、IDチェックの段階で捕縛されてしまった。顔を変えただけではダメだったらしい。戦闘ドールから受信していた動画で身元参照をかけたヤツがいるのか?(グリット - 1)
私を出迎えてくれたのは、ギャングと銀行強盗の片割れ……確か薬局員さんのお兄さんだな。なるほど、大金入手はフェイクで、貸金庫にあるエクゾ感染症試験薬に関するレポートが欲しかったと。自分の妹をデモンストレーションに使うとは。おっと、ギャングが連絡を撮り始めた。あの端末は外部と繋がっているってわけか。暴れるフリをして、アイツを巻き込んで吹っ飛ぼう。アレにステラからもらったパッケージを転送できれば……。
なんて、ゾロ目だ(笑 倒れているフリをして、パッケージの転送は完了。トドメを刺そうとする構成員をのして、こういった場で言うセリフは一つ
「これ、なーんだ?」
ステラによって電子拘束が解除されたので、戦闘準備万端。だが、ここはドラマティックにボス(ギャング幹部&薬局員の兄)による必殺技、麻痺音波をしのぐ……あ、サンプルゲットしてたわ
失敗したじゃーん(グリット - 1)。今回はちゃんと調整してあったようで、私にも通用した。身動きが取れない間にいくらか痛めつけられたが、中和装置をテーブルの上に置きっぱなしとか……間抜けだな。ということで、こっちのターン。
「A○スーツの力、見せてやらぁ!!」的なド派手な立ち回りはありませんでしたが、ここまでの結果でグリットは「2/4」。まぁ、生き残ったのでミッション的には達成。シナリオクリア的に「大量のエン・クレジットが必要」とのことで、お兄さんには尊い犠牲になっていただくということで(笑
後はステラが口を継ぐんでくれればの話だが……。
■ では、今回の記録
■ 140字小説Ver
強盗の片割れ……薬局員の兄は、ギャングと一緒にいた。強盗したのは、貸金庫のエクゾ感染症試験薬に関するレポートが目的。誰だ、そんな物騒なのを預けた奴は?
難義はしたが、薬局員さんの治療も順調で、献身的な恋人もいるから営業再開はすぐかな?
大金の為にステラと取引したが、正直不安しかない。
前回もそうだが、たくさんダイスロールをした割には日記としてのジャーナルに落とし込むと……こんなもんである。
私自身が書いているのも、さっぱり日記らしくはないが小説と違ってすべてを書く必要はなく、見た時に自分の中で物語が思い出せれば良いので、こんなので全然良いのだ。
この物語をわっと広げた後に切り取るという行為をするからこそ、小説執筆支援ツールとして着目する人がいるんだろうねぇ。
今回は、これで終わり。このソロRPGのSRDとシンセウェーブシティ・ブルースは、かなり好印象のルールだった。
よろしければ、サポートをお願いいたします。 紹介もチョイスも未熟なところがありますが、“こういった遊びがあるんだー”というのをお伝えし続けられればと思います。