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【随時更新中】Her Odyssey プレイログまとめ【ソロジャーナル】

⚫️ 作品紹介

◾️ 私が向かう場所は恋焦がれし故郷か、新しく故郷と呼べる場所か? / ジャーナリングRPG

「Her Odyssey」でのあなたは、放浪者。謎めいたフードを被った放浪者には語るべき物語がある。故郷に帰ろうとしているのか、あるいは新しい故郷と呼べる場所を探そうとしているのか?

放浪する世界を構築し、キャラクターを深掘りし、そのキャラクターで冒険をしていく。それは決して楽な道のりではなく、幾多の困難が待ち構えているであろう。

D4ダイスを使うことを前提としているCaltrop Core SRDと、この作品を先行作品として後程発表されたトランププロンプトによるジャーナリングRPG用のSRDであるAspire SRDのMixとなっている。

実は日本語訳版も発売されている。

今回このゲームをプレイするにあたり、例によって例の如く「文字以外でも記録できないものか?」と企んでいる。とはいえ、「Time to Kill」では不完全燃焼だったのでどうしたものか?と悩んでいたときに偶然

「ダンボール織り機」

なるワードに出会ってしまい、「物語を織る=糸を使って織る」ってどうよう!!と馬鹿なことを考えてしまい、今回に至っている(笑

基本、スートを色に、ランク(カードの数字)を何往復するか?に変換して並行して行っている。うまく行くかは……ゲームエンドになるまでは謎である。


⚫️ Her Odyssey プレイログ

◾️ No.1

No.1はキャラ紹介
キャラの能力値と、No1の織り

◾️ No.1-TRANSCRIPT

俺の名はカズクラ、斉木家の次男だ。俺の一族は“神楽の森”の番をしていて、俺だけドジって神隠しにあってな。そのまま異世界で生涯を終えると思っていたのに……戻ってこれたんだ。余命幾ばくもない爺が、戻ってみればわずか13分の出来事。でも、その空白は、ナニかが逃げ出すには十分だった。

俺は森を追放されることになる。


◾️ No.2

異世界からの刺客。残酷な真実
【凶兆の日】

◾️ No.2-TRANSCRIPT

追放者の責務は、逃げ出したナニかの追跡。人里へ向かわない様に、常封灯籠も灯して回った。この色が異世界の妻を思い出させる。彼女も俺と同じだ。そうだ、妻の故郷は……。

常封灯籠が異世界との重なりを深めた!?帰還は大罪の為にお家取り潰しと、異世界からの刺客に言われ、遺髪を放られる。


◾️ No.3

人では無い助言者
【吉兆の日】

◾️ No.3-TRANSCRIPT

水が敷かれた田園が見えた。水面に映る私の顔色は酷い。こちらの世界へ戻った当初から、私を追ってくる者も一緒に映っていた。どうしろというのだ? 私は向こうで骨を埋めるつもりだったんだぞ?
心の中での問いを、聞かれていたようだ。畑仕事には不向きな身なりの女性。
手印の窓で、私を見ていた。助言をくれると? 私も、手印の窓で見返すことにした。


◾️ No.4

身代わりとなった布玉
【凶兆の日】

◾️ No.4-TRANSCRIPT

天候が急変して、視界を遮る濃霧の奥にソレを見た。手印の窓無しでも認識できる異形にして……カミ。ひと目でまだ向き合えないと理解した。奉納舞の型が、霊視できない。

油断して左腕を喰われた!?と思ったら、異世界から追ってきた影にも腕を斬られた。でも、助言者がくれた布玉が呪いと傷を肩代わりして解け散る。


◾️ No.5

花の加護
【吉兆の日】

◾️ No.5-TRANSCRIPT

影に斬られた腕、傷は無いのに重い。霊体を斬られたかのようだ。山ノカミの祠で休んでいたら、修道者が祠の方へ来て、中を漁ろうとするので諦めさせる。カミを殺す手段? 各祠にある九つの金輪?

今祀られている存在を蔑ろにしてまで殺したいか?

修道者に説教したら、祠から腕に加護を貰い受けた。


◾️ No.6

変体の舞の知恵
【吉兆の日】

◾️ No.6-TRANSCRIPT

濃霧を連れてきた雨が止む。濡れた土の匂いと共に、熟した果実のような甘い匂いが漂ってきた。カミが封じられていないことで、自然も動物も狂わされ始めている。
川辺に近い常封灯籠を、奇妙な生物が包み隠していた。蜥蜴……龍……何かの結晶?

火種と引き換えと言うので、人から変体する舞のことを聞き、退いてもらった。


◾️ No.7

火種を与えた生物の主。異師
【吉兆の日】

◾️ No.7-TRANSCRIPT

夜になって急に寒くなった。暖を取るために入った狩小屋に、先客がいた。異形と共に狩りをする異師。警戒されている上に言葉も通じないとは。椀と短刀を見せると、椀を選んでくれる。

暖を共にしつつも理解できない言葉に苦心していたら、火種を与えた生物が飛んできた。
お前が、異師の通訳係なのか。


◾️ No.8

自分の影から奪った刀
【吉兆の日】

◾️ No.8-TRANSCRIPT

熟した果実のような匂いと霧が強まった深夜、異世界の自分が襲ってくる。
知識があっても、鍛えられていない身体ではダメだった。

助けてくれたのは息子達の遺髪と、異師の異形達。
刀を奪ったとき、何故か力を緩めたんだ。
何故、この刀を? 疑問が増える。
息子達の遺髪が、全て燃え尽きてしまった。


◾️ No.9

追っているカミから与えられる教え
【凶兆の日】

◾️ No.9-TRANSCRIPT

濃霧から大雨に変わり、土砂崩れに巻き込まれた。異師と異形達は、何とか免れていた。
夢か現か、痛めた胸をカミに突かれて起こされた。

舞えと?

左手は変体の舞、右手では刀を持った異世界の演武。カミが胸を突くリズムで、足踏みをした。歪な舞。何故か、妻の姿が見えた。
胸の痛みで目が覚める。


◾️ No.10

鏡の助言
【吉兆の日】

◾️ No.10-TRANSCRIPT

胸の痛みで目が覚めたけど、まだ歩くのに苦労している。立ち止まっては、足踏みの練習をした。それでも痛い。

何か見えない力に掴まれた気がして、手印の窓で見た。あのとき、布玉をくれた助言者?
いや、手に大きな鏡の欠片を持っている。
手印を通してみる鏡像が、新たな助言なのだろうか?

私が見たものは……


◾️ No.11

魔女との刹那の再会
【吉兆の日】

◾️ No.11-TRANSCRIPT

森の中を、熟した果実のような甘い匂いを頼りに追っている。足跡もクッキリと見えるようになってきた。どれだけ、時間が経ったんだろう?
異世界から戻され、逃げ出したカミを追跡し始め、舞を与えられ、あの場所を……。

凍える風を感じた。鏡像で見た風景、異世界の境界。

異世界で最初に助けてくれた魔女が立っていた。偶然はないって?


◾️ No.12

魔女との再会の後で、妻だった人の故郷に辿り着いたはずだった
かりそめの故郷

◾️ No.12-TRANSCRIPT

手の中に種がある。

異世界で妻だった人の故郷に辿り着いた。目にする誰からも、生気が感じられない。奥へ進むたびに熟し過ぎた果実の様な匂いが強まった。この場所を護るはずの御神木にも、霊気がない。

ここまでの旅で得た舞が幻惑を打ち破れば、彼女の故郷は緑に沈んでいた。いるのは、2人の助言者と……人の姿に近づいたカミだけ。

妻の祖母が、御神木の種を届けて欲しいらしい。


◾️ No.13

新たな歩みの中で、疑念が渦巻く。
【吉兆の日】

◾️ No.13-TRANSCRIPT

緑に沈んだ村から、奥へ奥へと進み続ける。あれほど、深かったはずの緑が枯れ始めていた。
このチグハグさは、何だろう? 追放されたのは、逃げたカミを追うため。でも自分の舞では、鎮めきれなかった。異世界から追ってきた影もそう。そして何故、種を届けさせようとするのだ?

助言者から渡されていた装具も、気になる点がある。これは影も……。


◾️ No.14

そして、疑問を解くカギは自身の異変が握っていた
【凶兆の日】

◾️ No.14-TRANSCRIPT

焼けるような胸の痛みで目が覚めた。そこで申し訳なさそうにしている異師に斬られたんだっけ。まさか、自分から流れた血が枯れた地面や足に……緑を茂らせるとは。異師の生物曰く、カミのような匂いを発しているから追跡は楽だったらしい。でも不老不死の酒の原材料にするには、不完全だったので生かされたようだ。

この痛みが、疑問だったナニかを線に繋げてくれた気がする。


◾️ No.15

灯籠の芯にされていた存在は……
【凶兆の日】

◾️ No.15-TRANSCRIPT

ただ、遠くから灰と化すまで傍観していた。

熟し過ぎた果実の様な匂いはついに人すらも誑かし、常封灯籠を破壊してしまう。人里へ降ろさない様にする結界は壊れ、灯籠から古く狂ったカミが解き放たれた。毒には毒を盛って……だったのか。

異師の生物達に、未完成なお前もあの匂いには狂ってしまうと止められた。


◾️ No.16

まだ深く眠りにおいていた、かつての幸せを夢見る
【吉兆の日】

◾️ No.16-TRANSCRIPT

煩くて目が覚めた。

夢の中では、異世界の自宅で妻とテーブルを囲んでいた気がする。確か、末っ子が独り立ちした日だ。あの家には、一度目の人生全てと言っても良い程に思い出が詰まっている。
何も持って来られな……あれ? いや、本当に?
あの日、妻から何か大切なことを言われた気がする。

何か爆ぜる音が煩いと思えば、異師の生物が卜骨占いをしていた。
鍵? 何のことだ??


◾️ No.17

気付かされた、思い出したくなかったこと
【凶兆の日】

◾️ No.17-TRANSCRIPT

カミが立ち竦んでいる場所に……疑似感を感じたんだ。

緑が枯れ果てて、大地も文明も崩れ去った場所。名残として残っている干からびた大樹にだ。

カミも、自分を未だ追ってくる影の方も見ることはできない。

異世界の事を思い出している場合ではないのに……カミの声が許してはくれなかった。
こんな真実はイヤだ。


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