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外資系企業で感じたキャリア形成の話

終身雇用が崩壊。
年功序列も解体。
年金はあてにならない。
そんな不安定な時代にある日本。

私は子供を育てる親として
”これからの時代はどう生きていくべきか?”
という問いに答えるべく日々奮闘しています。
子供の成長は待ってくれません。
そのため私自身が先陣を切って道を切り開き
より良いオプションを探し続ける必要があります。

純ジャパとして育った私は世界のことを全く意識していませんでした。
当たり前のように大学に入り大企業を目指す。
あーこれで定年まで安泰だ!なんて思考停止で思ったり。
これはある意味で正常ではあります。少し前の時代はそうでしたから。

私が最初に違和感を感じたタイミングは配属面談の時です。
(今では配属ガチャなんて言われてたりしますね。。。)
それはもうカオスだったのを今でも覚えています。

”XXX大学で魚の研究をしてました!エンジン設計がやりたいです!”
”えっなんで設計?生産配属でどう?”

”商学部出身ですが、経理は嫌です!海外営業やらせてください!”
”んー君は人事部配属ね!”

ん???全く意味が分からない。。。
地方出身の私からしたら、、、
同期たちは日本のトップ大学でキラキラした大学生活を送り
就活はスムーズに終わらせてきた強者ばかりでした。
でもみんなが話している会話の意味が分からなかったわけです。

えっ、そもそも何のために大学行ってたの?
会社って完全にスキル無視して配属してるの?
というより、どうやって配属を決めてるんだろう?
なんて疑問が頭の中を駆け巡ってました。

外資系で勤務するようになってこれらを振り返ると
根本的に採用の仕方が異なることを痛感します。
日系:総合職として一括りの採用
外資:ポジション別の採用

これってキャリア形成という観点から考えると
日系は会社があなたのキャリアを決める
外資は自分でキャリアを決める
という意味合いで見れます。

もっと言うと、外資(グローバル観点)では
+ 自己責任でキャリアを形成していくのが常識
+ 故にポジション獲得のために激しい競争が発生
+ 競争で勝つために自己研鑽は必須
となかなかに厳しい道が敷かれています。
そのためか外資にいる人は本当に勤勉な方が多い印象です。

日系にも良さはあると思いますので
一度キャリア形成の仕方を考えてみることをお勧めします。
よく外資と日系の違いを聞かれるので、1つの切り口のご紹介でした。

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