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カロク採訪記

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東京の災禍の歴史をたどり、それに向き合う人びとと出会い、記憶の地層を掘り起こす。2022年からはじまった事業「カロクリサイクル」に関わるレポートです。 https://www.…
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#展覧会

場はどうひらかれる?

2022年5月13日 カロク採訪紀 磯崎未菜 開催中の展覧会をまわってみよう 東京を歩き始めて5日目の今日は、NOOKの表現手法の一つである展覧会という形式について改めて考えてみようということになって、開催中の美術展をいくつかまわることにした。 昨日まで一緒だった中村くんは用事があったので、朝、瀬尾さんと二人で清澄白河駅待ち合わせ。ぱらぱらと雨が降っていて少し肌寒かった。 半蔵門線の改札を出て、道路の隅の方で瀬尾さんを待っている間、両手を広げてぐるぐると回りながら何度

私たちの生活と、そばにある版画

2022年5月12日 カロク採訪紀 磯崎未菜 町田市立国際版画美術館へ 今日は午後から町田市立国際版画美術館に行った。 メンバーは変わらず、NOOKメンバーの瀬尾さんと中村くんと私の3人。 町田市立国際版画美術館は町田駅から歩いて15分くらい。ここには版画作品を鑑賞するだけではなく、実際に作るための一般工房とアトリエがあり、一般開放されている。版画制作に明るくない人のための実技講座も開催されているので、以前から機会があれば参加してみたいなと思っていた。(施設利用のための