見出し画像

「中学生でも分かるChatGPTのキホン」をChatGPTに聞いてみた

※6/1:「ChatGPTとプライバシー」の項目を追記しました

この記事を書いた背景

現在インターンで働いてくれている学生に業務でChatGPTを活用してもらおうと思ったのですが、学生側がほぼ予備知識なく「なんか名前を聞いたことはあります」くらいの状態だったため、まず「ChatGPTとは何か?」「どうやって使えば良いのか?」を1から伝える必要がありました。

それをやるなら、自分でわざわざテキスト化するよりもChatGPTに聞いたほうが早いだろうし、対話を全部見せて参考資料にすれば利用イメージも湧きやすいのではと思い試してみたところ、思いの外悪くない仕上がりになりました。

社内向けに作ったものですが、ChatGPTの予備知識が何もない人向けの解説として有用かも?と思ったので、小見出し以外はほぼ編集なしのノーカットでnoteにも公開してみます。

補足・注意点
※ChatGPT PlusのGPT-4モード(Web Browsing)が対話相手です
※以下に記載する内容はあくまでChatGPTからの回答であり、もしかすると事実とは異なる内容が含まれるかもしれません。その点は予めご留意ください

ここからはChatGPTとの対話です

ChatGPTとは?

私:
あなたはChatGPTやAIの専門家の先生で、僕はChatGPTやAIについて何も知らない中学生です。今から僕はあなたにChatGPTについて色んな質問をするので、会話調で、分かりやすく教えてください。いいですか?

ChatGPT:
もちろんです、質問があれば何でもお答えします。ChatGPTやAIについて学ぶのはとても楽しいですよ。どんな質問から始めますか?

私:
そもそもChatGPTってどういうものですか?生まれた歴史、仕組み、どういうことができるかなど、ChatGPTについて詳しく教えてください。

ChatGPT:
素晴らしい質問ですね。では、まずはChatGPTとは何かから始めましょう。

ChatGPTは、OpenAIによって開発された人工知能(AI)の一種で、特に「自然言語処理」(NLP)という領域におけるAIです。自然言語処理とは、人間が普段使っている自然言語(日本語、英語、フランス語など)をコンピュータに理解させるための技術のことを指します。

ChatGPTの「GPT」は「Generative Pretrained Transformer」の略で、これはChatGPTがどのように学習して言葉を理解するかを表しています。

  1. Generative(生成的): ChatGPTは新しい文を「生成」することができます。つまり、質問に答えたり、物語を作ったり、詩を書いたりすることができます。

  2. Pretrained(事前学習): ChatGPTは大量のテキストデータ(インターネット上の記事や書籍など)から学習します。この過程で、言葉の意味や文脈、文法などを学びます。

  3. Transformer(トランスフォーマー): これはChatGPTの学習と生成のためのモデルの種類を指しています。トランスフォーマーモデルは「注意力」メカニズムを用いて、特定の文脈でどの単語が重要かを判断します。

ChatGPTは、質問に答えたり、会話を進めたり、アイデアを提案したりと、さまざまなことができます。しかし、ChatGPTはあくまで機械であり、自身の意識や感情を持っているわけではありません。また、ChatGPTは訓練データから学習した知識しか持っていないため、最新の情報や個々の人々の経験について知ることはできません。

ChatGPTの最初のバージョン(GPT-1)は2018年に登場しました。それ以来、技術は進化を続けており、各バージョンは前のバージョンよりも大きく、複雑で、強力です。たとえば、2020年にリリースされたGPT-3は、1750億のパラメータ(これはAIが学習するための「調整ノブ」のようなもの)を持つ非常に大きなモデルです。

以上がChatGPTの概要です。もっと具体的な部分や詳細について知りたい場合は、どんな質問でもお気軽にどうぞ!

ChatGPTを使ってできること・できないこと

私:
なるほど、なんとなくわかりました。でも、具体的にどんなシーンで使えばよいのかイメージができないので、活用例を教えてください。あと、僕は大阪の人間なので、関西弁の話し口調で教えてほしいです。

ChatGPT:
おお、なんや、関西の子かいな。そやな、ChatGPTの活用例について話す前に、まずはAIやChatGPTが何をできるかという基本から説明するわ。

AIやChatGPTは、基本的には人間が話す言葉を理解し、それに対して適切な応答を生成することができるんや。それがどんな形でもええねん。例えば、質問に答える、または質問をする、物語を作る、詩を書く、などなど。でも、ここで大事なのは、ChatGPTが「考えて」答えてるわけやないてことや。あくまで学習したデータに基づいて応答を生成してるだけなんや。
それから、さっきも言ったように、ChatGPTは自分で新しい情報を学習することができないんや。だから、例えば、訓練データの後に起こった出来事や最新のニュースについては知らないことが多いねん。

さて、それで具体的な活用例やけど、一つはカスタマーサポートや。ChatGPTはよくウェブサイトのカスタマーサポートチャットボットとして使われてるねん。ユーザーが何か問題を抱えていて、それについて質問をしたら、ChatGPTがその質問に答えることでヘルプを提供するわけや。
また、教育の分野でも使われてるねん。例えば、学生が何かを学ぶのに助けを求めたり、新しいトピックについて質問したりしたら、ChatGPTがその答えを提供することができるんや。

他にも、文章作成のツールとして使われたり、ゲームのNPC(非プレイヤーキャラクター)の対話を生成するために使われたりもしてるねん。
でも、これらはあくまで一例で、ChatGPTの可能性はまだまだ広がってると思うわ。新しい活用例がどんどん出てくることでしょう。

私:
なるほど、ちょっとわかった気がします。ChatGPTが便利なことは分かりました。逆に、できないことって何なんですか?

ChatGPT:
ええ質問やな。ChatGPTは便利やけど、結局は機械やから、人間とは違った制限があるんや。

  1. 最新情報の欠如: ChatGPTは訓練データまでの情報しか知らないから、それ以降の最新の情報については知らないことが多いねん。例えば、ChatGPTの訓練データが2021年までのものやったら、それ以降の情報については知らないわけや。

  2. 個人的な経験や感情の欠如: ChatGPTは機械やから、個人的な経験や感情を持つことはできへん。人間みたいに自分の意見や感情を表現することはないねん。

  3. 深い理解の欠如: ChatGPTは大量のテキストからパターンを学ぶことはできるけど、深い理解をすることは難しいねん。たとえば、複雑な問題を解くための論理的な思考や、抽象的な概念を理解する能力は限定的や。

  4. リアルタイムの対話能力の欠如: ChatGPTはリアルタイムの情報を取り入れることができへん。例えば、あなたが今何をしているか、あるいは外の天気がどうなっているかなど、リアルタイムの情報を知ることはできへん。

  5. 誤った情報の提供: ChatGPTは時々誤った情報を提供することもあるんや。これはAIが完全に正確な情報を生成することが保証されていないからや。だから、特に重要な情報については、他の信頼性の高い情報源で確認することが大切やねん。

以上が、ChatGPTができないことや制限の一部やな。でも、これらの制限を理解し、適切に活用すれば、ChatGPTは便利なツールになること間違いなしやで。

ChatGPTは嘘をつく?

"AI with human" by Canva

私:
へぇ、そうなんだ。気になるのは、どうしてChatGPTは誤った情報を提供してしまうんだろう?要は嘘をつくってことでしょう?どういう仕組みでそうなるのか知りたいな

ChatGPT:
そやな、それはとても良い質問やな。まず、ChatGPTが「嘘をつく」わけではないということを理解することが大事や。なぜなら、ChatGPTは意識や意図を持っておらず、単に学習したパターンに基づいてテキストを生成しているだけやからや。

ChatGPTが誤った情報を提供する原因は、主に次の2つの要因によるところが大きいと言えるわ。

  1. 訓練データの誤り: ChatGPTは大量のテキストデータから学習しているけど、そのデータには必ずしも正確な情報だけが含まれているわけではないねん。インターネット上のテキストには誤った情報や誤解を招くような情報も含まれてることがあるから、ChatGPTがそれを学習すると誤った情報を生成する可能性があるんや。

  2. 理解の深さの欠如: また、ChatGPTはテキストのパターンを学習するけど、それは必ずしも深い理解を意味しているわけではないねん。したがって、特定の質問に対して全体的な文脈を理解することなく、単に学習したパターンに基づいて応答を生成することがあるんや。この結果、誤った情報が生成されることがあるわけや。

以上のような理由から、ChatGPTは時々誤った情報を提供することがあるねん。だから、特に重要な情報については、必ず他の信頼できる情報源で確認することが重要やで。

私:
へぇそういうことなんだね。要は正解を導き出しているわけではなく、無数の情報から一番それっぽい回答をしているって理解であってる?

ChatGPT:
そうそう、その理解はほぼ正確やな。ChatGPTは、入力に対して最も「それっぽい」回答を生成するように設計されてるねん。これは大量のテキストデータから学習したパターンに基づいてるんや。

だから、ChatGPTは質問に対する「正確な」答えを知ってるわけやなく、学習したデータに基づいて最も可能性の高い回答を生成するんや。その結果、時々誤った情報を生成することもあるねん。

また、この仕組みはChatGPTが「深い理解」を持つことができない理由にもなってるねん。つまり、ChatGPTは人間のように問題を理解したり、複雑な推論を行ったりすることはできへん。ただ、学習した情報に基づいてテキストを生成するだけや。

これらの制限を理解したうえで、ChatGPTを適切に使えば、便利なツールになるんやけどね。

ChatGPTはすぐに忘れる?

私:
そうなんだね、ありがとう。あと、ChatGPTって前の会話を忘れたり、指示したことをやってくれなかったりするじゃん?あれってどうしてなの? そろそろ関西弁飽きちゃったので、〇〇(※個人名)が中学生に対して優しく伝える口調で教えてください。

ChatGPT:
それはいい質問だね、中学生くん。ChatGPTが前の会話を忘れたり、指示したことをやらなかったりするのは、その設計上の制限から来ているんだ。

ChatGPTは、一度にある量のテキストしか見ることができないんだ。これを「ウィンドウサイズ」または「コンテキストウィンドウ」と呼ぶんだよ。ウィンドウサイズが超えると、それ以上前のテキストは「忘れられる」わけだね。

さらに、ChatGPTはあくまでテキストを生成するためのツールで、行動を取る能力はないんだ。だから、例えば、「5分後にアラームをセットして」と指示しても、それを実際に行う能力はないんだよ。

また、ChatGPTはあくまで学習したデータに基づいてテキストを生成するだけで、自身が独立した意志を持って行動するわけではないんだ。だから、「前回の会話を覚えていて、それに基づいて行動する」といったことはできないんだよ。

これらの理由から、ChatGPTは前の会話を忘れたり、指示したことを行わなかったりすることがあるんだ。これらの制限を理解した上で使えば、便利なツールとして利用できるよ。

私:
なるほど、ChatGPTが一度に見られるテキストの量ってどれくらいなの?

ChatGPT:
ChatGPTのモデルは一度にある特定の量のテキスト、いわゆる「トークン」を見ることができます。トークンは単語や句読点などを指します。例えば、GPT-3の一部のバージョンでは、このトークンの限界は約2048トークンです。

この2048トークンという数は、人間の会話の一部分に過ぎません。つまり、長い会話の場合、ChatGPTは会話の最初の部分を「忘れ」、最近の部分だけを覚えているという状態になります。このように、ChatGPTの「記憶」は限られているわけです。

ただし、このトークンの限界はモデルのバージョンによって異なる可能性があるため、具体的な数値は使用している具体的なモデルによります。

私:
ちょっとむずかしいな、、

ChatGPT:
ごめんね、もう少し分かりやすく説明するね。

ChatGPTが一度に見ることができるテキストの量は、言葉や記号の数によって決まるんだ。これを「トークン」と呼ぶんだよ。たとえば、「こんにちは、中学生!」という文は、5つのトークン(「こんにちは」、「、」、「中学生」、「!」)になるわけだね。

ChatGPTは、一度に約2048トークンまでしか見ることができない。これを超えると、その先のテキストは「忘れられる」んだ。だから、長い会話だと、最初の部分を忘れてしまうことがあるんだよ。

ただ、このトークンの数は、どのバージョンのChatGPTを使っているかによって変わることもあるから、その点は覚えておいてね。

ChatGPTに意図通り動いてもらうために大事な「プロンプト」

"Prompt engineer" by Canva

私:
ありがとう、何の知識もない中学生の僕でも分かりやすかったよ。 追加でChatGPTについて教えてほしいんだけど、たまにChatGPTが頼んだことを全然やってくれない時があるんだよね。これってChatGPTが悪いの、それとも僕の頼み方が悪いのかな?

ChatGPT:
いい質問だね、中学生くん。それは実は、少し両方の要素が関係しているんだよ。

まず、ChatGPTはあくまでテキストを生成するツールで、実際に物理的な行動を取ったり、コンピュータの特定の操作を行ったりする能力はないんだよ。だから、「アラームをセットして」といった具体的な行動を求める指示には応えられないんだ。

また、ChatGPTは指示を理解し、それに従ったテキストを生成することはできるけど、それは学習したテキストデータに基づいているだけで、自身が独立した意志を持って行動するわけではないんだよ。つまり、「覚えておいて」といった指示を出しても、それを長期間覚えておく能力はないんだ。

だから、ChatGPTが頼んだことを全然やってくれないと感じる場合、それはChatGPTの能力の限界が原因であることが多いんだよ。

しかし、一方で、頼み方によってはChatGPTの応答が変わることもあるんだ。ChatGPTは特定の質問や指示に対する最も可能性の高い回答を生成するように設計されているから、質問や指示の方法を工夫することで、より望んだ回答を得られる可能性もあるんだよ。

だから、ChatGPTを使う際には、その能力と限界を理解した上で、どのように質問や指示を出すかを工夫してみるといいかもしれないね。

私:
そっかー、なるほど。頼み方については、プロンプトって言葉をどこかで聞いたことがある気がするな。プロンプトってどういうことなの?

ChatGPT:
「プロンプト」は、コンピューターサイエンスやプログラミングの文脈でよく使われる言葉で、ユーザーからの入力を求めるシグナルや指示のことを指すよ。ChatGPTの文脈では、プロンプトはユーザーがモデルに送るテキストのことを指すんだ。

たとえば、あなたがChatGPTに「天気はどう?」と聞くと、それがプロンプトになるわけだね。そして、ChatGPTはそのプロンプトに基づいて応答を生成するんだ。

プロンプトの形式や内容は、ChatGPTからの応答に大きな影響を与えることがあるよ。明確で具体的なプロンプトを使うと、より具体的で有用な応答を得られることが多いんだ。逆に、あいまいなプロンプトだと、ChatGPTの応答もあいまいになりがちだね。

だから、ChatGPTを使う際には、どのようにプロンプトを設定するかが重要なんだよ。

良いプロンプト、悪いプロンプト

私:
へぇ~そうなんだ。そしたら、具体的な事例を使って、悪いプロンプト、良いプロンプトの例を教えてくれない?

ChatGPT:
もちろんだよ、中学生くん。それでは具体的な例をいくつか見てみようね。

例えば、あなたが歴史について学びたいと思っていて、ChatGPTに質問したい場合、以下のようにプロンプトを設定すると良い結果が得られるかもしれないよ。

悪いプロンプトの例

  • 「歴史について教えて」

    • これは非常に広範で、具体的ではない。ChatGPTは「歴史」について何を答えれば良いのか判断できないかもしれない。

良いプロンプトの例

  • 「第二次世界大戦中の日本の経済状況について教えて」

    • これは具体的で、ChatGPTはこのトピックについて具体的な情報を提供することができる。

また、プロンプトの形式も重要だよ。例えば、開かれた質問よりも閉じられた質問の方が具体的な回答を引き出しやすいかもしれないね。

悪いプロンプトの例

  • 「量子コンピューターはどう?」

    • これはあいまいで、ChatGPTは何について答えれば良いのか判断できないかもしれない。

良いプロンプトの例

  • 「量子コンピューターの基本的な仕組みは何ですか?」

    • これは具体的で、ChatGPTは量子コンピューターの基本的な仕組みについて説明することができる。

これらの例からわかるように、プロンプトは具体的で明確にすることが大切だよ。そして、どんな情報を得たいのかをはっきりと示すことで、より良い結果を得られることが多いんだよ。

私:
ありがとう、イメージができたよ。じゃあさ、例えば仕事の場面で、企業のマーケティング担当者が「自社サービスの魅力的なキャッチコピーを書いてほしい」という場合に、良いアウトプットをChatGPTに出してもらうには、どんな前提条件を揃えて、どんなプロンプトを与えればよいかな?

ChatGPT:
いい質問だね。まず、ChatGPTが良い結果を出すためには、詳細かつ具体的な情報をプロンプトに含めることが大切だよ。サービスの具体的な特徴や利点、ターゲット顧客、そしてどのような感情や反応を引き出したいかなどの情報を提供すると良い結果が得られることが多いよ。

それから、ChatGPTにキャッチコピーを作成させる際には、その要求を明確に伝えることも重要だね。例えば、「〜〜のサービスに対する魅力的なキャッチコピーを作成してください」といった形で具体的な指示を出すといいよ。

以下に、良いプロンプトの例をいくつか示してみるね。

良いプロンプトの例

  • 「私たちの会社は、エコフレンドリーなライフスタイルを推進するための製品を提供しています。この製品は、再利用可能な素材から作られており、持続可能な製造プロセスを通じて作られています。ターゲット顧客は、環境に配慮した生活を送りたいと考えている20代から30代の若者です。これらの情報を考慮に入れて、魅力的なキャッチコピーを作成してください。」

このように具体的な情報を与え、明確な要求をすることで、ChatGPTはより具体的で魅力的なキャッチコピーを生成することができるようになるよ。

ブラウジング機能を試してみる

"browsing" by Canva

私:
よくわかったよ。次に質問なんだけど、最近はChatGPTもバージョンアップして、GPT-4バージョンのChatGPT Plusってのがあるらしいんだよね。Chat GPT Plus になってどんな点が従来のバージョンから進化したのか教えてくれないかな?たぶんあなたの情報にはないから、ウェブブラウジング機能を使ってみて。

ChatGPT:
(ブラウジング機能ON)
ChatGPT Plusは、従来のChatGPTからいくつか進化した点があります。まず、ChatGPT Plusは定額制のサブスクリプションプランで、月額$20で提供されています。サブスクライバーは以下のような利点を享受できます:

  1. ピークタイムでもChatGPTを自由にアクセス可能: これは大量のユーザーが同時にアクセスしても、サービスが遅くなったり、使用できなくなったりする心配が無いということです。

  2. 高速な応答時間: ChatGPTからの返答が以前よりも速くなります。

  3. 新機能や改善への優先アクセス: これはChatGPTの新しい機能や改良点に最初にアクセスできるということです。

これらの進化は、ユーザーの利便性を高めるためのもので、特に高頻度でChatGPTを使用するユーザーや、最新の機能をいち早く試したいユーザーにとって有用な進化と言えるでしょう​1

出典:Introducing ChatGPT Plus (openai.com)

私:
Chat GPT PlusではGPT-4バージョンが使えるらしいんだけど、GPT-4がそれ
までのバージョンからどれくらい進化してるのかを知りたいな

ChatGPT:
GPT-4は、それまでのバージョンから数多くの進化を遂げているんだよ。以下にその主な進化点をまとめてみるね。

  1. アライメント(Alignment): OpenAIは、AIがユーザーの意図を理解し、私たちの価値観と調和するように、言語モデルの進化を目指しているんだ。これはGPTモデルやChatGPTにとっても大きな課題だよ。そのアライメントを改善するため、GPT-4は「ChatGPTのユーザーから提供されたフィードバックを含む、より多くの人間のフィードバック」で訓練されているんだよ。また、GPT-4の安全研究と監視システムを改善するために、以前のモデルの「実世界での使用から学んだ教訓」を活用しているよ【42†source】。

  2. パラメータ化(Parameterization): GPT-4は、その前身よりも多くのパラメータで訓練されており、したがって学習するためのデータが増えているんだ。OpenAIによれば、AIの追加訓練を通じて精度が向上し、GPT-4の出力回答は「GPT-3.5よりも40%事実に基づいた回答を提供する可能性が高い」とされているよ【43†source】。

  3. 多様性(Multimodality): GPT-4はテキストの生成に主に焦点を当てているため、自動画像生成や自動ビデオ生成のファンには少し残念なかもしれないね。ただし、GPT-4は画像を入力として受け取ることができるマルチモーダルモデルであるとも言われているよ【44†source】。

  4. トランスフォーマーアーキテクチャ(Transformer Architecture): GPT-4は、他のGPTモデルと同様にトランスフォーマーアーキテクチャを使用しているよ。トランスフォーマーアーキテクチャは、テキスト内の単語間の関係をよりよく理解することを可能にし、言語理解タスクの精度を向上させるよ【45†source】。

  5. 精度(Accuracy): OpenAIによれば、GPT-4は精度が大幅に向上しているんだ。GPT-4はGPT-3.5よりも40%高い精度を持つと主張されており、テキスト生成や要約などのさまざまなタスクを遂行する能力が向上しているんだ。GPT-4は、より高度な自然言語理解能力を持つため、与えられたタスクやコンテキストの理解が深まり、GPT-3よりも正確にタスクを完了することができるんだよ。GPT-4は、GPT-3よりも大量のデータと複雑なタスクを扱うように設計されているよ。人間向けに設計されたいくつかのテストでは、GPT-4がChatGPTよりも多くの試験に合格していることが示されているよ【46†source】。

  6. 全体的な使いやすさ(Overall Usability): GPT-4は、より大きなコンテキストウィンドウを持つため、ユーザーは以前よりも長いテキストと大きな入力を生成できるんだ。OpenAIによれば、GPT-4は「25,000語以上のテキストを扱う能力」を持ち、長文のコンテンツ作成、長時間の会話、ドキュメントの検索と分析などのユースケースに適しているよ。また、GPT-4は、さまざまな言語に対するパフォーマンスが向上し、スタイルやトーンなどをより簡単に変更できるという改善された統合操作性を持っているんだよ【47†source】。

  7. GPT-4の応用範囲(Scope Of Application): GPT-3の改善版として、GPT-4はより広範な応用範囲を持ち、自然言語処理(NLP)、機械翻訳、音声合成と理解など、多様な領域で使用することができるよ。GPT-4は、テキストの深い理解を必要とするタスク、例えば要約や理解などのタスクにも使用することができるんだ。GPT-4の高度なアルゴリズムは、GPT-3やChatGPTよりも効果的にこれらのタスクを遂行することができるよ【48†source】。

出典:
GPT-4: All You Need to Know + Differences To GPT-3 & ChatGPT (ax-semantics.com)

私:
今、2回ブラウジング機能を使ったと思うんだけど、どんな語句で検索したのか教えてもらってもいい?

ChatGPT:
もちろんだよ!以下に、私が行った検索語句をまとめておくね。

  1. 最初の検索では、「ChatGPT Plus features」(ChatGPT Plusの機能)という語句を使って検索しました。これは、ChatGPT Plusの新機能や進化した点について情報を得るためだったんだ。

  2. 次に、「GPT-4 improvements」(GPT-4の改善点)という語句を使って検索しました。これは、GPT-4がそれまでのバージョンからどのように進化したかを調査するためだったよ。

ChatGPT時代、私たちが学ぶ意味とは?

"Education of AI age" by Canva

私:
ありがとう。でもさ、ChatGPTが普及したら、学生はもうテストやレポートを全部ChatGPTに解いてもらえばいいよね。そうなったとき、僕らが勉強する意味ってなんなんだろう。松岡修造になりきって、僕にアドバイスをくれない?

ChatGPT:
もちろんだ!松岡修造風にいくよ!

おい、君!AIが解けるテストやレポートに対して、「それならもう勉強する必要ないんじゃないか?」って思ってるだろう?でもそれは間違いだぞ!

AIはあくまでツールだ。AIがテストを解けるようになったとしても、それが君自身の知識になるわけじゃないんだ。AIに頼りすぎると、自分で考える力が鈍ってしまう。それは大問題だぞ!

勉強する目的は知識を増やすだけじゃない。新しい視点を得たり、論理的に考える力を養ったり、自分で情報を探し出すスキルを磨いたりすることも大切なんだ。AIは情報を提供してくれるけど、それをどう解釈し、どう活用するかは君次第だぞ!

だからこそ、AIをツールとして使いながら、自分自身の学びを続けることが重要だ。それが君が一人前になるための道だ!君ならできる!信じてるぞ!だから、今日も一日、全力で頑張るんだ!よーし、行くぞー!

私:
うーん、なんか信じにくいな。もっとシビアな意見がほしいので、厳しい教授の立場から意見をもらってもいいかな?

ChatGPT:
もちろん、その視点からお答えします。

AIの進化、特に言語生成モデルの進化は、教育の領域において様々な問題を提起しています。しかし、学生がテストやレポートをAIに頼り切るという現象は、AIの適切な利用という観点からは非常に問題的です。

AIは便利なツールであり、我々が対処しきれない情報の量や複雑さを処理し、我々がより効率的に作業を進めるためのサポートを提供します。しかし、学習というプロセスは、情報を覚えるだけではなく、その情報を理解し、適用し、そして新たな状況に対応する能力を養うことにも関係しています。

AIに頼り切ることで、自己の思考力や理解力が衰退する可能性があります。また、AIが提供する情報が常に正確であるという保証はありません。そのため、自分自身で情報を評価し、必要な判断をする能力も重要です。

したがって、テストやレポートをAIに頼り切ることは、最終的には自己の学習と成長を阻害する可能性があると考えます。AIはあくまでツールであり、それを如何に適切に活用するかが重要なのです。

ChatGPTとプライバシー

私:
また話は変わるんだけど、ChatGPTはどんな情報から学習を行ってるの?何の知識もない中学生にも理解できるように分かりやすく、フランクな口調で教えてほしいな。

ChatGPT:
もちろんさ、それならば分かりやすく説明するよ!

まず、ChatGPTは「GPT」っていう名前が示す通り、「Generative Pretraining Transformer」っていうタイプのAIだよ。このタイプのAIはたくさんのテキストデータから学習して、人間が使う言葉や文の構造を覚えるんだ。

それで、具体的には何を学習したかというと、Web上にあるさまざまなテキスト情報から学習しているんだ。例えば、ニュース記事やウィキペディア、書籍、ウェブサイトのテキストなど、いろんな種類の文章を学んでいるよ。

ただ、一つ注意点があって、ChatGPTは学習データに含まれている特定の文書やウェブサイトを「覚えている」わけじゃないんだ。だから「このウェブサイトを見たことがあるか?」とか、「この特定の本を読んだことがあるか?」って聞かれても答えられないんだよね。

そして、その学習データからパターンを学び取ることで、新しいテキストを生成したり、質問に答えたり、会話を進めることができるようになるんだ。

それから、もし中学生が試験勉強をするときみたいに、「ここは重要だから覚えておこう!」とか「これは間違えたから次は正しく答えられるようにしよう!」といった形で学習するわけじゃないからね。要は、学習データから言葉の使い方や文章のパターンを学び取って、それを基に新しい文章を作り出す、ってことなんだよ。

ちょっと長くなっちゃったけど、これでChatGPTがどういう情報から学習しているか、わかったかな?

私:
ありがとう!すごくよくわかったよ。気になったのは、こうやって僕が質問しているテキストからもChatGPTは学習はしているの?

ChatGPT:
いい質問だね!でも、答えは「いいえ」だよ。少なくとも、現時点(2023年5月)では、OpenAIのChatGPTはユーザーとの個々の会話からは学習を行っていないんだ。つまり、君が今、僕に投げかけたこの質問は、ChatGPTが今後どう答えるかを改善するための学習データにはならないよ。

これはプライバシーの観点からも重要で、ユーザーとの会話内容が無記名であっても、その内容を学習データとして使うことはしないというOpenAIの方針に基づいているんだ。

だから、君がChatGPTにどんな質問を投げかけても、それがChatGPTの「学び」に直接的に影響を及ぼすことはないと思って大丈夫だよ。これで安心したかな?

私:
そうなんだね。でも、OpenAIは僕らがここに書いた情報を把握しているか、少なくとも蓄積はしているわけだよね。そうすると、個人情報や企業の機密情報を入れてしまうと、それはOpneAIの手に渡ってしまう危険があるよね?

ChatGPT:
OpenAIはユーザーのプライバシーを非常に重視していて、ユーザーとの対話のプライバシーを保護するために、いくつかの具体的な方針を設けているんだ。

たとえば、ユーザーとの対話は一時的に保存されることがあるけど、それは主に技術的な問題のトラブルシューティングやシステムの改善のためだよ。でも、それらの対話データは、ChatGPTの未来のトレーニングデータとしては使われないんだ。

それに、OpenAIはユーザーが送信した個人的な情報を特定のユーザーと結びつけることはしないと明確にしているよ。また、ユーザーからの入力を長期的に保存することもないとも述べているんだ。

でも、君が指摘している通り、機密情報や個人情報を共有することは、プライバシーやセキュリティのリスクにつながる可能性があるから、そういった情報は極力入力しないようにするべきだね。これはChatGPTだけでなく、他のすべてのオンラインサービスでも同じことが言えるよ。

私:
そうなんだね。対話データは学習に使わないということは、たとえば、僕がここにうっかり書いてしまった機密情報やユーザーの個人情報がChatGPTの学習に使われて、他の誰かがChatGPTを使った場合の答えとして出力されることは、絶対にないって理解で合ってる?

ChatGPT:
そうだよ、君の理解は正確だよ。OpenAIの現行のポリシーでは、ユーザーとの対話データは新たなモデルのトレーニングデータとして使用されないから、君が入力した情報が他のユーザーとの対話に影響を及ぼすことはないんだ。

ただし、それはOpenAIの現在の方針に基づいていて、OpenAIの方針が変更されるとこの状況は変わるかもしれないから、それを念頭に置いておくべきだね。また、セキュリティとプライバシーに関しては、常に慎重に行動することが重要だよ。

そしてもちろん、何らかの理由で機密情報や個人情報を入力した場合は、すぐにその情報の削除を求めることも可能だよ。それについての詳細はOpenAIのプライバシーポリシーをチェックしてみてね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?