ピアノを弾く上で音楽理論の勉強は必要なのか⁉️
表現力を高めようとショパンのノクターンを弾いている。
前回は20番をみてもらったので、今回は19番をみてもらった。
細かなミスはあったけど、概ね弾けてる(と自分では思っている)。
弾いたあと先生からの質問。
『この曲はどんなふうに構成されていますか?』
(いつものヤバイ質問だ‼️私は音符は読めるけど音楽理論は全然わからない。基本的な『調』も実はほとんどわからない😂)
ゴロじろう
『ノクターンはABA(主旋律ー副旋律?ー主旋律)で構成されていることが多いと思います』
先生
『ではどこまでがAですか?』
ゴロじろう
『えーっと、これが主旋律だから、えーっとここからも主題と同じで、あれ、ここからBでしょうか?』
(あー、何とも頼りない答え💦)
『あ、ここで転調してます‼️』
(ちょっと調が変わった部分、わかる😅)
先生
『では何調に転調しますか?』
(何調か聞かれることが多いので、もともとが何調の曲かは予習するのだけど、それ以外わからない😖)
ゴロじろう
『…イ長調。』
先生
『うーん……』
ゴロじろう
『イ長調じゃないのか。イ短調!』
先生
『うーん…』
ゴロじろう
(シャープ4つ付くっぽいな。これでどうだ⁈)
『ホ長調!』
もう適当に言うしかない(本来、当たり外れではないのだけどね💦)。
先生の顔、かなり渋い。
…そんなこんなでかなり不毛なやり取りがしばらく続く。
シャープ#️⃣一つだと長調の場合はト長調。短調の場合はホ短調となる。
あぁ、そうです、そうです
先生
『ホ短調のスケール、弾いてみてください』
ゴロじろう
(あたあたして弾けない😱)
またその後、先生の和音の説明がスタート。
先生
『ホ短調の基本の和音(Ⅰ度)はミソシで、それから1度ずつ上がっていくと、ホ短調のⅥ度の和音はドミソとなるんですよ』
『このⅠ度とⅥ度は安定の音。完成の音。Ⅳ度からⅤ度への移動とか、Ⅴ度からⅥ度へは解決に向けての移行で、曲はこうやって終わるんです。』
『どうしてこういう音の並びなのか理論がわかって構成がわかってくると、解釈が容易になって見えてくる世界が違ってくると思います。』
『ピアニストもその曲の構成を学び、曲が作られた時代や背景を調べ学び、解釈して自分の音楽へと落とし込んでいくんです』
うーん、音楽理論とやらに全く縁がなかったので本当に苦手。そもそも大人になってから初めて和声という言葉を耳にし、3度の和音とか6度の和音とか耳にした。スケールとかアルペジオという言葉を耳にしたのもそう。
本当に何も知らないし、わからないのだ。
例えばト長調がソから始まる音階なんだとわかったのも大人になってから。このレベルなので先生の質問にはいつも本当に答えられない。
ドをCと表すのもnoterさんの記事を読んで知った。
音楽を大学で学んだ先生のいうように、理論が少しわかれば曲の解釈が多少なりとも出来るようになるのかもしれない。
そんなタイミングでかてぃんさんの『音楽と数学』という動画を見た。音楽と数学がどう関係するのだろうと思っていたのだけど、1オクターブはちょうど半分の周波数で1:2の整数比で表されること。なぜ5度の重音は美しく聴こえるのか?オクターブの中になぜ12音あるのか、5音や19音ではダメなのか?などなど、数学と深く関わっていることを話していた。
音楽理論って大事なんだー。
私が本当に知らなくて、やりたくないのが音楽理論。でも見える世界が違ってくるなら少しぐらい勉強したほうがいいのかもしれない。
調を聞かれても結局わかってないからまともに答えられない。
今日のレッスンではツェルニー30番の29番とノクターン19番を一度弾いただけで、あとは音楽理論のお勉強だった。でも20分ほどの講義では理論は理解できない。
今日わかったのは、音楽理論を学ぶことでピアノの世界が何か変わりそうだということ。
次回までに楽典で良さそうなものを先生がピックアップしておいてくれるとのこと。
音楽理論を知らなくてもピアノは弾けると思う。
そして、正直わからないものに取り組むのはパワーが要る。
が、見えるものが変わるかもしれないのだからちょっと頑張ってみようと思う。
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